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2025年8月

2025年8月23日 (土)

地域で見かけた果実

年々行動範囲が狭くなって来て、今まで気にして見てこなかった植物にも目を向けるようになりました。この記事では、地域で見かけた果実を少し集めてみました。

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これはオオハンゲの果実です。富士市内某所で見つけ、果実を採取して所有林に撒いてみました。数株発芽したと思ったら、周辺にも生えてきました。あまり広範囲に広がらない事と果実の様子から種子は重力散布とアリなどに運ばれるのではないかと思っています。

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再生畑の入口に生えているイヌガヤの果実です。「果実は苦くて食用にならないが外種皮は柔らかく甘みがあって美味しい」とあります。イヌガヤは裸子植物なので、種子を覆う肉厚の部分は果肉ではなくて種皮という事のようです。

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以前も登場したツチアケビの果実です。前回撮影時よりかなり果実が大きくなっていました。

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マタタビの果実ですが、通常と変わった形態です。これはマタタビミバエやマタタビアブラムシの産卵により形成される虫こぶの実(虫癭果)です。隣県の友人は、正常な果実よりもこの虫こぶの実を珍重して焼酎漬けにすると言っていました。


昨日は不法投棄監視パトロールに行ってきました。ごみの日に出せるものを、山林に投棄してありました。町内の集積場に出せばいいものを、わざわざ山林に運んで捨てる輩の気が知れません。パトロール隊は回収を義務付けられておりませんが、回収できるものは持ち帰り、ある程度まとめてクリーンセンターに持ち込んでいます。投棄物を発見するたび、腹立たしい思いをしています。非常識な大人にならないように、幼少からの教育が大切だと思います。

2025年8月12日 (火)

キツネノカミソリ

再生畑の入口にキツネノカミソリとヒガンバナが生えています。両者ともヒガンバナ科ヒガンバナ属ですが、前者の開花時期は8月盆頃(8月中旬)で、後者は秋彼岸頃(9月)になります。葉が姿を現す時期も異なりますが、少し重なる期間があるのでその違いを観察することが出来ます。

雨の合間を縫って畑の様子見に行ったら、キツネノカミソリが咲いていたので撮ってみました。

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蕾の様子です。花茎はもろく折れやすいので、周辺を歩く時は注意が必要です。

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橙色の花は、緑の中に映えます。この辺りの草刈りは、花が終わってからにしようと思っています。

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花に集っているのは、オンブバッタでしょうか?

ヒガンバナ科ヒガンバナ属キツネノカミソリ(Lycoris sanguinea Maxim.)。


最近は再生畑での自然観察が主となりました。栽培種も含めた植物や棲みついたり来訪する生き物は、何種類くらいになるのだろうか?野菜栽培エリア、草むら、広葉樹エリア、そして針葉樹エリアがあります。其々の面積はそれほど広くはありませんが、多様な環境となっているため、維管束植物(シダ植物、種子植物)だけでも数百種に上ると思います。

畑を耕していると、オケラやトカゲ、そしてモリアオガエルなどが飛び出してくることもあります。そして、ここを縄張りにしているキジもいます。以前、メスのキジがヒナを従えて歩いていました。山野を歩く体力や気力が無くなって来たので、この場所で花に癒され生き物を見て和んでいます。

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今日睨めっこしたカマキリです。他の昆虫は素早く逃げるのに、カマキリは逃げずにじっとこちらを睨んでいます。思わず声をかけたくなったりします。

2025年8月 7日 (木)

シュスランとヤクシマヒメアリドオシラン

シュスラン属は群生することが多いようですが、結構気難しい野生ランだという認識を持っています。私の探索範囲で、シュスランを見かけるのは稀です。数年前に、先生と保護林の間伐木の選定をしていた時見つけたシュスランを一株移植しました。

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移植後、昨年初めて花茎が伸び花を咲かせました。今年も蕾が見えています。未開花の茎葉も地下茎で繋がっている栄養繁殖株(クローン)です。

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蕾を持った茎の節の辺りに注目すると、細かい根のようなものが伸びていました。以前腐生ランの実生床と似た環境の容器内で、ベニシュスランを栽培したことがあります。その時も同じようなものが伸びて来ました。そして2年後に容器内の多くが花を咲かせました。

また素人の考察ですが・・。私はこの毛根のようなものが、腐生ランの根状器官と同じ働きをするのではないかと思っています。目につかない時もあるので、共生菌から栄養を供給する時期に顕著に表れるのかもしれません。

ついでに・・。

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こちらはチリのような種子を撒いた場所に姿を現した、ヤクシマヒメアリドオシランです。

実は、ヤクシマヒメアリドオシランは、数年前にプラ容器での実生発芽に成功しています。

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変化が見られなかったため、容器内の部材を掘り起こしてみると、このような地下茎が出てきました。地下茎は全て研究者に送ったので、開花に至るまで育てておりません。そこで、シュスランと同じ場所に播種してみました。

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これがシュスランとヤクシマヒメアリドオシランの共生菌かは分かりませんが、移植場所に敷設したスギ・ヒノキの球果や枯葉に繁殖していました。


素人には共生菌の検出・確認が出来ません。でも、野生ランが生育する場所の部材を敷設して湿度維持をすれば、共生菌が繁殖する可能性は高くなります。

この場所で、ヤクシマヒメアリドオシランが発芽し、葉が展開してきました。そしてシュスランも2年続けて蕾が出来ました。今のところ環境は良いと思います。この場所でベニシュスランの生育実験を行ってみようと思っています。プラ容器内での生育実験は上手く行き多くの株が花を咲かせました。ただ、小さなプラ容器で継続してその環境を維持するのは困難で、やがて葉が小型化してしまいました。

地域で目にするシュスラン属は、ミヤマウズラ、アケボノシュスラン、シュスランそしてベニシュスランなどがあります。植物園での栽培経験も含めてベニシュスランが一番難しいと思います。小型化しないで維持できるようになれば、間伐や皆伐で林床の光条件が変わってしまった場所の個体を移植して保護できます。

2025年8月 2日 (土)

不法投棄監視パトロールで出会った植物(7月下旬)

地域の不法投棄監視パトロールコースは、林道主体です。そこで出会った植物を少し撮ってみました。

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この異様なものは、ツチアケビの果実です。動体視力が秀でていなくても、走行中でも目に留まります。この場所は2年続けて出芽~結実しました。単体で生える場所で2年連続出芽するのは、比較的珍しいと思います。

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こちらはトチバニンジンの果実です。高麗人参に似た様々な効用があるそうです。花は地味ですが、果実期はうす暗い林道でよく目につきます。果実の上の部分が黒く染まるのは変種のソウシシヨウニンジンと呼ばれます。地域では少し高い高度で見かけます。

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ヤマユリの花は、終盤を迎えつつありました。幼い頃は林道脇各所で見られましたが、最近では見かけることが少なくなりました。

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原因の一つがイノシシによる食害です。写真は球根を食べられて枯れたヤマユリです。樹木が成長したことや、草刈りがされず日照不足になったことも減少の大きな要因だと思います。再生畑で実生栽培に挑戦しています。思っていたより発芽率は高いですが、開花に至るまで育てるのは簡単ではないようです。


昨日は嫁と義母の家に行ってきました。このところの暑さと雨不足で、プランターの植物も結構枯れてしまいました。次回はペットボトルなどを使った給水装置を考えようと思っています。短い時間プランターの整理をしていただけで汗びっしょりになってしまいました。富士市も暑いですが静岡市は更に熱く、屋外作業の危険度が増します。

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