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2021年11月 4日 (木)

サイハイランの果実

5月下旬にサイハイランの人工授粉を行いました。数日後に見に行くと、花柄子房が膨らんでいて受粉は上手く行ったようです。そろそろ果実が熟す頃だろうと思い様子見に行くと、真っ黒になった果実が数個ぶら下がっているだけでした。

仕方ないので、別の場所を探しました。

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サイハイランは、このような一枚葉を持つ野生ランです。稀に、右下のように二枚葉の個体もあります。大きさは違いますが、偽球茎を持ち深山に生育するコハクランに似た形態の野生ランだと思います。

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ありました!人工授粉した場所では、左の先端部についている黒い果実のようになっていました。もしかしたら、昨今問題になっているハモグリバエの仲間による食害に遭ったのかもしれません。

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以前も掲載しましたが、こちらの花に人工授粉をしました。来年は、人工授粉した後袋掛けをして、観察するつもりです。


最近は、パソコンよりスマートフォンでのアクセスが多いようです。スマートフォンの場合「PC版サイト」にした方が見やすいと思います。写真は、タップすると拡大ポップアップ表示するようにしてあります。

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