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2026年1月12日 (月)

シュロ

また記事の更新が滞ってしまいました。ご訪問くださる方々には、大変申し訳なく思っています。

今日の記事は「シュロ」です。シュロは中国の暖かい地方から持ち込まれた外来種ですが、野生化して静岡県東部の山間地でも見ることが出来ます。

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シュロは雌雄異株ですが、稀に雌雄同株も存在するそうです。確か雌雄異株のイチョウも、雌雄同株が存在すると聞いたことがあります。

シュロには、ワジュロ、トウジュロ、そして交雑種のアイジュロなどがあるそうです。この木は、葉の裂片の先が垂れているのでワジュロでしょうか?

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上の写真をズームしてみると果穂に果実が残っています。これは雌株ということになります。

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周辺を見回すと苗が生えていました。シュロは単子葉類ですから、発芽間もない内は一枚葉です。

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二枚目の葉が出てきた苗と幹を覆うシュロ皮です。Hobby houseとなった車庫の掃除に、シュロ皮の箒を使っていますが、とても綺麗に掃けます。

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私の背丈くらいまで成長したシュロの葉を太陽光を透かして撮ってみました。綺麗ですね。この葉で趣のあるバッタが作れます。

ところで・・。

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この写真の葉、シュロと似ているでしょ?コハクランの葉です。「シュロのような一枚葉」・・そう聞いていた幻の植物に初めて出会ったのは、かなり昔のことになります。その分布を調べるのに、一人で亜高山帯の針葉樹林を広範囲に探索しました。当時は気になった場所は何処でも行きました。もう同じような探索はとてもできません。

2025年12月24日 (水)

気になっているシダ植物

山野の植物観察をするようになってからも、シダ植物に目を向ける事はそれほど多くありませんでした。でも、植物園の手伝いを切っ掛けに、その生態に興味を持つようになりました。

この日は、数年前に不法投棄監視パトロールで発見した、ナチシダの群落を覗いてみました。ナチシダは伊豆半島方面に多く生育していましたが、温暖化の影響か富士市域でも見られるようになりました(古いリストには掲載されておりません)。

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この群落を見つけたのは、林縁に生えるこの個体に気づいてからでした。

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林内に入ると、線状間伐により日当たりの良くなった場所に群落ができていました。

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ナチシダは比較的大きなシダ植物で、近づくと見応えがあります。

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少し分かりにくいですが、葉裏の縁に胞子がついています。

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近くにコシダ(上)とウラジロ(下)が生えていました。県中部ではこの二種のシダで林床が埋め尽くされている場所をよく見かけますが、この辺りではそれほどでもありません。

パトロールの帰りに、畑の様子を見に寄りました。

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こちらは試験的に植えてあるホソバショリマです。本来常緑のシダですが、県東部においては冬に地上部が枯れます。ナチシダも同様ですが、まだ枯れておりません。この違いは、本来の産地の気温の差だと思われます。

現地の様子からナチシダは胞子繁殖して群落を広げていますが、ホソバショリマは地下茎で群落を広げ胞子発芽で範囲を広げ難いという印象を持っています。

実は、今夏の土壌乾燥により気温が下がる前に古い葉が枯れていました。その後、新芽が伸びて葉を展開してきましたが、胞子の付いた葉が見当たりませんでした。胞子をつけるはずの葉が夏に枯れたせいだと思います。また本来の生育地に比べてずっと気温の低い静岡県東部では胞子ができたとしても発芽能力がある状態まで生育するのは稀なのかもしれません。ホソバショリマが群落をつくるのに、生育地が限定される理由がこの辺りにあると思っています。

2025年12月13日 (土)

探石海岸の植物

管理人「やまぶどう」は、医師から指摘された運動不足解消のために海岸を歩くようになりました。そのついでに、石拾いを始めました。マニアの間では「探石」と言うそうです。

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この日行った海岸です。我が家は富士山の手前に見える愛鷹連峰の裏側になります。

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この日の海は、とても穏やかでした。釣り人に尋ねると、釣果は今一との事でした。

石に関しては別ブログ「権兵衛の種蒔き日記」に掲載しています。こちらでは海岸で見た植物を少しだけ掲載します。

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ハマエンドウです。

マメ科レンリソウ属ハマエンドウ(Lathyrus japonicus Willd.)。

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この艶のある葉は、ハマヒルガオです。

ヒルガオ科ヒルガオ属ハマヒルガオ(Calystegia soldanella (L.) R.Br.)。

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そしてこちらはハマゴウです。

シソ科ハマゴウ属ハマゴウ(Vitex rotundifolia L.f.)。旧分類体系では、クマツヅラ科とされていました。

山間の地に住んでいると海岸の植物は珍しく、植物観察を始めたばかりのころ地域の海岸を見て歩きました。当時に比べると、海岸の整備工事などに伴い生育地がかなり減少した印象があります。こうして出会えると、旧友に再会したような嬉しさがあります。

探索時間は二時間程度ですが、砂や砂利の海岸散歩は結構いい運動になります。

2025年11月25日 (火)

馬頭観音の植物

一か月ぶりの更新になります。高齢者のブログは「生きている証」・・やまぶどうは、何とか生きています。

不法投棄監視パトロールのコースの一つに、馬頭観音の祀られているところがあります。そこに生育する植物を撮ってみました。

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キッコウハグマの花が咲いていました。各所で見かけることの多い植物ですが、閉鎖花をつけるため咲いている花の少ない場所もあります。花を開くのは若い小形の株が多く、閉鎖花は大株になるほど多いように思います。

小さいけど綺麗な花です。よく見ると3個の花が合体していることが分かります。ピンクの花をつけるエンシュウハグマを思い浮かべ、花弁の形がより整ったこの花がピンクだったらなんて考えました。

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こちらは独特の香りがするリュウノウギクです。この辺りから上ではよく見かける野生菊です。

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隣には、ラン科シュスラン属のミヤマウズラが生えていました。シュスラン属は地下茎で増え群落をつくることもありますが、共生菌への依存度が高く環境の変化により姿を消してしまうことがあります。結構気難しい植物であるという印象を持っています。

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ヤマツツジの苗です。ツツジの仲間は種を蒔いても上手く発芽してくれません。ところが場所によってはミニ盆栽のような苗が沢山見られます。畑に作っているミニ植物園への導入種として、ツツジの仲間も検討中です。長年山野を探索していると、身近で見られる植物に目を向けることを忘れ、その魅力に気付かない事が多々あります。

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ホコリタケかと思ったらずっと大きい・・ノウタケの仲間かな?


民家から離れた場所にあるこの馬頭観音の周りには気になる植物がいろいろ生育しています。以前はササユリも咲いていましたが、いつの間にか姿を消してしまいました。ラン科では前記のミヤマウズラの他に、シュンラン、コクラン、クモキリソウ、オオバノトンボソウ、ヤクシマヒメアリドオシランなど、そしてツツジ科にのウメガサソウも見られます。

この馬頭観音には、お供えをして見守っている人がいました。その方は数か月前に他界されました。この後、それを引き継ぐ人がいるのだろうか?

2025年10月24日 (金)

シロバナセキヤノアキチョウジ再び

本日は、今月二回目の不法投棄監視パトロールに行ってきました。途中で昨年見つけたシロバナセキヤノアキチョウジが咲いていたので撮ってみました。

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夏に草刈りされて心配していましたが、その後また伸びて無事に花を咲かせてくれました。勢いのある逞しい植物です。

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それにしても変わった形態の花ですね。図鑑には「花冠は2唇形で、筒部は長く上唇は反り返って浅く4裂し、下唇はボート形になり前方につき出る」とあります。

普通種と白花品種の違いは・・。

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シロバナは、花柄や萼に紫褐色の色素が無く綺麗な緑色をしています。シロバナタチツボスミレの萼もそうですね。

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普通種は、葉柄や萼に紫褐色の色素があります。もちろん花を見ればわかりますが、見慣れると葉や茎色の違いでも区別できると思います。

シソ科ヤマハッカ属シロバナセキヤノアキチョウジ(Isodon effusus (Maxim.) H.Hara f. leucanthus (Honda) H.Hara)。

タイプ標本は、静岡市葵区にある竜爪山(りゅうそうざん)で採集されたそうですが、掲載写真は富士市某所で撮影しました。


別ブログ「権兵衛の種蒔き日記」に掲載しましたが、昨年の晩秋に種子採集し、今春撒いて育てた個体の中に、シロバナセキヤノアキチョウジがありました。発芽した年に開花に至ることが分かりました。多年草なので来年からも楽しみです。実生栽培してみると、図鑑に書かれていないことがいろいろ学べて面白いです。

2025年10月18日 (土)

コカモメヅルとコバノカモメヅル

植物の標準和名は紛らわしいものがあります。コカモメヅルとコバノカモメヅルもその一つです。ササと伸びきった茶ノ木が繁茂していた畑を再生させた頃、コカモメヅルが生えてきました。その後、間違えて仮払い機で切ってしまい、コカモメヅルは姿を見せなくなりました。今度は彼方此方にコバノカモメヅルが生えてきました。

私が初めてコバノカモメヅルを見たのは、田園地帯にある浮島ヶ原自然公園でした。そんなことから、コバノカモメヅルよりコカモメヅルの方が山地で見られるという間違った認識を持っていました。数日前、ヤマアジサイエリアでコカモメヅルを再発見したので撮ってみました。

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左がコカモメヅルで右がコバノカモメヅルです。幅広の葉を見て感激しました。

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小雨降る中、とても小さな花が咲いていました。コカモメヅルに再会できて本当に良かった!

水滴で見難いので、以前撮った写真で比較してみます。

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コカモメヅルの花です。

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コバノカモメヅルと白花品種のアズマカモメヅル(f. albiflorum)です。見比べると中間色もあり、連続した変異だと思います。

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並べてみました。別々に見ると似た感じがしますが、こうしてみると違いが良く分かります。

キョウチクトウ科カモメヅル属コカモメヅル(Vincetoxicum floribundum (Miq.) Franch. et Sav.)。

キョウチクトウ科カモメヅル属コバノカモメヅル(Vincetoxicum sublanceolatum (Miq.) Maxim. var. sublanceolatum)。

旧分類体系では、ガガイモ科とされていました。

2025年10月 9日 (木)

カラムシとラミーカミキリ

「やまぶどうの徒然日記」の後継として2021年1月に開設したこのブログも、おかげ様で10万アクセスを超えました。地域において超希少種と思われる種の掲載を控えている事もあり、一日のアクセス数は前ブログよりもずっと少なくなりました。

それでも、アクセス解析で再訪してくださる方がいる事を知り出来るだけ更新するつもりではいるのですが・・。山野を歩く機会が減り更新の滞る間隔が長くなってしまい、訪問者の方にはご迷惑をおかけして恐縮です。

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嘱託勤務の退職後、荒れた所有地を再生させて自家消費の素人農業をやっています。伸びきった茶ノ木と繁茂したササやクズなどの除去はとても大変でした。そして除去作業が終わってからの大敵は写真のカラムシです。

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果実は球状に固まって着きます。凄い数ですね。

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こちらは掘り起こしたカラムシの地下茎です。地上部を刈り取っても地下茎が残っているとすぐに新芽が伸びて来ます。

イラクサ科カラムシ属カラムシ(Boehmeria nivea (L.) Gaudich. var. concolor Makino f. nipononivea (Koidz.) Kitam. ex H.Ohba)。

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こちらはカラムシの葉に集るラミーカミキリ(Paraglenea fortunei)です。頭部の黒い点が目のようで面白いでしょ?以前は群落の中で見かけることも多かったのですが、最近はあまり見かけなくなったように思います。

2025年10月 2日 (木)

シュロソウとマルバルコウの花

昨日は打合せがあったのと雨が降っていたので、畑にはいかず庭の植物を撮ってみました。

【シュロソウ】

十数年前から、庭のイヌツゲの株元に生えてきました。花の咲かない年もあります。地域の山林で葉を見かけることは多いですが、開花株に出会うことは稀な気がします。

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子房の膨らんだ花です。花茎の上部の細枝では、殆どがこのように膨らんでいました。

シュロソウの仲間は多くの種があるようで、富士山南面では、高山帯で見るアオヤギソウ、高度1000mくらいから上で見るバイケイソウなどがあります。

バイケイソウの開花株は当然果実が熟すまで残りますが、未開花株は早期(花期頃)に地上部が枯れます。また同じ場所でも年によって開花株の数が異なるように思います。実生発芽率は高いようですが、開花株まで成長するのにかなり年数がかかる種だと思っています。同属のシュロソウも、生育場所の環境変化や土壌栄養によって開花しない場合があるのかもしれません。

シュロソウ科シュロソウ属シュロソウ(Veratrum maackii Regel広義学名)。

【マルバルコウ】

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いつの間にか、庭に生えてきました。零れ種で彼方此方に生えています。オレンジ色のとても綺麗な花です。

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株元で沢山の枝が分岐していました。帰化植物で、中国名は橙紅蔦蘿 (圓葉蔦蘿)・・植物の特徴を如実に表した命名ですね。

義母の家には深紅の花が咲くルコウソウがあります。そちらは、細く分岐した葉が特徴です。義母が大切にしていた庭の植物は一部を我が家に引っ越しさせましたが、そうできないものも沢山あり訪問する度痛んでいくのを目にして心苦しいです。

ヒルガオ科サツマイモ属マルバルコウ(Ipomoea coccinea L.)。マルバルコウソウと呼ばれることが多いようですが、Ylistではマルバルコウが標準和名になっています。

2025年9月19日 (金)

カヤランとクモラン

9月10日に地域の水口(水源)調査に行ってきました。その時、針葉樹林の林床でカヤランとクモランを見つけました。

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強風によって着生していたスギの細枝とともに落下したようです。地域の人工林を歩くと、このように落下しているのを時々見かけます。そのままではやがて枯れ死してしまうと思われるので、持ち帰りました。

【カヤラン】

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左が上のカヤランで、右は以前持ち帰ったカヤランです。着生していた枝ともにサザンカの幹に麻紐で固定してあります。

次は庭木に着生したカヤランです。最近、庭木の各所で見かけるようになりました。

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こちらはツツジの枝に着生したカヤランです。準備の早い着生蘭で、もう来春咲く蕾が姿を現しています。

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カヤランは着生する樹種が多様な種ですが、中でもツツジの枝は共生菌が豊富なようで沢山の苗が見られます。

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過去のブログ記事でも掲載しましたが、この2枚の写真には発芽間もない状態のカヤランが見られます。扁平な器官で、葉緑素を持ち一見葉のように見えます。特に下の写真の右上に伸びている部位に注目してください。これは葉ではなく胚芽に由来する器官で普通葉が出現するとやがて姿を消していきます。

ラン科カヤラン属カヤラン(Thrixspermum japonicum (Miq.) Rchb.f.)。

【クモラン】

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針葉樹の盆栽・・トウヒの寄せ植えに着生しているクモランです。自動自家受粉するようで、結実率は高く毎年右のように沢山の果実が見られます。

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縦長の左側の写真(左に伸びる根の脇の部分)とこの写真(Xになっている部分)には、カヤランと同じような扁平な器官が写っています。こちらは葉緑素を持った着生根が成長すると姿を消していきます。

ラン科クモラン属クモラン(Taeniophyllum aphyllum Makino)。


ところで、Wikipediaによると、クモランに関して「着生場所から引き離した場合、絶対と言ってよいほど再活着しない」とあります。以前、研究者からの依頼で県中部に生育するクモランを採集しに行ったことがあります。そこは県東部で見るものより着生根が長く、別の個体の上に被さり合うように生えていました。根を傷めないで簡単に掴み取れました。前記のことが気になっていたので、一塊を苔の生えた桜の木に固定して毎日水遣りしたところ無事活着しました。この着生蘭は、長期乾燥によって根が枯れ死することが多いように感じています。着生根ですからスプレーでの水遣りも有効だと思います。枝に着生したままなら、冒頭のカヤランのようにして根が動き始めるまでマメにスプレーすれば、活着の可能性は高いと思います。

この二種類の着生蘭は、他種に比べて樹種を選ばず発芽しやすいようですが、長く観察しているといつの間にか姿を消してしまうことがあり、場所を移動しながら代を繋げているというような印象を持ちました。このことは日本の蘭ハンドブック「カヤラン」の解説でも触れられています。同じく発芽率の高いヨウラクランも同様に感じています。庭木の着生蘭観察も興味深く楽しいです。

2025年9月17日 (水)

ヒガンバナと十日後のシュスラン

NPOからの依頼で、ヒガンバナの花が咲き出す前に、富士市の下界を流れる沼川沿い遊歩道の草刈りをして来ました。今年は連絡がないので心配していたら、もう山間の地でも花が咲き始めました。NPOの役員と途中から参加してくれたジヤトコさんだけで刈ったのだろうか?長年参加してきた市民メンバーは、数人だけ残りみんな年寄りになってしまいました。

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こちらは一足先に咲いたキツネノカミソリです。同科同属ですが、キツネノカミソリの果実が膨らみ始めた頃、ヒガンバナの花が咲き出します。

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十日後のシュスランの花です。花茎の先端部まで咲いていました(控えめな性質なので、あまり開きませんが・・)。

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上手く根付くか分からないので、緊急避難したのは一株だけでした。花茎から少し離れた場所に見える小さな株は、親株から伸びた栄養繁殖苗です。この苗は地上部が残ったまま冬を越しますが、花茎部は枯れて地下茎だけ残ります。今のところ、この場所の環境は適しているようです。


最終的には、環境の変化により小型化してしまった地域某所のベニシュスランを少し移植して、花を咲かせたいと思っています。それが、少し前に不法投棄監視パトロールで通りかかったところ、作業道の草刈りがされていました。すでに自生地の間伐作業がされてしまったかもしれません。近々確認してこようと思っています。

植物保護の考え方や方法は人それぞれです。諸先輩の多くは「自然のままに!」というご意見を持たれていると思います。でもそれでは守れない植物を幾度も目にして来ました。情報拡散による園芸採取はもちろんですが、野生動物の食害や、草刈り・笹刈りがされなくなったために姿を消してしまった希少種もあります。ただ、個人レベルで保護できる植物はホンの少しで、傍から見れば単なる自己満足と言われるかもしれません。それでも何もしないより良いと最近思うようになりました。

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