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2025年10月 2日 (木)

シュロソウとマルバルコウの花

昨日は打合せがあったのと雨が降っていたので、畑にはいかず庭の植物を撮ってみました。

【シュロソウ】

十数年前から、庭のイヌツゲの株元に生えてきました。花の咲かない年もあります。地域の山林で葉を見かけることは多いですが、開花株に出会うことは稀な気がします。

Apa010001

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Apa010010

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子房の膨らんだ花です。花茎の上部の細枝では、殆どがこのように膨らんでいました。

シュロソウの仲間は多くの種があるようで、富士山南面では、高山帯で見るアオヤギソウ、高度1000mくらいから上で見るバイケイソウなどがあります。

バイケイソウの開花株は当然果実が熟すまで残りますが、未開花株は早期(花期頃)に地上部が枯れます。また同じ場所でも年によって開花株の数が異なるように思います。実生発芽率は高いようですが、開花株まで成長するのにかなり年数がかかる種だと思っています。同属のシュロソウも、生育場所の環境変化や土壌栄養によって開花しない場合があるのかもしれません。

シュロソウ科シュロソウ属シュロソウ(Veratrum maackii Regel広義学名)。

【マルバルコウ】

Apa010017

いつの間にか、庭に生えてきました。零れ種で彼方此方に生えています。オレンジ色のとても綺麗な花です。

Apa010020

株元で沢山の枝が分岐していました。帰化植物で、中国名は橙紅蔦蘿 (圓葉蔦蘿)・・植物の特徴を如実に表した命名ですね。

義母の家には深紅の花が咲くルコウソウがあります。そちらは、細く分岐した葉が特徴です。義母が大切にしていた庭の植物は一部を我が家に引っ越しさせましたが、そうできないものも沢山あり訪問する度痛んでいくのを目にして心苦しいです。

ヒルガオ科サツマイモ属マルバルコウ(Ipomoea coccinea L.)。マルバルコウソウと呼ばれることが多いようですが、Ylistではマルバルコウが標準和名になっています。

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草本」カテゴリの記事

コメント

シュロソウ 初めて見ました。
素敵な花ですね!!!

もこままさん、お早うございます。
目立たない花ですが、不思議な魅力があります。
我が家では隔年で花をつけます。

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