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2022年11月12日 (土)

亜高山帯の針葉樹林(その他)

久々に歩くと、いろいろなものが目につきやすくなります。気になったものを集めてみました。

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シダ植物です。左はフユノハナワラビのようですが、この標高にも生えるとは知りませんでした。右はマンネンスギだと思います。こちらは、もう少し標高の高い場所で多く見かけます。

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この時期、林床の下草は少なく、コバノイチヤクソウやズダヤクシュなどが目につきました。通常富士山の亜高山帯では、ツツジ科イチヤクソウ属としてコバノイチヤクソウ、コイチヤクソウ、ジンヨウイチヤクソウ、ベニバナイチヤクソウが見られます。一部混生している所もありますが、種ごとに棲み分けているような印象を持っています。

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こちらは、トリガタハンショウヅルの果実です。林内を歩くと小さな未開花株が所々で見られますが、開花株は林縁以外ではあまり見る事はありません。

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トウゴクミツバツツジです。近づいてみると冬芽が出来ていました。

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果実が落ちた後のテンナンショウ属です。草丈からすると、ヒガンマムシグサのハウチワテンナンショウタイプではないかと思います。夏に、この辺りで見かけているので・・。

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針葉樹林内を歩いていると、綿菓子のような甘い香りが漂って来ました。カツラノキの落ち葉です。この標高にも生育している事を初めて知りました。

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エビフライと称されるリスが種子を食べた後の針葉樹の球果です。長さからするとコメツガでは無くてトウヒかな?リスが樹幹を上っていく場面に遭遇した事があります。大きな音を立てて上っていたので気が付きました。リスは、音を立てずに移動すると思っていたのですが・・。

亜高山帯針葉樹林の記事は、これでお終いです。年々出不精になって来ました。来年も行く機会があるのだろうか?

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