テンナンショウ属探索(ヒガンマムシグサのハウチワテンナンショウタイプ)
またテンナンショウ属の記事です。形態的に苦手だったこの植物が、気になり始めました。とはいえ、全くの初心者で、自信をもって名前の言える種は殆どありません。
仲良く寄り添うあなたは誰よ?
こちらは日焼け顔です。この種は、ヒガンマムシグサのハウチワテンナンショウタイプです。ちょっとミミガタテンナンショウに似ていますが、「小葉の幅が狭く、普通無班」とあります。
結構、仲間がいます。見比べると個性豊かな種です。
このタイプに初めて出会ったのは(気に留めたのは)、一昨年の事でした。詳しい方から、ヒガンマムシグサのハウチワテンナンショウタイプと教えていただきました。ハウチワテンナンショウの名前は手元の図鑑には無く、Web検索するとその名の掲載されてたホームページがありました。何と、その管理人さんは静岡県中部にお住まいでした。奇しくも、同じ見解を持つお二人の専門家から教えていただく機会を得たのです。
幾つかの識別ポイントと生育エリアによる同定・・やはりカンアオイ属に通づるところがあります。思い起こせば、変わったものにばかり目を向けて来ました。昨今では、覚えた和名が「あれ!あれだよ!」と言う名前になってばかりです。でも、せめて県内に生育する種だけでも識別出来るようになりたいと思っています。
サトイモ科テンナンショウ属ヒガンマムシグサ(Arisaema aequinoctiale Nakai et F.Maek.)。
現時点では、房総半島産のヒガンマムシグサ、ハウチワテンナンショウ、ヨシナガマムシグサの3種をまとめて、ヒガンマムシグサという扱いをされているそうです。
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