カラムシとラミーカミキリ
「やまぶどうの徒然日記」の後継として2021年1月に開設したこのブログも、おかげ様で10万アクセスを超えました。地域において超希少種と思われる種の掲載を控えている事もあり、一日のアクセス数は前ブログよりもずっと少なくなりました。
それでも、アクセス解析で再訪してくださる方がいる事を知り出来るだけ更新するつもりではいるのですが・・。山野を歩く機会が減り更新の滞る間隔が長くなってしまい、訪問者の方にはご迷惑をおかけして恐縮です。
嘱託勤務の退職後、荒れた所有地を再生させて自家消費の素人農業をやっています。伸びきった茶ノ木と繁茂したササやクズなどの除去はとても大変でした。そして除去作業が終わってからの大敵は写真のカラムシです。
果実は球状に固まって着きます。凄い数ですね。
こちらは掘り起こしたカラムシの地下茎です。地上部を刈り取っても地下茎が残っているとすぐに新芽が伸びて来ます。
イラクサ科カラムシ属カラムシ(Boehmeria nivea (L.) Gaudich. var. concolor Makino f. nipononivea (Koidz.) Kitam. ex H.Ohba)。
こちらはカラムシの葉に集るラミーカミキリ(Paraglenea fortunei)です。頭部の黒い点が目のようで面白いでしょ?以前は群落の中で見かけることも多かったのですが、最近はあまり見かけなくなったように思います。
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カラムシ まるで人がお面を付けているような・・・。
投稿: もこまま | 2025年10月 9日 (木) 12時14分
もこままさん、今晩は。
世の中には変わった昆虫がいますね。
そういうのを観察するのも楽しいです。
投稿: やまぶどう | 2025年10月 9日 (木) 17時54分