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2022年6月14日 (火)

亜高山帯で出会った面白い花

調査依頼などが無ければ、山野を歩く機会も少なくなりました。少し前に出会った面白い形態の花を掲載します。

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タケシマランです。以前から気になっていたのですが、左のように分岐枝を出すものとそうでない小形のものがあります。小形で葉の縁に毛があればヒメタケシマランとの事ですが、まだ葉縁の毛を確認しておりません。

ユリ科タケシマラン属タケシマラン(Streptopus streptopoides (Ledeb.) Frye et Rigg subsp. japonicus (Maxim.) Utech et Kawano)。

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ツクバネソウです。面白い形の花でしょ?

シュロソウ科ツクバネソウ属ツクバネソウ(Paris tetraphylla A.Gray)。旧分類体系ではユリ科とされていました。

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こちらは、クルマバツクバネソウです。ツクバネソウは低山から広範囲に生育しますが、クルマバツクバネソウは比較的標高の高いところで見かけます。

シュロソウ科ツクバネソウ属クルマバツクバネソウ(Paris verticillata M.Bieb.)。

久々に訪れた亜高山帯の針葉樹林は、とても新鮮でした。以前は、当たり前のように目にしていた植物が、特別なものに思えて来ます。

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