植物園

2021年3月11日 (木)

植物園の圃場

植物園の湿地エリアに、ミツガシワを植えて来ました。ミツガシワの根はとても長く絡み合っていて、切り分けないと持ち上がらないくらいでした。かなり個体数がありましたので、開花が楽しみです。

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我が家のミニビオトープで栽培していた、アサザとヒツジグサも植えて来ました。ずっと広くて良い環境なので、大きく成長してくれると思います。

圃場の様子を少し掲載します。

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圃場には、新たな桜の苗木が植えられていました。この場所で、園内への移植を待ちます。既に植えられたものも含めると、かなりな本数になります。まだ幼木なので、見頃になるのはずっと先になりますが、その時期を想像しながら見守るのも楽しいです。

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カワヅザクラやシュゼンジザクラなど、早咲きの桜は葉が展開していました。今年は、我が家のカワヅザクラも例年よりずっと早く散ってしまいました。奥の方には、草本類栽培用のマルチングビニルが敷かれていました。

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ウコン(サクラ)の苗木がありました。このサクラを初めて見たのは、昇仙峡の奥にある金櫻神社でした。ブログ「やまぶどうの徒然日記」を開設した年の春でしたから、11年前の事になります。歳月の経つのは早いものです。


そろそろ、マメザクラが咲き始めているかもしれないと思っていたのですが、もう少し先になりそうです。昨年、初めて八重咲のマメザクラの花を見ました。写真を撮り忘れましたので、今年は逃さないようにしたいと思います。

植物園はとても広いので、苗木の購入だけでなく、実生栽培、挿木、接木など、いろいろな方法で数や種類を揃えて行かなければなりません。学ばなければならない事も多いですが、夢が見られて楽しいです。

2021年2月20日 (土)

植物園(2月中旬②)

西南エリアの様子です。

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各所で富士山が良く見えます。シカ柵(網)手前には、サンショウバラが植えられています。

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西エリアを南端に向かって進むと、シカ柵と門扉に囲まれたエリアがあります。中には、オオシマザクラの品種などが植えられています。花が咲いたら、接写して違いを学ぼうと思っています。

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まだ幼木ですが、本数も多く将来が楽しみなエリアです。隅には、予備木が控えていました。

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いつの間にか、ミツマタも植えられていました。

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彼方には、伊豆の山々や駿河湾が見えています。ロケーション抜群の植物園です。

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こちらは、ハコネグミです。家の近くで見るナワシログミは常緑低木ですが、ハコネグミは落葉低木です。


西エリアには、この他にも針葉樹林や落葉樹林の植物保全エリア、そして川へ下る斜面になったエリア、竹林などがあります。一度、全エリアを歩いてみましたがとても疲れました。少しずつ進化して行くのを見守るのは、いろいろな夢が見られて楽しいです。

2021年2月19日 (金)

植物園(2月中旬①)

16日に、造成中の植物園を見て来ました。西北エリアで気になったものを、掲載します。

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暖かい日差しを浴びて、ノビルやヨモギが伸び始めていました。次回訪問時に、少し頂いて来ようと思います。

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ウメのエリアでは、咲き始めた花がとても良い香りを漂わせていました。

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湿地エリアには、ミツガシワが待機しています。3月になったら植付を手伝う予定です。浮島ヶ原自然公園に移植されたミツガシワとは別の場所のものなので、花柱の長さが気になります。もし、長短の二種類があれば種子が得られ実生栽培が可能かもしれません。

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湿地エリアの数年後の景色に思いを馳せていると、可愛いカエルの鳴き声が聞こえて来ました。見まわると、彼方此方にヤマアカガエルが卵を産んでいました。

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隣接する圃場では、沢山のサンショウバラやアジサイの仲間が待機しています。

②では、西南エリアの様子を掲載します。