キヨスミミツバツツジとシロバナタチツボスミレ
22日に、今月二度目の不法投棄監視パトロールに行って来ました。そのコースで出会った、ちょっと珍しい花を撮ってみました。
【キヨスミミツバツツジ】
林道脇にミツバツツジの花が咲いていました。ミツバツツジの花もそろそろ終盤かと思って見上げると「あれっ、雄蕊の数が多い」。
片手持ちで接写すると、通常のミツバツツジのように雄蕊が5本ではなく、10本ありました。地域で雄蕊が10本のミツバツツジの仲間は、キヨスミミツバツツジかトウゴクミツバツツジです。この花には、雌蕊の付け根に腺毛が生えておりませんので、キヨスミミツバツツジです。
ツツジ科ツツジ属キヨスミミツバツツジ(Rhododendron kiyosumense (Makino) Makino)。
【シロバナタチツボスミレ】
スミレのファンは多く、山野でとても詳しい人に出会ったことがあります。私にとっては識別が難しい植物で、ちょっと苦手です。今までシロバナタチツボスミレに出会ったのは、お手伝いしていた植物園の敷地内とこの場所だけでした。
普通種のタチツボスミレより少し遅れて咲きますが、流石にもう遅いかと思って覗くと・・。
一輪咲き残っていました!
発見してからタイミングが悪く、数年花を見る事が出来ませんでした。まだ無事で良かった!
白い花の咲くタチツボスミレの仲間には、オトメスミレがあります。でも、オトメスミレは距に淡い紫色が残り、萼にも紫褐色が残ります。シロバナタチツボスミレの距は真っ白~淡い緑色になります。萼は御覧のように緑色です。この特徴は、シロバナヒナスミレも同様です。
スミレ科スミレ属シロバナタチツボスミレ(Viola grypoceras A.Gray f. albiflora Makino)。
山野を歩く機会が少なくなってから、こういうちょっとした出会いがとても嬉しく感じます。畑のミニ植物園では、ヒメウツギやガクウツギの花が咲きだしました。ガクウツギは、ウツギと名は付きますがアジサイ属です。紛らわしいですね。狭い範囲で生活していると、季節の移ろいの速さに取り残されてしまいます。
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