« トリガタハンショウヅル(蕾期) | トップページ | クサレダマとヌマトラノオなど »

2022年5月22日 (日)

イチヨウラン

初めてこの植物に出会ったのは、もう20年近く前になると思います。見慣れない肉厚の一枚葉が気になって、写真を撮りました。詳しい先生に聞いて、それがイチヨウランである事を知りました。

Bp5200092

もう咲いている頃だろうと思っていたのですが、まだ蕾の個体もありました。

Bp5200091Bp5200089

イチヨウランは、葉が大きいものが花をつけるとは限らないように思います。

Bp5200087Bp5200088

咲いていました!あまり目立たない花色なので、知らずにうろうろ歩くと踏みつけてしまいそうです。

Bp5200076Bp5200056

イチヨウランは、個体毎に萼片や花弁の形態、唇弁の斑紋などが異なっていて、見比べるのも楽しいです。

コンデジの電池が、フル充電されておらず、どれも暗っぽい写真になってしまいました。

ラン科イチヨウラン属イチヨウラン(Dactylostalix ringens Rchb.f.)。

葉に紫褐色の斑点が散在するものを品種としているそうですが、無班のものや白い筋の入ったものもあります。


今迄、何ヶ所か観察して来ましたが、毎年花をつけない個体が多いのではないかと思っています。それと、葉や花がシカの食害に遭う事も多く、その痕跡を幾度か目にして来ました。また、研究者から興味深い事を聞きました。この植物は、コハクランのように偽球茎ではなく短い根茎を持っていますが、その根茎に共生菌が詰まっていたそうです。菌類への栄養依存度が高く、菌類の状態によって花をつけない事があるのかもしれません。ラン科植物は、興味深いです。

« トリガタハンショウヅル(蕾期) | トップページ | クサレダマとヌマトラノオなど »

野生ラン」カテゴリの記事

草本」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« トリガタハンショウヅル(蕾期) | トップページ | クサレダマとヌマトラノオなど »