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2022年10月21日 (金)

ウメバチソウ

地域でも、ウメバチソウを見る事の出来る場所は限られています。以前行った事のある場所ですが、その時は気付かなかったウメバチソウの花を見る事が出来ました。

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最近留守番の多かったデジイチで撮ったら、ピンボケの上に白飛びしてしまいました。

富士山こどもの国の花の谷でも見る事は出来ますが、ススキの中に隠れここのように露出していません。他と違う印象の生育地でした。

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接写してみると、王冠のような繊細で綺麗な花です。写真では、5個のオシベの内2個だけ葯が残っています。基部が緑色のかんざしのような部分は仮雄蕊(花粉を出さない)で、先が糸状に裂けて先端には黄色い腺体がついています。

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アリが蜜を吸いにやって来ました。

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こちらには、小形のハナアブがやって来ました。警戒心が強く、接写用のコンデジを近づけると飛び去ってしまいましたので、デジイチでズームして撮りました。

沢山の蜜腺が訪花昆虫を誘引するのか、結実率が高いようで小さな個体も沢山見られました。種子が採れたら実生栽培実験をしてみたいものです。

ニシキギ科ウメバチソウ属ウメバチソウ(Parnassia palustris L. var. palustris)。旧分類体系では、ユキノシタ科とされていました。

おまけで・・。

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作り物のように微動だにしないカモシカ君でした。デジイチの望遠は、MAXで18.8倍なのでトリミングしてみました。


この日は、デジイチもコンデジもピンボケばかりでした。コンデジTGシリーズは、LEDリングをつけていても電池が消耗するとピンボケしたり光量不足になったりするように思います。歳をとるとすぐ機械のせいにするし、予備電池を持っていても替えるのが面倒くさい・・どうしようもありませんね。

昨日は植物園で除草作業をして来ましたが、今日は事情があって自宅にいました。事務仕事を含めて、溜まっていた用事が沢山片づけられました。いつもこうだと良いのですが、最近は溜め込んで思い悩むことが多くなりました。

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