石のコレクション
岩石・鉱物に関する知識は殆どありませんが、次男が集めていたものを引き継ぎ、機会があると追加しています。先日、国立科学博物館へ行った時、館内の売店で2~3個買って来ましたので、それを含めて少しだけ掲載します。
こちらは、自然銅:Cuです。電気に関わる仕事をしていたので、興味を持ちました。アメリカ、ミシガン州産です。
これは、どちらもルビーです。Al₂O₃・・酸化アルミニウムの表示がありました。変種で赤色のものをルビー、赤色以外のものをサファイヤと呼ぶそうです。上段は、インド産。下段は、アメリカ、カリフォルニア州産です。
このエメラルドのような綺麗な石は、翠銅鉱(すいどうこう):CuSiO3·H2Oです。銅を含む珪酸塩鉱物とあります。ロシア産です。
左はガーネット:Fe3Al2(SiO4)3となっていました。ガーネットにもいろいろな種類があるようで、こちらは化学式から鉄礬柘榴石(てつばんざくろいし)と呼ばれるようです。
右は、アラゴナイト(霞石):CaCO₃。鍾乳洞などでは、珊瑚のような形になるそうです。モロッコ産。
この綺麗な石は、藍銅鉱(らんどうこう)・・アズライト:Cu3(CO3)2(OH)2、です。岩絵具の原料になるそうです。・・モロッコ産。
ユージアル石:Na₁₅Ca₆(Fe²⁺,Mn²⁺)₃Zr₃(Si,Nb)(Si₂₅O₇₃)(O,OH,H₂O)₃(Cl,OH)₂。複雑な化学式ですね。産地によって、化学式は様々でした。赤色部分がユージアル石です。カナダ、ケベック州産。
最後に、木の化石です。裸子植物、ナンヨウスギ科アラウカリアの枝の化石で、2億4,500万年~2億800万年前のものだそうです。和名は、珪化木です。マダガスカル産。
石のコレクションを眺めながら、行く事の無い外国の産地や、恐竜時代に思いを馳せるのも楽しいものです。でも、解説書が無くても名前が分かるようにならなくては・・。
今日は、夜会合がありますので、少し早めの投稿です。
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