エンシュウハグマ
義母の家に行った時、少し足を延ばしてエンシュウハグマの様子を見て来ました。「東部を除く県内各地の低地~山地に分布」とあります。古い記録では、東部の芝川でも生育確認されたようですが・・。私の住む富士市域では、生育が確認されていない植物です。
親株の間に、実生苗のようなものが見えていました。
今迄、気にして見た事はありませんでしたが、たぶん実生苗だと思います。
花は白色~淡い紅紫色を帯びるとありますが、上の二枚の写真は違う年に同じ場所で撮りました。もしかしたら、個体変異では無くて気候を含めた環境変化で花色が変わるなんて事は無いでしょうか?続けて観察出来ないので、確認する事は出来ませんが・・。
キク科モミジハグマ属エンシュウハグマ(Ainsliaea dissecta Franch. et Sav.)。
エンシュウハグマには、紫色の花をつけるムラサキエンシュウハグマと、葉に切れ込みが無く単に荒い鋸歯があるだけのマルバエンシュウハグマが品種として記載(登録)されているそうです。何れも、確認地は、天竜区春野町周辺のようです。一度見てみたいものです。
« テンナンショウ属の果実 | トップページ | 亜高山帯の針葉樹林で出会った野生ラン »
「草本」カテゴリの記事
- センダングサ属(2024.12.02)
- カヤランの成長(2024.11.21)
- 休憩時間に出会った野生ラン(2024.11.16)
- 不明の植物→ウスバスナゴショウ(2024.11.11)
- シロバナセキヤノアキチョウジ(2024.11.02)
コメント