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2021年1月25日 (月)

アオキ

この時期は、近所の庭先や近くの山野で、アオキの果実を見る事が出来ます。

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果実は緑色から赤く熟します。野鳥に食べられて種子が運ばれるそうですが、残っている事が多くあまり美味しくないのかもしれません。

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アオキは、雌雄異株です。左が雄花、右がメス花です。

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一般的には葉縁に鋸歯がありますが、中には全縁のものもあります。園芸品種として作出された斑入り葉のものもあり、この特徴は実生で引き継がれます。

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枝先や若い枝の樹皮は緑色ですが、古くなると灰褐色になって来ます。アオキは県内各地の山野で見られますが、近年シカの摂食対象になっており、葉や枝先を食べられたものを良く見かけます。

アオキ科アオキ属アオキ(Aucuba japonica Thunb. var. japonica)。
旧分類体系では、ミズキ科とされています。Wikipediaではガリア科とありますが、Ylistに従いました。


今後、少しずつ「やまぶどうの徒然日記」の記事を削除して行くつもりです。静岡県で生育が確認された植物に関しては、整理して本ブログに移行する事も考えております。希少種に関しては、ホームページにまとめ始めていますが、ブログの方が大きな容量を使えるので多くの種を掲載できます。

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樹木」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。

妙高ではヒメアオキのみで、アオキは無いようです。
ヒメアオキ、アオキとの違いは大きさと木のしなやかさ(雪でも折れない)
だけでなのでしょうか?こちらにはアオキが無いので比べようも無いです。

ロココさん、お早うございます。
こちらでは、ヒメアオキは見る事が出来ません。
アオキは、私の背丈を超すくらい(2~3m)大きくなります。
シカの口が届く高さ以下の枝を食べられている木が彼方此方で見られます。

ヒメアオキの事を聞いて、ミヤマシキミとツルシキミ(ツルミヤマシキミ)の関係が頭に浮かびました。
静岡県内では、両方の生育が確認されているようですが、深山ではどちらか悩むようなものも見受けられます。
植物達もいろいろ工夫をして生きているのが面白いですね。

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