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2022年6月17日 (金)

キツリフネとフジタイゲキ

【キツリフネ】

植物園の保全区には、ツリフネソウの仲間が自生しています。一年草なので、絶えてしまわないようにある程度残して除草しています。花期はもう少し先だろうと思っていたら、フライングしている個体がありました。

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この植物を初めて見たのは、高度1,400mくらいの車道脇でした。標高の高い所に生え、ツリフネソウよりも開花時期が遅いと思っていました。ところが、我が家の近くでも見つかり、逆に同じ標高ならキツリフネの方が早く咲く事を知りました。

ツリフネソウ科ツリフネソウ属キツリフネ(Impatiens noli-tangere L.)。別名のホラガイソウの方がイメージ的に合っていると思います。

【フジタイゲキ】

お客さんから頂いたフジタイゲキ・・植栽なので、権兵衛の種蒔き日記に掲載しようかと思いましたが、県内生育種なのでこちらに掲載します。

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同属のノウルシやナツトウダイは果実が実り休眠を始めたものもありますが、フジタイゲキはまだ花を見る事が出来ます。

トウダイグサ科トウダイグサ属フジタイゲキ(Euphorbia watanabei Makino subsp. watanabei)。

タイプ産地は富士山麓ですが、掛川市でも生育が確認され、市、生育地域、地権者の間で保護地区協定が締結されているそうです。この個体は、ある地域で造成が行われた時の救済株と伺いました。この植物園で、保護・増殖していければと思っています。


昨日は、植物園保全区のシダ植物エリアの地ならしと植栽、周辺の草刈りなどを行って来ました。昼食時の30分以外、休憩なしで行うのでとても疲れました。そして今日は、再生畑の草取りを行い、腰と指が痛くなりました。もう、無理の出来ない歳である事を認識しなければ・・。

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