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2024年10月17日 (木)

ホトトギスの花

山野を歩く機会も少なくなり、また昔のように一人探索が主となりましたが、昨日は久々に友人と山野を歩いてとても楽しく新鮮な気持ちになれました。町内の花好きを集めて地域探索なんて楽しいかも?なんて思いました。

花が少なくなる時期だと思っていましたが、まだまだ様々な花が目を楽しませてくれました。そして目に留まったのが・・。

Ahnd-1

Ahnd-2

この白いホトトギスの花でした。ホトトギスの花は、和名の由来となった花弁の斑点に変異が多く見比べるのも楽しいです。でも、この花は紫色の斑点が無く花弁基部の黄班以外は純白です。

Ahnd-3

Ahnd-4

こちらは、葯がうす紫色です。私の思い違いかもしれませんが、花弁の基部が黄色ではない花を見たような記憶があります。

Ylistには、ホトトギスの品種としてシロホトトギス( f. albescens )とユキホトトギス( f. nivea)が掲載されています。そして「ユキホトトギスはシロホトトギスと区別せず」ともあります。上の白花がこの品種に相当するのか私には分かりません。

Ahnd-5

こちらはよく見かける花です。

Ahnd-6

中には紫の斑点が濃くなったり、このようにベタになる事もあります。

これらの花の変異(特徴)は、種子繁殖でも引き継がれるようで、周辺には似た花を複数見る事が出来ます。ただ種子繁殖ですから、親株と全く同じとは言えませんが・・。

ユリ科ホトトギス属ホトトギス(Tricyrtis hirta (Thunb.) Hook.)。

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