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2022年6月11日 (土)

ミヤマザクラ

ある依頼を受けて、亜高山帯へ行って来ました。目的地の近くに、ミヤマザクラの花が咲いていたので撮ってみました。

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5月下旬には、まだマメザクラ(フジザクラ)が咲き残り、ミヤマザクラは蕾でした。

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上の蕾が、約20日後に見頃をむかえていました。それにしてもオシベが多いですね。35個前後あるそうです。

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総状花序(花柄がある)をつけます。ウワミズザクラなどもそうですが、サクラの仲間もいろいろありますね。

バラ科サクラ属ミヤマザクラ(Cerasus maximowiczii (Rupr.) Kom.)。


葉の基部にある蜜腺の写真を撮りましたが、ピンボケが激しかったので掲載をやめました。蜜腺から出る蜜は何処で作られ、何の目的で葉の基部にあるのでしょう?送粉者誘引のためなら、花に蜜があれば良いと思われます。

あるWebページに興味深い事が書かれていました。「アリを誘引してガの幼虫などを寄せ付けないため」・・アリに蜜を与える代わりに、害虫に葉を食べられないように守ってもらっているわけですね。アリは害虫の卵も食べてくれます。種によって蜜腺の位置が少し違っているのにも、それなりの理由があるのかもしれません。そんな事を考えると、謎解きみたいで面白いです。

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