移植先のヒメフタバラン
Windows11の更新に伴う幾度かの不具合で、自作パソコン「Pengin」は引退する事になりました。Penginの姿を模ったケース本来のOSであるLinuxで復活出来るか模索中です。
また更新が滞り、ご訪問くださった皆様には大変申し訳ありませんでした。パソコンを新しくしてから初めての更新になり、前記事のセリバオウレンは、すでに果実期に入ったものもあります。
数年前、静岡県東部でヒメフタバランの生育地を2個所発見しました。最初の場所はベニシュスランが広範囲に生えている針葉樹林でしたが、ヒメフタバランは一坪に満たないくらい狭い範囲でしか確認できませんでした。二番目の場所は、カンアオイ属の調査で入った渓谷沿いの急勾配の針葉樹林でした。こちらは更に個体数が少なく、落ち葉が無く裸地に近い状態だったため移植する事にしました(山林の所有者が不明なため盗掘です)。
最初の場所には無かった斑入り葉の個体です。高度が150mくらい低いところに移植したため、もう蕾が上がっています。
こちらは葉の長いタイプです。
もう咲いている個体もありました。
小さな葉の個体も幾株か見られました。フタバランの仲間は、地下茎で栄養繁殖しますのでこれが実生苗なのか栄養繁殖苗なのか掘ってみないと分かりません。でも、人為的に敷き詰めたスギの葉や球果のお陰か、移植した時点よりもこの場所で確実に増えています。それが一番嬉しい!
静岡県西部のヒメフタバラン生育地は、数えきれないくらいの大群落でした。東部で私が出会った場所はごく狭い範囲だったため、周辺を探索して歩きましたが本家と思われる群落にはまだ出会えておりません。
ラン科サカネラン属ヒメフタバラン(Neottia japonica (Blume) Szlach.)。
フタバラン類は、フタバラン属(Listera)からサカネラン属(Neottia)に改められました。
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