« ヒガンバナ | トップページ | 深山の野生ラン冬支度 »

2021年9月20日 (月)

スギ・ヒノキ林のクロヤツシロラン

再生畑②の隣に、スギ・ヒノキの所有林があります。そろそろ、クロヤツシロランが咲く頃なので、様子を見て来ました。

Ap9200032Ap9200043

堆積したスギの葉と同系色の上に地際に咲くので、花期でも見つけるのが難しい野生ランです。この場所では、2~3年前に果柄が長く伸びた果実を見付けて、その存在を知りました。

Ap9200034

Ap9200039

小さなコンデジでなければ、花芯の捉えにくい花です。

クロヤツシロランは、光合成を行わず菌類から養分を得て生育する菌従属栄養植物です。沢山の果実を目にしても、林床の環境変化により数年後には殆ど見られなくなる事もあります。

竹林や常緑広葉樹林にも生育しますが、富士山南麓ではスギ・ヒノキ林で見る事の多い植物です。

ラン科オニノヤガラ属クロヤツシロラン(Gastrodia pubilabiata Y.Sawa)。

中国名は、「冬赤箭 (冬天麻)」・・赤箭 (天麻)は、同属のオニノヤガラの事です。この植物も、オニノヤガラのように薬効があるのだろうか?でも、薬効があったとしても、塊茎はずっと小さいので沢山集めなければなりません。オニノヤガラの花期は5~7月ですが、クロヤツシロランは9~10月です。花期に因んだ命名のようです。

« ヒガンバナ | トップページ | 深山の野生ラン冬支度 »

野生ラン」カテゴリの記事

草本」カテゴリの記事

コメント

今年はクロベエ早いようです、此方の深山でも
咲いてましたが大分傷んでいましたです。
以前の様な姿はもうないかもです。
ヤツシロランは昔の話となりましたね。

丹沢のクロベエさん、今晩は。

別の場所では、殆ど姿が見えなくなりました。
ここには、林床のスギの葉を集めてあります。
最初見た果実は数本でしたが、昨年はかなり沢山ありました。
隣にある畑に電気柵をめぐらしたので、ミミズを探すイノシシに狙われています。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ヒガンバナ | トップページ | 深山の野生ラン冬支度 »