その後のツチアケビ
今日は、遠方より従妹が墓参にやって来ました。その通り道脇に、出芽から観察して来たツチアケビがあります。従妹は都会に住んでいますが、自然観察が好きな人なので、それを見せたくて車を停めました。
ところが姿が見えません。どうしたのだろう?
近づいて確認すると、花径ごと倒れていました。誰かに連れ去られてしまったのではなくて良かった・・。
ツチアケビは、塵のような種子を宿す蒴果が多いラン科植物の中では珍しく、液果の中に種子を宿します。そして、種子の運び手の一つが野鳥であることが、研究者によって明らかにされています。果実が赤い事や地表から少し上がった位置に果実が生る事なども、野鳥の目につきやすい特徴だそうです。ただ食痕のある果実は珍しく、黒くなるまで残っている場合が多いと認識しています。
発芽の確立を高くするために、ツチアケビが栄養依存するナラタケの菌糸が存在する場所・・親株の近くに散布される割合が多くなっているのかもしれません。この辺りの土と枯れ枝葉を採集して湿度維持した容器に種子を撒けば、実生発芽が出来るかも?なんて思っています。丹沢の師匠は、無菌播種ではなく菌床への直播で発芽に成功しています。別名をツルツチアケビと呼ばれているタカツルランの発芽にも成功している凄い人です。
ヤツシロラン類などの腐生ラン(菌従属栄養植物の野生ラン)に魅入られた師匠の手ほどきを受け、不思議な植物の一端を垣間見る事が出来ました。師匠に感謝です。
















































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