ヒガンバナと十日後のシュスラン
NPOからの依頼で、ヒガンバナの花が咲き出す前に、富士市の下界を流れる沼川沿い遊歩道の草刈りをして来ました。今年は連絡がないので心配していたら、もう山間の地でも花が咲き始めました。NPOの役員と途中から参加してくれたジヤトコさんだけで刈ったのだろうか?長年参加してきた市民メンバーは、数人だけ残りみんな年寄りになってしまいました。
こちらは一足先に咲いたキツネノカミソリです。同科同属ですが、キツネノカミソリの果実が膨らみ始めた頃、ヒガンバナの花が咲き出します。
十日後のシュスランの花です。花茎の先端部まで咲いていました(控えめな性質なので、あまり開きませんが・・)。
上手く根付くか分からないので、緊急避難したのは一株だけでした。花茎から少し離れた場所に見える小さな株は、親株から伸びた栄養繁殖苗です。この苗は地上部が残ったまま冬を越しますが、花茎部は枯れて地下茎だけ残ります。今のところ、この場所の環境は適しているようです。
最終的には、環境の変化により小型化してしまった地域某所のベニシュスランを少し移植して、花を咲かせたいと思っています。それが、少し前に不法投棄監視パトロールで通りかかったところ、作業道の草刈りがされていました。すでに自生地の間伐作業がされてしまったかもしれません。近々確認してこようと思っています。
植物保護の考え方や方法は人それぞれです。諸先輩の多くは「自然のままに!」というご意見を持たれていると思います。でもそれでは守れない植物を幾度も目にして来ました。情報拡散による園芸採取はもちろんですが、野生動物の食害や、草刈り・笹刈りがされなくなったために姿を消してしまった希少種もあります。ただ、個人レベルで保護できる植物はホンの少しで、傍から見れば単なる自己満足と言われるかもしれません。それでも何もしないより良いと最近思うようになりました。
« シュスランの花 | トップページ | カヤランとクモラン »
「野生ラン」カテゴリの記事
- 馬頭観音の植物(2025.11.25)
- カヤランとクモラン(2025.09.19)
- ヒガンバナと十日後のシュスラン(2025.09.17)
- シュスランの花(2025.09.05)
- シュスランとヤクシマヒメアリドオシラン(2025.08.07)
「草本」カテゴリの記事
- 探石海岸の植物(2025.12.13)
- 馬頭観音の植物(2025.11.25)
- シロバナセキヤノアキチョウジ再び(2025.10.24)
- コカモメヅルとコバノカモメヅル(2025.10.18)
- カラムシとラミーカミキリ(2025.10.09)








こんにちは。
暑い暑いと言っていたのに もう彼岸花が咲く季節になっていたのですね!
私はこの彼岸花が大好き!
投稿: もこまま | 2025年9月19日 (金) 16時58分
もこままさん、今日は!
ヒガンバナで有名な埼玉巾着田付近には、萌の姉さん犬の家があります。
一つの花にいろいろな思い出が重なっていきます。
再生畑には、ヒガンバナのミニエリアを作ってあります。
柵がなくても、野生動物に荒らされないので助かります。
投稿: やまぶどう | 2025年9月20日 (土) 15時32分