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2021年9月 5日 (日)

カンアオイ属探索(9月上旬)

県内に生育するカンアオイ属の探索を始めて、約一年半が経過しました。静岡県植物相調査報告書などによると、県内には約20種のカンアオイ属が確認されているそうです。

今迄に、半分くらいの種と出会いました。この植物は、関りを持つほど難しく思えて来ます。リストされた種の中には、園芸的な観点から名付けられたものもあるようで、ますます頭を悩ます事になります。

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探索経験、僅か一年程度の初心者ですが、生育しそうな場所が少しずつ分かって来ました。この日は、昼頃には帰宅する予定で、以前から気になっていた場所を探索に行きました。

今回も、山の神様が味方してくれました。

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探索を始めた頃は、このような葉を見たら、オトメアオイかカンアオイ(カントウカンアオイ)と思っていました。それしか知らなかったので・・。

今回の探索目的は、このような葉を持つカンアオイ属でした。種を知るには、花を見る事と花の咲き始める時期を知る必要があります(寿命の長い花があるので)。この日は、花をつけた個体が見つかりませんでしたので、周辺の林内を含めて11月頃に再探索するつもりです。

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こちらは、葉の形からランヨウアオイと思われます。でも、幼苗なども含めて、違った形の葉を見る事もあります。

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予期していなかったアマギカンアオイが生育していました。前回探索で出会った場所からは、かなり離れています。そちらでは、葉柄が明るい緑色の個体ばかりでしたが、ここでは半分下が暗紫色の個体も見受けられました。

アマギカンアオイは、エリアが限られるものの、比較的広範囲に生育し、思っていたより個体数も多い事が分かりました。


基本的に、現地を知る人に案内してもらうのではなく、Webページと植物相調査報告書などの資料を見て、Google Mapや国土地理院の地図で見当をつけて探索に行っています。カンアオイ属の生育地は、他の植物に比べてかなり限定されると思います。現在の探索法では外れも多いですが、自らの探索で出会えた時の喜びは、他と比べようもありません。

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