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2023年8月12日 (土)

エゾスズランとオニノヤガラ

エゾスズランとオニノヤガラ・・両種とも広範囲な高度で見る事があります。山地と亜高山帯高域で見るエゾスズランは、葉幅や花色など少し違って見えますが、変種や品種とはされていないようです。オニノヤガラは、高い高度で見るものの方が花色が青みを帯びています。

【エゾスズラン】

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歩道を歩いていて目に入った植物・・エゾスズランです。

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上の花にアリが潜っていました。

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別のところでは、茎の上部が食べられていました。撮影場所周辺では、このように野生動物の食害に遭い花を見る事は稀です。

ラン科カキラン属エゾスズラン(Epipactis papillosa Franch. et Sav.)。

【オニノヤガラ】

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茎が折られていました。この周辺では、花茎が伸び始めた頃探しに行くと、上部を食べられたものやこのように折られたものばかりで、果実が熟し種子を散布するまで無事でいる個体はあまり見る事が出来ません。この日は、二つ出会いましたがどちらもこのようになっていました。

ラン科オニノヤガラ属オニノヤガラ(Gastrodia elata Blume)。


クマの爪痕を確認した場所なので、鈴を鳴らしながら登っていくと二人の先行者がいて私を避けるように移動していきました。駐車スペースに止まっていた車は他県ナンバーでした。その場所には、地域でも稀な野生ランを確認した木があり、樹下に真新しい踏み痕がありました。偶然かもしれませんが、ピンポイントでその場所へ行くには容易ではありません。別の野生ラン生育地には、他県ナンバーが2台連なって止まっていました。野生動物の食害は脅威ですが、生育地情報の拡散も希少植物達にとって大敵です。

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コメント

最近はアオスズラン、オニノヤガラ、シロテンマさっぱり見なくなりました。
でも今年はツチアケビを早いうちから発見して確り保護してます。
立派な赤いバナナが沢山なってます。これまで4回見回りましたが何とか
頑張っています。花のうちに何者かに食害されるので中々です。

山には悪友(我含)が一杯いるようです、美しいもの不思議なものには目が
ない連中ですからね。最近はピンポイントで記録できるようですしね本業界
もつらい(?)ですね。ですので種子から発芽に徹する心がないとと何時も
思っているのですがです。

菌吉良菌さま、今晩は。
ツチアケビは、私も見付けてあります。
研究者が発芽実験をしたとき、果皮が固くて発芽し難いと言っていました。
アオスズランは亜高山帯高域の方が安定して見る事が出来ます。

以前、恩ある人経由で生育場所を教えてほしいと言って来ました。
他言しないならという約束で案内したところ、後日電話があり「自分の知り合いで信用できる人だから教えてもいいかと言って来ました。私にはその人もその友人も信用できない人です。とても後悔しています。その後も、著名なホームページやブログの管理人、他県の調査員からもアクセスがありましたが、すべて断っています。

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