クモノスシダ
隣県や県西部で幾度か見かけましたが、富士市域ではまだこの場所でしか確認しておりません。
クモノスシダは好石灰岩性の植物だそうですが、ここでは溶岩に着生していました。
葉の先端部から新たな子(無性芽)が出現します。初めてこの様子を見た時、ショウジョウバカマを思い浮かべました。ショウジョウバカマは、種子繁殖の他に葉の先端に出来る不定芽による栄養繁殖もします。※胞子植物の場合、無性芽というそうです。
チャセンシダ科チャセンシダ属クモノスシダ(Asplenium ruprechtii Sa.Kurata)。
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