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野生蘭

ヒトツボクロ

市内の山林で見るヒトツボクロは、点在しており、出会う事は比較的稀です。この日は、林道を覚えるために新たなルートを走ってみました。そして、偶然車を止めた場所で、林床を見ると・・。

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「あっ、ヒトツボクロだ!」

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林内に入って確認すると、自生地は広範囲に渡っていました。かなりな個体数です。私が知る富士市内の自生地では、この場所が一番広範囲で密度も高いと思います。

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ヒトツボクロは、一枚葉の野生ランです。葉裏を見ると、右のような紅紫色をしています。

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左の葉は、皴が無く細長いので、若い個体でしょうか?幅広の皴がある葉は、ホテイランに似ています。中脈の白線も特徴の一つです。

右の葉の付け根を見ると、花芽らしきものが見えていました。

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接写してみました。やはり花芽のようです。

以前撮った、花茎の伸びた全体の様子を掲載します。

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訪問が遅く、子房が膨らみ始めていましたが・・。花はとても小さく地味な色をしていますので、開花時期でも見付け難い植物です。

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下向きに咲きますので、反則技で接写してみました。

果実のドライフラワーを探すと・・。

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幾つかありました。ラン科植物の果実は、葉を見なくてもそれと分かり易い気がします。また、この野生ランは、同じく一枚葉でバルブを持つコハクランのように、毎年花をつけないものもあると思っています。

葉は、一般的に濃緑色ですが、中には・・。

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こんな色の個体もあります。カラス葉とでも呼べば良いのでしょうか?

ラン科ヒトツボクロ属ヒトツボクロ(Tipularia japonica Matsum.)。

この日も、初めての場所でピンポイントで出会わせてくれた山の神様に感謝です。

無事だった野生ラン

早朝、パソコンに常駐している天気予報comが「一時間後の雨予報」を表示しました。予報通り、萌の散歩が終ったと同時に、雨が降って来ました。久々の雨なので、出来ればもう少し降ってほしいものです。

近くの林に生える野生ランの無事を、確認に行って来ました。

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何時も気にして見ているエビネは、今のところ無事でした。この辺りではハナバチなどのポリネーターが多いのか、結実率が良いようです。

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この林でも、園芸採取により姿を消したと思われる場所が幾つかあります。欲しい人は、園芸店で買って堂々と栽培してもらいたいと思います。

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この果実のドライフラワーは、サイハイランです。塵のような種子は、既に飛散した後のようです。

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サイハイランは、通常一枚葉ですが、稀に二枚葉のものも見かけます。ちょっと変わった生態を持っているようです。それは、またの機会に・・。

樹木の伐採により、沢山生えていた場所から姿を消してしまいました。移植を嫌う人もいますが、そういう場面を幾度か目にしていると、保護のためには移植も重要な選択肢だと思っています。もちろん、地主や森林管理者の承諾が前提となりますが・・。

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着生ランのカヤランとクモランです。この林に通い始めた頃に比べて、カヤランの個体数は増えていると思います。喜ばしい事です。

一度出会ったきりの野生ランもあります。

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オニノヤガラです。この花茎は、その後誰かに折られたようで、結実する事も無く姿を消してしまいました。見付けたら折らないでくださいね。また、標高の高いところでは、シカの食害に遭う事も多いようで、とても心配です。図鑑には、多年草とだけ表記されていますが、もしかしたら一回稔性(一回結実性)なのかもしれません。

この林には、他にもいろいろな野生ランが生えています。シュンラン、クモキリソウ、ノヤマトンボ(オオバノトンボソウ)、キンラン、ササバギンラン、ギンラン、ミヤマウズラ、エンシュウムヨウラン、クロヤツシロラン、アオフタバランなど・・。

身近な林に生える植物は、特別な愛着を持って見るため、何時までも生き残ってほしいという気持ちが更に強くなります。

低山に生えるイチヨウラン

県内で見るイチヨウランは、亜高山帯の針葉樹林に生えています。でも、その場所より高度1,000mも低いヒノキの林に生えているものがあります。

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このイチヨウランに初めて出会ったのは、2014年5月上旬でした。右の葉の付け根に花茎が見えています。

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2015年5月上旬には、2株に花が咲いていました。

ところが、その後シカの食害に遭ったようで、2016年には真ん中の葉が、そして2017年春には、全ての葉が姿を消していました。無念な思いでその場所を後にしました。

昨年、諦め半分で確認に行ったところ、また2枚の葉が姿を現していました。葉が無く光合成で養分を得る事が出来ませんから、根茎が地中の共生菌から養分を得ていたのではないかと思います。

そして、今年・・。

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昨年と同じく、2枚の葉が姿を現していました。片方には蕾が見えています。

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波打っている葉縁は、やがて平らになってくると思います。無事で良かった!

通い続けている亜高山帯の自生地でも、行く度花の咲く位置が変わっています。開花株まで成長したとしても、養分の供給が足りず咲かない年もあるようです。

ラン科イチヨウラン属イチヨウラン(Dactylostalix ringens Rchb.f.)。

ハルザキヤツシロラン実生実験容器

久々に、ハルザキヤツシロランの実生実験容器を覗いて見ました。

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第一の容器に、シダが生え始めました。ワーディアンケース内に入れて、寒冷紗をかけて置いたのがずれていたためだと思います。

右はシダの赤ちゃんです。白い髭のようなものが見えています。以前から気になっていたのですが、これが根なのか疑問を持っています。と言うのは、スギの葉に覆われていたベニシュスランの根元に、同じようなものが生えているのを見た事があるからです。でも、別の時期に見ると姿を消していました。

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こちらが、ベニシュスランの茎に生えていた髭のようなものです。これは何でしょう?カビそれとも共生菌から養分をもらうために出現した器官?

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透明感のある岩ノリのようなものから、通常見る葉が伸びて来ます。右の写真にはまっすぐ伸びた根が写っています。シダの成長を観察するのも面白いですね。この前の段階が観察出来ないだろうか?

もう一つの容器では・・。

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ハルザキヤツシロランの共生菌か分かりませんが、元気な菌糸が姿を現していました。

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こちらにも・・。

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部材を捲らないで、観察出来る塊茎はこれだけです。この状態では、開花に至る事は無いでしょう。部材に覆われている塊茎がどうなっているのか、覗きたい気持ちをこれで我慢しています。

地味な写真ばかりなので・・。

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ワーディアンケースの横で咲いている、シャコバサボテンの花を掲載します。

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オシベとメシベを接写。この距離は、自家受粉を避けるため?

シュンラン

近くの山林で、シュンランの株元を覗くと・・。

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蕾が姿を現していました。深山の野生ランと同じく、蕾を持って冬を越します。

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2月半ば頃になると、苞が外れ花弁や萼片が姿を現して来ます。

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富士市では、3~4月頃開花します。

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標準和名の通り、春を告げる野生ランです。地域では、ジジババの別名で呼ぶ事があります。花形や花色、斑紋などに変異が多く、それを観察するのも楽しいです。

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送粉者は、ハナバチの仲間が確認されているそうですが、私はまだ訪問中の送粉者に出会った事がありません。花数の割に、果実に出会うのは稀です。

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鞘(果皮)が割れ、種子を飛散し始めた果実です。中には、沢山の種子が詰まっています。発芽~発葉に関する興味深い記述がありました。それに関しては、もう少し勉強してから・・。ラン科植物は、変わった性質を持つものが多くて面白いです。

静岡県内で、出会った事のあるシュンラン属は・・。

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ナギランとマヤランがあります。

ナギランは、葉を持ち光合成を行いますが、共生菌への依存度が高いそうです。マヤランは、葉を持たず光合成を行わない菌従属栄養植物です。両者ともかなり薄暗い林床で出会いました。自動自家受粉するのも、そういう環境に生えるための進化だと思われます。

ラン科シュンラン属シュンラン(Cymbidium goeringii (Rchb.f.) Rchb.f.)。

クモラン

町内で、自生を確認した着生ランは、カヤラン、ヨウラクラン、ムギラン、そしてクモランです。今日は、クモランを掲載します。

最初に発見したのは、父親が育てていた針葉樹の盆栽でした。その後、他の家のウメの木に着生しているのを見付けました。本家の場所として、思い当たるところがあり、地主さんに許可を頂いてありますので、後日調べる予定です。

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針葉樹の盆栽とセイヨウシャクナゲに着生したクモランです。セイヨウシャクナゲの個体は、昨年初花が咲いたようで、果実が付いていました。

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サクラとイヌマキにも着生しています。サクラのほうは果実が見当たりません。一昨年は、花を見たのですが・・。

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こちらは、8月頃の果実の様子です。

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果実は、黄色く熟します。

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果皮が裂開し、毛糸の繊維のような種子が飛散します。拡大して見ると、ヤツシロランのように中央の膨らみが見えません。今年の果実で、ちゃんと観察したいと思います。

場所によっては・・。

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森町で撮影したクモランは、こんな状態でした。なんか不気味でしょ?静岡県では、中西部の方が大株に出会えます。湿度だけでなく、気温の関係だろうか?

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クモランは、葉が無く葉緑素を持った根で光合成を行っているそうです。根は平たく、喜多方ラーメンの平打ち麺のようですね。どうして葉を捨ててしまったのでしょう?

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比較のためにフウランの根を掲載します。一般的なランの根は、多肉質の組織の外側を白い皮のような組織が覆っています。

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こんな花が咲きます。極短い距が確認出来ます。「花は一日でしおれる」とあります。それでも、果実が多く見られますので、自動自家受粉するのかもしれません。

ラン科クモラン属クモラン(Taeniophyllum glandulosum Blume)。

カヤラン

庭の低木を剪定していると、ツツジの木にカヤランが着生していました。

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敷地内に幾株か見付けてありますが、これが昨日見付けたカヤランです。発芽してからこれくらいになるのには、かなりの歳月が必要だと思います。如何に庭木の手入れを怠っているか分かりますねcoldsweats01

発芽して間もない頃から、観察したいものです。

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こちらは、別の庭木に着生していました。

台風の後に、スギ林の中を探索すると、枝に着生したまま落ちているのを良く見かけます。何故か、そのまま置くと枯れてしまうそうですので、救済が必要です。

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こちらは、カヤランの蕾と果実です。蕾は果実と一緒に見る事が出来ます。果実が熟し、種子が飛散するのは、4月頃です。場合によっては、花と一緒に右のような状態の果実が残っている事があります。

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花期は、3~5月頃とありますが、我が家の近くでは4月下旬頃から5月上旬が見頃になります。

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小さな花で、「観賞価値は低い」と書かれているWeb記事が多いですが、接写して見ると案外綺麗な花です。

今迄、着生を確認した樹種としては、スギ、ヒノキ、サクラ、ウメ、アセビ、カシ、アカシデ、タブノキ、カキ、クヌギなどがあります。あまり樹種をえり好みしない着生ランだと思います。

ラン科カヤラン属カヤラン(Thrixspermum japonicum (Miq.) Rchb.f.)。

シラン

植物に興味のない家族に、このランの和名を教えたところ、ふざけていると思ったそうです。紫蘭・・基本的に紫紅色の花を咲かせる事から、シランの和名が付けられました。

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木陰など、日照の少ない所に生える野生ランが多い中で、シランは日当りの良い場所に生えます。掲載した写真は植栽ですが、森町などで自生とされるシランに出会った事があります。各所に記録があるようですが、植栽品の逸出か判断するのは、なかなか難しいと思います。

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日本に自生するランの中では、珍しく華やかな色の花をつけます。綺麗でしょ?また、白花品種をシロバナシランと呼ぶそうです。

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「唇弁は浅く3裂し、不規則な縦ひだが5本ある」とあります。数えて見ると、5本のものとそれ以上のものも稀にありました。

実は、以前から気になっていたのですが、園芸用に販売されているシランには、中国産~台湾産のシラン属と交配したものもあるようですが、日本産のシランとの違いが良く分かりません。掲載したシランは、交配(雑)品なのかもしれません。

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花が終わり、膨らみ始めた子房と、熟した果実です。送粉者は、ハナバチの仲間だそうです。我が家では、毎年沢山の果実が生りますので、受粉率は良い方だと思います。

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果実の鞘を割って見ると、小さな種子がびっしり詰まっていました。これが皆発芽したら、大群落を形成する事になりますね。

ラン科植物は、一般的に共生菌などの力を借りないと発芽できないため、普通に山野草の土に蒔いても発芽しませんが、このシランは発芽する事があるそうです。ハイポネックスなどをしみ込ませた用土ならどうだろう?今回良い機会なので、発芽実験をしてみようと思っています。

こんな綺麗な花を咲かせるのに、庭先や畑の隅などでも容易に育つため、特別扱いされる事の多いラン科植物の中でも、軽視されているように思います。

ラン科シラン属シラン(Bletilla striata (Thunb.) Rchb.f.)。

義母の家の植物

昨晩から今朝にかけてとても冷え込み、たまり水が凍っていました。萌のリードを持つ指が凍傷になりそうでした。これからの散歩が辛い!

今日は、義父の墓掃除に行って来ました。その帰りに寄った、義母の家の植物を撮ってみました。

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義母の家では、パフィオが屋外で越冬します。

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一鉢は、既に開花していました。栽培土や管理法など、教科書に書かれたものとはかけ離れていますが、こうして沢山の花を咲かせています。教科書が正しいとばかり言えないようです。

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何年義母の家にいるのか分かりませんが、毎年増え続け幾鉢かに株分けしていました。我が家の過保護パフィオよりずっと元気です。

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ハイビスカスも屋外で越冬出来ます。まだ蕾が残っていました。

たまに見るキンギョソウは、新鮮な感じの花です。

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素人農業で使っているコンパニオンプランツのマリーゴールドと、義母の大好きなペチュニアの花です。

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パフィオが屋外で越冬出来るくらいですから、シンビジュームも一年中屋外で枯れずに頑張っています。

右は、以前から気になっていた一枚葉の斑入りシダです。

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葉裏の胞子を撮ってみました。ウラボシ科ヒトツバ属ヒトツバだと思います。少し分けてもらいました。

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こちらは何でしょう?デュランタ(ハリマツリ、タイワンレンギョウ)の果実です。見る事は稀です。

明日は、いろいろな用事を仰せつかっています。大人しく言う事を聞いておかないと、正月の酒の肴に影響するので大変です。

2018年の思い出④

④は、野生ランを集めてみました。比較的容易に出会えるものもありますが、私にとって思い入れのあるものを掲載しました。

今年は、ハモグリバエによる果実の食害調査の協力という事で、キンラン属の植物を探して歩きました。いざ探すとなると、果実の生った個体が少なく、あまり協力出来ませんでしたが・・。

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ササバギンランの花です。

図鑑には「わずかに開く・・」と解説されています。でも、中にはへそ曲がりがいて、このようにちゃんと開く花もあります。

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こちらは、他県で見たギンランです。

「距が長く突き出る」と解説されているギンランですが、距が無い・・。ヤビツギンランという変種名が付けられていて、六弁花だそうです。この場所では、母種と混在していました。私にとっては、初めての出会いです。

そして・・。

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こちらは、県内で見たササバギンランですが、斑入り葉の上に花に距がありません。

固定した変異なのか分かりませんが、花を研究者に調べてもらったところ、六弁花ではなく四弁花だったとの連絡が来ました。来年また出会うのが楽しみです。悪い小父さんに連行されていなければ良いのですが・・。

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「何だ!イチヨウランの葉か?」なんて、声が聞こえて来そうですが・・。

この場所は、本来の自生地である亜高山帯から、標高1,000mくらい下がったところです。発見当初は、3枚の葉がありました。ところが、昨年の春に見た時は鹿の食害なのか、1枚の葉も確認出来ませんでした。絶えてしまったかと、無念な思いで今年見に行ったところ、このように2枚の葉が確認出来ました。地下茎だけで1年間生き残っていたようです。光合成が出来ませんから、共生菌から養分をもらっていたのだと思います。

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他県で見るコアツモリソウの自生地は、希少種とはいえ群生しています。

でも、この場所では、数株確認出来ただけでした。手元にある記録からも、本家が近くにあると思っています。来年、探索予定です。

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こちらは、ギボウシランです。

昨年、この野生ランの存在を知りました。そして、開花の情報を得て、小雨降る林内に行ってみると、予想を上回る個体数が確認出来ました。

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昨年は、暑さのせいか早期から花がかなり傷んでいました。今年は無事に咲いていたので、安心しました。

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次はハコネランです。

県内の自生地は情報拡散され、Webには同じ個体の写真が幾つかアップされています。でも、これはその場所と違うところで出会いました。特に右は、私にとっては意外な上に嬉しい場所で見付けました。

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久々に、クマガイソウの群落を見て来ました。

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ところが、以前見た時と違い、開花株が数えるほどしかありませんでした。数十枚の葉を確認した別の場所では、年々個体数が減りついに姿を消してしまいました。何が原因なのか分かりませんが、この野生ランは群落を作る割に、気難しい植物のようです。

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カキランも、久々に確認に行って来ました。

以前気付かなかった場所にも咲いていて、個体数は増えているように思います。

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深山に生えるコハクランは、遅い訪問になりました。

時間のある時には、受粉の手助けをしています。右の果実が無事熟してくれるのか心配です。と言うのは、熟すまで育った果実をあまり見かけないからです。中には、未熟なまま変色しているものもありました。

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とても小さな花ですが、和名に合っていると思います。

この植物が、台湾に生える「印度山蘭」と同じ学名である事を知りました。台湾の写真を見ると、唇弁の赤味が多いですが・・。

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コハクランの自生地では、とても小さな花を咲かせるミスズランに出会いました。

四年連続で見る事が出来、とても幸せです。見付けても、一度目を逸らすと見失ってしまうような小さな植物です。

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樹皮を覆っているのは、マメヅタランです。

まだ植物観察に興味のなかった頃、何処かで出会った事があります。友人に教えてもらい、やっと見る事が出来ました。この場所は、以前数百メートル手前まで行った事があります。希少植物との出会いは、そんなものです。

他県ですが・・。

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囲いの無いところで、見て来ました。ホテイアツモリソウとキバナノアツモリソウは、どちらも希少種ですが、人間や鹿などの外敵がいなければ、増え易い植物ではないかと思っています。

今年は、お盆頃からあまり山歩きしませんでした。ブログ記事を毎日更新すると、頻繁に出歩いていると思われるかもしれません。何年間か山野を歩いていると、それがつまらなくなって来るのです。たまに出かけるのが、良いですね。

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