ヤエドクダミ
NHKの朝ドラ「らんまん」で、長屋に咲くドクダミがテーマに取り上げられていました。ドクダミは、何処でも見かける植物ですが、古くから民間薬として利用されて来ました。幼い頃は、不味い煎じ薬を幾度も飲まされました。
不法投棄監視パトロールで、面白い形態のドクダミの花に出会いました。実は、5月に行った愛媛県松山駅の近くでも、似た花を見かけました。気になる植物との出会いは続くものです。
このような形態の花を、前ブログ「やまぶどうの徒然日記」でも取り上げた事があります。その場所は町内にあったのですが、地主さんが除草剤を散布したため全滅しました。
一般的な花はこのような姿です。白い花弁のような部分は葉が変化した総苞片で、花はその上に見える穂状の部分(花序)です。
更に接写してトリミングしてみました。オシベとメシベだけの小花が見えています。この写真では分かり難いですが、一つの小花はオシベが3個、メシベが1個で柱頭が3~4裂しています。
ドクダミ科ドクダミ属ドクダミ(Houttuynia cordata Thunb.)。
ドクダミ科ドクダミ属ヤエドクダミ(Houttuynia cordata Thunb. f. plena (Makino) Okuyama)。
ヤエドクダミは品種ですが、富士市植物仮目録(中山Ver.2023)に、生育確認場所を記して追記しました。
昨日は、図面描きに飽きたので、家族が買って来たサツマイモの蔓を午前中に挿して来ました。初めて挑戦するシルクスイートです。
シルクスイートは、カネコ種苗株式会社が春こがねと紅まさりを交配して作出したそうです。ホームセンターで売られていた蔓には、カネコ種苗許諾済み、海外持出禁止の札がついていました。種苗法で海外持出制限がかけられているようですね。この品種は、多くのWebページでその美味しさが解説されています。また、寒さにも強いとあり、山間の地の栽培にも向いているようです。
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