トリガタハンショウヅル(蕾期)
確認したい事があり、嫁さんを伴って20日の午前中に亜高山帯低域へ行って来ました。
ついでに、トリガタハンショウヅルの様子を見て来ました。長年見守って来た植物の無事を確認出来るのは嬉しい事です。
標高300mくらいのところに生育している、シロバナハンショウヅルが果実期に入った頃、亜高山帯低域に生育するトリガタハンショウヅルはまだ蕾期でした。この場所では、6月中半頃が見頃だと思います。
林床を注意深く見歩くと、各所で実生苗を見る事が出来ます。ただ、開花株にはなかなか出会えません。
以前撮った花の写真を掲載します。
キンポウゲ科テンニンソウ属トリガタハンショウヅル(Clematis tosaensis Makino)。
Syntypesが、高知県吾川郡仁淀川町の鳥形山である事から、標準和名がつけられたそうです。もう二十年以上前の事ですが、仁淀川(高岡郡仁淀村)の鮎釣り名人から囲炉裏上の竹を頂きました。とても硬く腰の強い投網用の編針が出来ました。私は仁淀川へ行った事はありませんが、昔の仕事仲間が住んでいます。一度は行ってみたい場所です。
« シロバナハンショウヅル(花後) | トップページ | イチヨウラン »
コメント