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2024年11月11日 (月)

不明の植物→ウスバスナゴショウ

先日、義母の家へ行って部屋の空気の入れ替えと庭の植物の世話をしてきました。プランターの雑草を取っていると、見慣れない植物が生えていました。

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少しだけ自宅へ持ち帰りました。大きなものは、草丈が20cmくらいありました。

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丸い粒は果実のようです。葉脇には蕾が見えていますが、咲いているような花穂は見つかりませんでした。

葉裏は白っぽく、他の植物に凭れ掛かっていました。全体的に柔らかく弱々しい感じで、単体で植えるとしな垂れてしまいます。義母の家は県中部の町中にあり、シンビジュームやデンドロビューム、そしてハイビスカスなどが屋外で冬越しできる温暖な気候です。この植物の種名が分かる方教えてください。


leftfujiさんに教えていただき、植物名が分かりましたので追記します。Ylistにも掲載されていました。帰化植物で、標準和名はウスバスナゴショウ(別名イシガキコショウ)、中国名は草胡椒となっています。

コショウ科サダソウ(ペペロミア)属ウスバスナゴショウ(Peperomia pellucida (L.) Kunth)。

熱帯アメリカ原産の帰化植物で多年草とあります。元記事に「咲いているような花穂は見つかりませんでした」と書きましたが、Web図鑑に下記のような解説がありました。

花は円柱状の花序にまばらにつきます。開花すると花序軸から白い毛が生えているように見えますが、小さすぎてよくわかりません。実体顕微鏡で観察すると、刷毛のようなものは雌ずいで、両脇に白い玉のような2個の雄ずいがついているのが、ようやくわかります。


いろいろ調べていると、日本固有種サダソウ(Peperomia japonica Makino)と同属であると書かれていました。サダソウ?聞き覚えがあります。

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昨年の5月に、愛媛に行った時立ち寄った牧野植物園で撮ったサダソウです。隣にあった解説板には次のようなことが書かれていました。

牧野博士が鹿児島県や高知県などで採集した標本をマキシモビッチ博士に送ったところ、Peperomia portulacoidesとの回答がありました。そして牧野博士は、和名をスナゴショウとして発表しましたが、後に古くからの呼び名(鹿児島県佐田岬に因む)であったサダソウにすることを提唱しました。さらにその後、この植物がマキシモビッチ博士からの回答があった植物とは異なることを明らかにし、新種Peperomia japonicaとして発表されました。

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草本」カテゴリの記事

コメント

いつも楽しく拝見しています。

この植物は多分、Peperomia pellucida (L.) Kunth Piperaceae ではないかと思います。

検索をすれば沢山ヒットするかと思います。

外来種のハーブのようです。

leftfujiさん、今晩は!
有難うございました。
お陰様ですっきりしました。
また教えてください。

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