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2021年8月 2日 (月)

ハクンラン属

塵取りのような形の小さな花を初めて見たのは、もう十数年前の事になります。その場所からは、いつの間にか姿を消してしまいました。

その後、調査依頼を受けて、冬の林内を探し回りました。この小さな植物を、開花時期ではない冬に探したのは、ある理由がありました。それはまた別の機会に・・。

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ラン科植物は、翌年の花期に再訪しても、全く同じ場所で花を見る事の出来ない種があります。このハクウンラン属も同様で、開花株の位置が年によって違うようです。アリドオシランと同様に根は退化していて、菌類への栄養依存度が高いものと思われます。


日本のランハンドブックには、ハクウンラン属について「長らくVexillabium属に分類されていたが、近年Kuhlhasseltia 属に含める事が適当である事が分かった。」とありますが、最新のYlistではOdontochilus(オオギミラン属)の学名が標準となっています。

タイトルをハクウンラン属としたのは、掲載した種がハクウンランなのかオオハクウンランなのか、確信が持てていないからです(草丈や葉の大きさだけでは識別の難しい理由が、この場所にはあります)。両者は染色体数が異なるそうなので、専門家の方に調べてもらおうと思っています。

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