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2022年6月21日 (火)

タシロラン

再生畑②未耕作エリアの草刈りをしようと思い出かけました。

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昨年、この辺りにタシロランが生えていました。今年はどうだろうか?右側の背の高い植物は、アサギマダラ誘引用のヒヨドリバナです。

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今年も、生えていました!まとまって生えているのではなく、点在して10個体ほど確認出来ました。

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左は、地上部に姿を現して間もないようです。ちょっとシャクジョウソウを思わせます。

右の花は、ペンギンが泳いでいる(飛べないので)姿に見えませんか?

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これから姿を現すものもありました。草刈りは止めて、もう少し様子を見る事にしました。

ラン科トラキチラン属タシロラン(Epipogium roseum (D.Don) Lindl.)。

別名:タカトリラン、リュウキュウムヨウラン。中国名は、虎舌蘭となっています。唇弁が虎の舌に似ているのでしょうか?タイプ産地はネパールとなっていますが、熱帯アフリカ、熱帯アジア、中国大陸や台湾など広範囲に分布しているようです。


タシロランは、もっと暗めの林内などに生育するものとばかり思っていました。初めて出会ったのは、クリの木の下で直射日光の射さない薄暗い場所でした。でも、ここで2年連続見る事が出来たので、こういう環境でも生育する事になります。

木材腐朽菌を栄養源として生活する菌従属栄養植物です。種子が採取出来れば、師匠から教わったヤツシロラン類と同じ方法で開花に至る事が出来るかもしれません。この場所には、伐採した笹が敷き詰められています。木材腐朽菌の餌は、その笹ではないかと思っています。ただ、この野生ランはあっという間に姿を消してしまうので、種子採取のタイミングが難しい植物です。

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コメント

富士市の種蒔き権兵衛様

チャンス到来!。

丹沢の種播き権兵衛 様

有難うございます。

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