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2022年9月16日 (金)

ミズワラビ属(富士市)

稲藁を貰いに、親戚の田圃へ行って来ました。

Ap9160006

別の用事もあったのですが、台風がやってくるとの予報なので慌てて取りに行きました。この写真の前方には、富士山と愛鷹連峰が見事な景観を見せていましたが、掲載植物の詳細位置が特定されそうなので切り取りました。

気になっていた植物はミズワラビ属です。一年草である事と土壌乾燥に弱い事などから、生育場所が限られています。

Ap9160019

Amizuwarabi2

昨年見たところは土壌がカラカラに乾いており、姿がありませんでした。あちこち探すと、稲藁を貰いに行った親戚の田圃近くに生えていました。この緑色のサンゴのようなものが胞子葉です。

Ap9160024

Amizuwarabi1

覆い被さる他の植物を避けると、小形の個体が姿を現しました。このシダ植物は、胞子以外にも無性芽で増えるそうです。無事生育確認出来て良かった!親戚に電話し、この場所の除草剤散布や草刈りをしないでほしいと頼みました。


文一総合出版の「日本の水草」には、日本産のミズワラビは2種類あり、南方型がミズワラビで琉球諸島に生育するとあります。北方型が変種のヒメミズワラビとして記載されており、生育地としては本州福島県以南、四国、九州、沖縄に稀となっています。杉野孝雄先生の静岡の植物図鑑には「県内にはミズワラビは分布しない」とあります。双方の図鑑から判断すると、掲載した種はヒメミズワラビではないかと思われます。

静岡県植物目録にはヒメミズワラビだけが掲載されており、富士市が公開した目録にはヒメミズワラビとミズワラビが掲載されています。後者の目録には幾つかの疑問点を持っていますが、サイズと形態の変異が著しい植物である事や2種類を比較した事がありませんので、ブログタイトルは「ミズワラビ属」としました。

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コメント

今晩は、一寸南の精か稲刈りはやいですね。こちらは田んぼに
用水が残っている風情です。ようやく彼岸花が田んぼで咲き始め
ました。早朝は涼しくなって朝の日課、散歩が楽になりました。
愛犬の朝の散歩はどうですか。同級生だった愛犬たちもの姿も
最近は見ていません。早朝の月が明るいですね~。でも毎日思
い出さない日はないですね。お大事にです。

菌吉良菌さん、今日は。
台風が心配ですね。

萌は、最近寝ている時間が多くなりました。
今朝も、小屋の中で寝ていたのを起こしてゆっくり歩きました。
以前と違い、私に引かれるようになって来たため、散歩コースは短くしています。
分かれの日はそう遠くないと思いますが、一日でも長生きしてほしいと願っています。

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