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2021年1月 8日 (金)

サイハイラン

サイハイランは、場所によってはある程度個体数を見る事の出来る野生ランです。でも、樹木の伐採などにより姿を消してしまう事も多く、生育地は減少しつつあります。

このように、数個体まとまって生えている事も珍しくありません。通常は、無地の暗緑色の葉をつけますが、疎らな黄色の散斑(ちりふ)の入った個体も時々見かけます。また、通常は一枚葉ですが、稀に二枚葉を見る事もあります。


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蕾と花の様子です。花は下垂して半開きなので、下から覗かないと唇弁が見えません。唇弁は赤褐色で、基部にかけて蕊柱を包んでいます。

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シュンランなどに比べて、果実を見る事が多く受粉率は高いようです。いろいろな虫が訪花しますが、送粉者はトラマルハナバチだそうです。

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時々、偽球茎が露出している事があります。開花時期頃に葉を落とし、秋に新たな葉が姿を現します。新葉を伴って冬を越すのは、ヒトツボクロなどと同じですね。

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地域では、右のような花色のものを多く見かけますが、稀に萼片や側花弁が赤味を帯びているものを見る事もあります。

サイハイランの共生菌は、タシロランなどの共生菌に極めて近縁な事が明らかになったそうです。光合成を止めた野生ランに、十分な養分を供給する事の出来る菌類に依存している事から、立派な葉を持つサイハイランも、その依存度が高いものと思われます。
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