生き物観察

2019年9月26日 (木)

ハコネサンショウウオ調査②

ハコネサンショウウオに、もっと近づいて観察してみました。苦手な人もいると思いますが・・。

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中と小の容器に入っているハコネサンショウウオには、このようにエラがあります。エラがあるのは幼生の証です。幼生は、水の中で生活しています。

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次に、大きなハコネサンショウウオの入った容器を覗くと、エラのあるものと無いものがいます。右はエラの無いものを別の容器で観察してみました。目が飛び出していますね。成体になると、エラが無くなり目が大きく突き出して来ます。

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今回は、成体を沢山捕まえました。日本産のサンショウウオの仲間で唯一、成体になっても肺を持たず、皮膚呼吸するそうです。

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もっと近づいて見ると・・。ちょっと不気味ですね。

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以前、捕まえた成体の写真も掲載します。なんか、イモリみたい・・。

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泳いでいる時の様子です。写真がピンボケしてしまったため、画家「Photo shop」に描いてもらいました。前足が可愛いでしょ?

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調査エリアは、安全を考慮して駐車スペースから近い場所を選定して行っています。ハコネサンショウウオは、どの辺りまで生息しているだろうと思い、数年前に水の無いところまで渓流を遡行してみました。左が水の見える最上部です。そして、右がこの辺りで確認したハコネサンショウウオです。調査エリアから数時間上った辺りにも、生息する事が分かりました。まだ無事でいてくれると嬉しいけど・・。

2019年9月25日 (水)

ハコネサンショウウオ調査①

夕方「ポイ捨てのない美しいまちづくり啓発活動」に参加して来ました。ポイ捨てなどしないで、配布したゴミ袋に入れて指定場所に出してほしいと願っています。

日曜日の午前中に、ハコネサンショウウオの調査に参加して来ました。台風の影響が心配でしたが、調査の時間帯は良い天気でした。

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予想していたより、ずっと多くの親子が参加しました。引率者から注意事項を聞いて、川へ向かいます。みんなやる気満々でした。

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思い思いの場所で、ハコネサンショウウオを探し始めました。親子で一緒に探している姿が良いですね。

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捕まえたハコネサンショウウオを、大、中、小に分けてみんなで観察しました。そして、気付いた事などを記録しました。

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今年は、台風で増水した昨年より沢山見つかりました。他にも、サワガニやカエル、ヤゴなどを捕まえた親子もいました。

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最後に、みんなで丁寧に放流して調査を終了しました。

希少な存在となったハコネサンショウウオに、目を向けてくれる人たちがいる事は、幼い頃よりこの渓を見て来た私にとっては、とても嬉しい事です。この調査活動を、末永く続けて行ってほしいと願っています。

2019年8月25日 (日)

散歩道の自然観察

先週は、いろいろあって気ぜわしい週でした。再生畑には、1週間ほど行っておりません。どうなっているか考えると、行くのが億劫になります。

通常、萌の朝散歩は6時頃出発します。お陰で、生活のリズムが崩れなくて済みますが、一年中休み無しなので辛い・・。

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萌を木につないでおいて、少し自然観察をしました。戻ってみると、木の周りは穴だらけでした。

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カブトムシが、クヌギの木の樹液を吸っていました。クワガタもそうですが、最近は小さめのものが多いような気がします。

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こちらは、キマダラヒカゲ・・「眼状紋が明瞭で濃く、後翅裏付け根の三斑紋の下の1つが外側にずれている」のでヤマキマダラヒカゲでしょうか?

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キツネノカミソリの花も咲いていました。この花が終わった頃、ヒガンバナの花が咲き始めます。沼川水系滝川の土手では、9月21日にヒガンバナウォークが予定されています。7日に草刈りしますので、土手の道は歩きやすくなっていると思います。

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花弁6個、オシベ6個、メシベ1個。和名の由来は、細長い葉が剃刀のように見えた事と、花の時期に葉が無い事から狐に化かされたようだという事でつけられたそうです。植物は種類が多いので、ぴったりな名前もあれば、??の名前もありますね。

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アキノタムラソウの花も、所々に咲いていました。良く似たナツノタムラソウとの違いは、時間の経過と共にオシベが下に曲がってくる事です。

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左は、フタリシズカの果実です。右は、下の節に出来た閉鎖花です。多様な性質を持った(持つ可能性のある)種子と、親株と同じ性質を持った種子をつける植物は、身近なところにもいろいろあるものですね。

2019年8月19日 (月)

花に集る虫

予報に反して良い天気だと思っていたら、雲行きが怪しくなり夕方には降って来ました。時には、かなり激しい雨が降っています。

花の観察だけでなく、それを訪問する虫の観察も面白いです。名前は殆ど分かりませんが・・。

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道路脇で見る花の中では、このシシウドが一番訪問者の多い花だと思います。

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カミキリムシの仲間でしょうか?

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アブやカメムシの仲間もやって来ました。他にもいろいろ集っていましたが、風に揺られて上手く撮れませんでした。

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次は、マツカゼソウの訪問者です。ハナアブの仲間でしょうか?色の違う種もやって来ました。暗い所に咲く白い花に集る暗色系の虫を、上手く撮る術が私にはありません。

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良く見ると、複眼や前足・後足にも花粉がついています。花粉は、虫に運ばれやすくするために粘着性を持つそうです。ラン科植物は、花粉塊のまま頭やくちばしに付着して運ばれます。かなり粘着性が高いのだと思います。

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次は、ナガバノコウヤボウキです。写真を良く見ると、甲虫の仲間が写っています。機嫌が悪く、こちらを向いてくれませんでした。コウヤボウキに比べてナガバノコウヤボウキは、場所によってはレアな植物ですが、富士市域では比較的出会う事が容易です。

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こちらは、マルハナバチの仲間でしょうか?

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最後に、登場の機会が無かったので・・。このチョウは、ミドリシジミでしょうか?羽を広げるのを待っていたのですが、下山者が通りかかったため飛んで行ってしまいました。残念!

2019年7月 5日 (金)

カラムシとチロリアンランプ・ラミーカミキリと萌

今日は、夕方用事がありますので、早めの投稿になります。
タイトルを見て、不思議に思われた事でしょう。実は、意外な関係があったのです。

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カラムシとチロリアンランプ(アブチロン)の葉です。カラムシはイラクサ科カラムシ属、植物繊維をとるために栽培されていたそうですが、今では、彼方此方の空き地で除草対象植物の筆頭に挙げられています。地上部を刈り取っても、太い地下茎から次々と生えて来ます。
チロリアンランプはアオイ科イチビ属で、ウキツリボクの和名で親しまれ、生け垣などとして栽培されています。イチビ属の植物も繊維をとるために栽培されるものがあるそうで、家畜の下痢止めになるとも考えられているそうです。

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カラムシを食草にしているカミキリ・・ラミーカミキリです。そして・・。

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今朝、チロリアンランプの葉に、ラミーカミキリが集っているのを見付けました。カラムシだけでなく、チロリアンランプも、ラミーカミキリの食草とされているようです。

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こちらは、12歳になって間もない我が家の甲斐犬「萌」です。萌は、散歩の時にカラムシとチロリアンランプの葉を好んで食べるのです。散歩道の千草の中からカラムシを見つけ出し、帰宅すると生け垣にしているチロリアンランプの葉に向かいます。双方の植物から、萌の嗅覚を刺激する匂いがするのか分かりませんが、迷わず駆け寄ります。

と言う訳で、ラミーカミキリの食草は、萌の食草でもあります。

2019年5月14日 (火)

オトシブミ

ミズナラの葉が傷んでいたので確認すると、オトシブミの揺り籠がぶら下がっていました。

丸めた葉の中には、卵が産み付けられています。

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オトシブミは、目から下が長く首長族のようですね。

オトシブミが、アリに襲われていました。アリは体が小さいのに、好戦的なヤツですね。ぺちゃんこにされるとも知らずに、私に襲い掛かる事もあります。

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別の葉を見ると、アブラムシが集っていました。アリはアブラムシの出す甘露を食べる代わりに、天敵から守っていると書かれていました。アブラムシの天敵はテントウムシで、葉を食べるオトシブミは天敵とは言えないと思いますが、アブラムシの邪魔をするので追い払っていたのでしょう。昆虫の世界も、いろいろな共生関係があって面白いですね。

写真の上にマウスポインターを乗せ、⇧のものは別写真に変わります。👆の場合は、左クリックで大きな写真が表示されます。

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2019年4月25日 (木)

HTMLの練習(画像②)

ココログシステム改変前の、サムネイル画像をクリックして、大きな画像でポップアップするにはどうしたら良いのか、いろいろ試してみました。

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画像をクリックすると、より大きな画像が表示されます。

ポップアップを解除する時に、クリックするとPAGE TOPへ移動してしまう事があるけど、原因は分かりません。 HTMLの基本的な事も知らずに、感と試行錯誤でやっているので、不具合も仕方ありません。でも、中央へのポップアップ表示は、一応出来るようになりました。4月24日の記事「思い出の植物」もマウスクリックでポップアップ出来るように訂正いたしました。

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HTMLの練習(画像①)

午前中は、不法投棄監視パトロールの報告書を作成しています。提出は5月になってからですが、出来る時にやっておかないと後が大変になりますので・・。

PCを使っているついでに、気分転換にHTMLの練習をしています。ちゃんと学んだ事は無く、解説書の摘み読みだけなので分からない事ばかりです。 画像にマウスを当てると、別の画像に切り替わる「ロールオーバー」というのを練習してみました。

画像にマウスポインターを乗せると、別の画像が表示されます。

いろいろな方法があるようですが、やっと切り替えが出来るようになりました。ホームページビルダーなどのソフトを使えば、知識のない私でも簡単に出来るのですが・・。スマホだと、画像タップ→画像外タップで切り替わります。 ※「続きを読む」と表示されていますが、続きはありません。HTMLで作成したら出現しました。どこで消せばいいのだろう?

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2019年4月22日 (月)

モリアオガエル

寒いのも嫌だけど、暑くなると肉体労働が辛くなります。人間は、我が儘なものですね。再生畑②の笹刈は休止して、少しずつ野菜や山菜などが植えられるようにしています。これがまた大変なんです。草や根、小石などの障害物を、除去しなければならないので・・。

土を鋤取っていると・・。

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「あっ、モリアオガエルだ!」もう冬眠の時期でもありませんが、雨が降らないので身体の乾燥防止に土中に潜っていたようです。

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そっと土をかけてやったのですが、伐採した笹を積んだ下に移動して行きました。

そう言えば、一昨年の夏、密生する笹の中にモリアオガエルがいたのを思い出しました。場所も近いし、あの時のモリアオガエルだろうか?笹刈で、棲みかを奪ってしまったようです。お詫びに、プラ容器で水場を作ってやろうと思います。

一昨年見た、モリアオガエルの写真を掲載します。

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モリアオガエルは、このように斑紋のあるものと無いものがいます。地域変異らしい・・。

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愛嬌のある姿に癒されました。

アオガエル科アオガエル属モリアオガエル(Rhacophorus arboreus)。静岡県では、準絶滅危惧種に指定されています。

ついでに・・。

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このところ、訳あってテンナンショウ属の花を追い求めています。
仲良く向かい合っているこのスルガテンナンショウは、どちらも雄株です。雌雄で微笑ましく、並んで生えている事もありました。雌雄の区別は、仏炎苞の中を覗けば一番確かなのですが、仏炎苞下部の脱出口でも区別出来ます。雄花には、明確な脱出口があり、雌花には水抜き用の小さな隙間が開いています。それ以外に、草丈でも判断出来ます。雌株に比べて雄株は小さく、写真のようなものは大体雄株です。「大体」と書いたのは例外もあるからです。同じ場所で、雄株より草丈の低い雌株を幾つか見ました。

そして、もう一つ雄花か雌花か区別する方法を教わりました。仏炎苞の途中を外から摘まんで、堅い方が雌花です。これは、仏炎苞の中を覗いた事があると、理解出来ます。今迄、あまり興味を持って見る事の無かった植物も、じっくり観察すると学ぶ事が多々あります。

テンナンショウ属

2018年12月24日 (月)

2018年の思い出⑦

今年のブログ記事をまとめた「思い出」シリーズは、これで最後です。植物観察が主のブログですが、野鳥などにも興味があり、時々撮っています。

でも、ロケットランチャーのような望遠レンズは持っていないので、高倍率のコンデジでの撮影が殆どで、画質の悪い写真ばかりですが・・。

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初めて、飛んでいるダイサギの真下から撮る事が出来ました。

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スポーツモードにしてなかったため、この2枚撮るのがやっとでした。

裏庭植物園では・・。

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カワヅザクラの木に、ヤマガラがやって来ました。最近、あまり見かけなくなりました。

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こちらは、クリの木にやって来たアオゲラです。

ササやチャノキの伐採をしている再生畑②では・・。

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メジロがやって来ました。メジロのために用意したミカンは、この後ヒヨドリに食べられてしまいました。

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こちらは、ルリビタキです。

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再生畑①でも見かけました。ヤマガラ、ジョウビタキなどと同じように、人馴れしていて近くに寄って来ます。孤独な作業の合間に、小鳥たちに癒されています。

調整池の近くでは・・。

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ツグミとオオバンを撮りました。最近、カルガモを見かけなくなり、何処でもオオバンが目につくようになりました。オオバンの足・・変わった水掻きですね。

田子の浦埠頭では・・。

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ユリカモメが泳いでいました。同じカモメ属のウミネコと違い、優しい顔をしています。

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キンクロハジロも・・。後頭部にある冠羽が可愛いですね。

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こちらは、雨の後に撮ってみました。

愛鷹山の渓流で・・。

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ハコネサンショウウオの調査に参加しました。以前に比べて、サワガニやハコネサンショウウオが、かなり少なくなったと思います。酸性雨の影響との話もありますが・・。

山梨県の水族館で・・。

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ニジマスとキングサーモン(マスノスケ)を交配した新種・・「富士の介」を見る事が出来ました。

富士山麓で・・。

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至近距離に、アサギマダラがやって来ました。

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遅咲きのイケマの花を見ていると、葉裏に幼虫がいましたので、観察のために連れ帰りました。

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数日すると、緑色の蛹になり、更に褐色になって来ました。そして、風に揺れる蛹から下にある葉に触れ止め防止の糸が伸びていました。面白いですね。

蛹になってから、虫篭の蓋は開けたままにして置いたので、羽化したアサギマダラは何処かへ飛び立って行きました。

再生畑①では・・。

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羽化したばかりのヒグラシを、観察する事が出来ました。

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農作業が終った頃には、セミはいなくなっていました。

「みどりの学校」では・・。

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ミヤマクワガタに会いました。最近では、あまり見かける事がありません。

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ミヤマの名がついていますが、私が幼い頃(温暖化になる前)には、比較的低山でも見る事が出来ました。

中央公園のクラフト展で・・。

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ハート形の紋付きを着たカメムシ・・エサキモンツキカメムシを見る事が出来ました。

今日は、朝からシキミ畑の農薬散布にやって来ました。前回散布した石灰硫黄合剤の臭気がまだ消えない内にです。この臭気は、数ヶ月続きます。一年中、農薬の臭いが絶える事がありません。正月も、悩まされる事になります。民家への配慮など持ち合わせない最悪の農家です。何とかならないだろうか・・。

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