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2023年10月22日 (日)

アレチウリとクズ

アレチウリとクズ・・どちらも厄介な植物です。両者の混生している場所がありました。

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上がクズで下がアレチウリです。

【アレチウリ】

Bpa110088

アレチウリは蔓性の一年生草本です。繁殖力が凄まじく特定外来生物に指定されています。一年草なら駆除も難しくないだろうと思えますが、一株当たりの種子数が半端ではなく、ちゃんと駆除しないとあっという間に大きな群落を形成するそうです。

アレチウリは、雌雄同株(単性花をつける植物で、雌花と雄花が同一株)です。

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こちらが雄花で、雌花より大きい花です。

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こちらが雌花です。

ウリ科アレチウリ属アレチウリ(Sicyos angulatus L.)。

【クズ】

Bpa110090

クズは蔓性の多年草です。年数回、富士市を流れる沼川水系の草刈りに行きますが、クズがはびこっている場所は仮払い機でも大変です。Wikipediaでは「除草剤に強く、根絶は困難・・」とあります。

十数年放置状態でササとクズが繁茂していた我が家の茶畑では、ササとクズを刈取り駆除して野菜畑にしています。蔓を地際で切断すると、切断面から水分が出て来ます。新芽が伸びて来ますがそれを切ると、地中の根はやがて腐食して枯れます。地上部に伸びた蔓を切って片付けるのは大変でしたが、予想していたより駆除は楽でした。

花の写真は、以前撮ったものを掲載します。

Wdsc00531

クズの花は、芳香があります。

マメ科クズ属クズ(Pueraria lobata (Willd.) Ohwi subsp. lobata)。


今週末は、天然記念物指定されている樹木を見て歩きました。何年か前に見た樹木が、変わり果てた姿になっている所もありました。専門的な知識のある人が関わっていても、言葉を話さない植物を末永く守っていく事の難しさを痛感しました。枯れてしまう前に、その子孫を残す事も視野に入れる必要があると思います。

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コメント

こんにちは。
アレチウリ の実って どんな実?
と思い検索してみました。
瓜という名前なのに食用には逆立ちしてもなれなそう^^;;;

もこままさん、お早うございます。
外来種は勢いが良いですね。
行政が一般市民を募集して外来種駆除活動を行っていますが、短時間なので効果は望めないのが実情です。
駆除に目を向ける意識啓発活動といった方が正解のように思います。
NPO法人富士山クラブは、山梨県を中心にこのアレチウリの駆除作業を続けているようです。

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