6月8日(日)用事を済ませた後に、確認したい事があって富士山南麓のある林を探索してきました。植物に興味のない嫁を車中に残し、僅か30分の探索でした。

花盛りのサンショウバラを眺めながら、目的地へ進みました。全景は掲載しませんが、この木には100個以上の花が見られました。
バラ科バラ属サンショウバラ(Rosa hirtula (Regel) Nakai)。
目的の林内へ入ると・・。


ミズナラの株元に生えるバイケイソウとカツラの巨木です。

カツラは雌雄異株です。果実はまだ見たことがありません。以前挿木してみましたが、2~3本だけ発根しました。ところがその後の管理が悪かったせいか、すべて枯れてしまいました。土壌湿度の高いところを好むようなので、発根率の低さと併せてその辺りが原因だったのかもしれません。
カツラ科カツラ属カツラ(Cercidiphyllum japonicum Siebold et Zucc.)。

バイケイソウです。高度1,000mを超す某林内で初めてこの植物と出会いました。芽出しの頃のこの植物の姿を気に入って、5cmほどの実生苗を裏庭に植えたことがあります。数年経過してそろそろ初花が見られるかもしれないと思った頃、枯れてしまいました。山野においては、未開花株はそろそろ変色して地上部が枯れ始めます。もっと頑張って光合成をして養分を蓄えればいいものを・・どうしてだろう?
シュロソウ科シュロソウ属バイケイソウ(Veratrum oxysepalum Turcz. var. oxysepalum)。旧分類体系ではユリ科とされています。


この一群はヤマシャクヤクです。山野の探索をし始めた頃、蕾をもった株を沢山見つけ翌週再訪したら殆ど姿を消していました。盗掘と思われます。その後探索範囲を広げ数えきれないほどのヤマシャクヤクを目にして来ました。ところが年により開花株の位置が異なるような印象を持ちました。もしかしたら、栄養状態により花の咲かない年があるか、病気や寿命で枯れてしまうのかもしれないと思うようになりました。
ボタン科ボタン属ヤマシャクヤク(Paeonia japonica (Makino) Miyabe et Takeda)。

テンナンショウ属・・ミクニテンナンショウです。仏炎苞の白い筋が同じ林内に生育するホソバテンナンショウのようにはっきりしていません。それに仏炎苞舷部(屋根の部分)がやけに大きく感じたので、専門家の方に写真を送り種名を教えてもらいました。
サトイモ科テンナンショウ属ミクニテンナンショウ(Arisaema planilaminum J.Murata)。
この林内を訪れた目的?それは秘密です。現在ではWeb検索で詳細な情報を得ることが出来ます。でも、自分で確認しないと分からないことも多く、この日は嫁を煽てて同行してもらいました。久々の林内探索なのでもっとゆっくりしたかったのですが、同行者に気を使い30分で退出しました。
最近のコメント