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生き物観察

2020年12月 4日 (金)

やまぶどうの徒然日記_2011年

何年か山野を歩いていると、毎年同じような記事が続きます。それでも、見直していると少しずつ見方が変わって来ている事に気がつきます。ちょっとずつ、進歩しているのかも?

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2010年に、ベッコウトンボを見たくて桶ヶ谷沼へ行って来ました。ところが、訪問時期が遅く既に姿を消していました。そこで、翌年は5月頃行って、やっと出会う事が出来ました。成長すると、右の様に黒っぽくなるようです。

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卵の入った土を、ブログ友に送っていただいて孵化したカブトエビです。初めての出会いに感激しました。掲載した写真を売ってほしいとのメールがありましたが、ピンボケの素人写真に値段はつけられません。

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近所に甲斐犬MIXの黒ちゃんがやって来て、萌と対面しました。黒ちゃんは、とても恥ずかしそうでした。

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久々の休日でしたが、生憎の雨降りでした。あきれ顔の家族をしり目に、雨の林内を探索してクマガイソウに出会いました。昔は群落だった場所の名残かもしれません。開花株は一つだけでした。年々数を減らして行き、絶えてしまったかと思っていたのですが、今年復活している事を知りました。

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幼い頃見たイワシャジンの無事を確認に行って、シラヒゲソウに出会いました。この場所に気付く人は、まずいないでしょう。この頃は、気になればどこでも入り込んでいました。

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我が家のシンボルツリーに、ヨウラクランが着生している事を知りました。斜めに横切っているのはノウゼンカズラの蔓です。これをはがしたところ、半分くらいが落ちてしまったので、イヌマキに移植しました。今では、本家よりも大きな株になり、実生の子孫も彼方此方に着生しています。

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富士山で、見慣れないキノコのようなものを見付けました。ブログコメントで、寄生植物のミヤマツチトリモチであると教えて頂きました。その後、同じ場所を探索しましたが、見付ける事は出来ませんでした。

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初めて技能五輪を見学に行って来ました。いろいろな職種の、高い技術力に驚かされました。ただ、会社のバックアップ体制が整っていないと、入賞はもちろん出場するのも難しいのではないかとの印象を受けました。

2020年11月17日 (火)

ハナマメとエサキモンツキカメムシ

再生畑のササの片付けが、まだまだ残っています。今日は、出っ張ったチャノキの切株をチェーンソウで切りながらだったので、腕の筋肉が痛くなりました

【ハナマメ】

何故か実のならないハナマメの様子を撮ってみました。

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2ヶ所に植えました。まだこんなに威勢が良く、次々と花が咲いています。でも、実が生りません・・。

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蕾と花を撮ってみました。蕾は未熟な豆果のように見えます。

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葉をかき分けて中を覗くと、少しだけ豆果が生っていました。最初の頃も、右のような幅広の鞘を見かけましたが、このくらいになると変色して落ちてしまいました。

このハナマメの種は、道の駅白州で買って来ました。一般的なハナマメより大粒な種類で、寒冷地で育つため静岡県では気候が合わないのでしょうか?原因の分かる方、教えてください。ちなみに、隣に植えたインゲンマメは沢山の豆果をつけました。

【エサキモンツキカメムシ】

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ハナマメの葉に集っていました。ハートの紋が可愛いですね。

今朝カウンターを見たら、1,000,000アクセスまで残り6,000を切りました。このペースで行けば、年内に達成できると思います。プロバイダーさんと契約したディスク容量(10,000MB)も、何とか足りると思います。その後はどうするか、まだ考えておりません。

2020年10月29日 (木)

再生畑②の片付け

再生畑は、チャノキとササが繁茂していたのを、仮払い機やチェンソーで伐採しました。チャノキは、伐採するたび片づけていたのですが、ササはその場所に放置していました。腐食してこなれて来たので、片づけを開始しました。

作業には、仮払い機と熊手を使います。畑に置いてある一輪車のタイヤの空気が抜けていたので、小さな箕で何度も運びました。殆ど休みなしで、約120㎡を片づけるのに3時間半ほどかかりました。先が思いやられます。

耕作エリアでは・・。

ジャガイモが、成長しています。一回目の収穫が終わってから、小さな芋も植えたので乱雑な感じになっています。

ケールとブロッコリーだと思います。ケールは、会社員時代にお世話になった客先が、コンピューター管理されたビニルハウスで栽培していました。初めて栽培するのでポット苗を2本だけ買って来ました。このマルチングラインには、他にカリフラワーの仲間を植えてあります。

また、カメムシの仲間がいたので撮ってみました。カメムシが好きになった訳ではありませんよ。Web検索すると、アオクサカメムシかミナミアオカメムシの幼虫のようです。成虫になって、腹部背面が黒色のものがアオクサカメムシで、緑色のものがミナミアオカメムシだそうです。

2020年10月28日 (水)

シュウメイギク

今日は、午前中子供たちと遊んで来ました。そこで、味のある顔つきのワンコに出会いました。

この犬種に出会う度、顔がほころんでしまいます。飼い主さんは、美人のお姉さんでした。

シュウメイギクは、キクの名前がついていますが、キク科ではなくキンポウゲ科です。中国名は、秋牡丹・・標準和名もアキボタンで良かったのに・・。

キンポウゲ科でイチリンソウ属というと、イチリンソウやニリンソウがあります。どちらも花弁のような萼片をつけ、その形や数に変異の多い花です。シュウメイギクも同様に、変異が多いようです。

キンポウゲ科イチリンソウ属シュウメイギク(Anemone hupehensis (Lemoine) Lemoine var. japonica (Thunb.) Bowles et Stearn)。

こちらはキク(イエギク)です。我が家ではまだ蕾が多く、少しだけ咲き始めていました。父親が色々育てていましたが、数えるほどしか残っていません。キクを上手に咲かせるには、マメな世話が必要で、私には向きません。

キク科キク属キク(Chrysanthemum morifolium Ramat.)。

アクセスカウンターが、985,000を超えました。このブログの更新停止予定まで、約15,000アクセスです。年内になるか来春早々になるか・・もう少し頑張ろうと思います。

2020年10月27日 (火)

甲斐犬「萌」とアカギカメムシ

今日は、棘のある植物を相手して来ました。再生畑の一部に、サンショウとタラノキ、そしてサンショウバラを植えてあります。サンショウバラは、草刈りされる場所に生えていた実生苗を、沢山頂いて来ました。まだ小さな苗なので、私が健在の内に花を咲かせてくれるのか分かりません。

サンショウとタラノキエリアは、草が繁茂していたので除草を行いました。特にタラノキは、作業用手袋をしていても、落ちた葉柄の棘が刺さり何度も痛い目に遭いました。

帰宅すると、萌が無防備な姿で寝ていました。最近は、近づいても気付かない事が多く、とても敏感だった若い頃に比べると別のワンコみたいです。

私が傍に行ってもこの状態で、以前のように起き上がってじゃれつく事が少なくなりました。獣医さんには「もう、お歳ですから・・」と言われました。病気などせず、長生きしてほしいと願っています。

撫でてやっていると、近くに見慣れないカメムシがいました。私は初めて見たように思います。

Web検索してみると、アカギカメムシのようです。沖縄から八重山に分布し、本土での記録は少ないと書かれていました。

Wikipediaに興味深い事が書かれていました。「前胸の棘については、地方変異である。日本や台湾のものでは棘はないが、インド、マレー半島などでは明確な棘が見られる。」掲載した写真には、ちゃんと棘があります。

ついでに・・。

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以前撮った写真ですが、背中のハートがトレードマークのエサキモンツキカメムシです。カメムシは、臭いイメージがあって苦手な虫でした。Web図鑑を見て、その種類の多さに驚かされました。カメムシを追い続けているマニアも多いようです。

2020年8月30日 (日)

ママコノシリヌグイ

我が家の敷地内に、一昨年よりママコノシリヌグイが生えるようになりました。野鳥が種子を運んで来たようです。一年草なので、零れ種で代を繋げ、今年も姿を現しました。

それにしても凄い名前ですね。「托葉鞘の上部が葉状に広がる」とあります。同じように鋭い棘を持つイシミカワも同様です。イシミカワの場合は、茎を巻く漏斗のようです。

上部と下部の棘を撮ってみました。撮った方向がバラバラですが、棘は下向きにつきます。この棘は結構危険ですから、除去する時は長袖シャツに手袋着用をお勧めします。手で引き抜く事も、やめた方が良いと思います。

小さいけど、ミゾソバに似て綺麗です。以前、イシミカワの花を見ていて気付いたのですが、花が終っても花被が落ちないで、果実(痩果)を包み込んでいました。ミゾソバやこのママコノシリヌグイも同様です。他と変わっていますね。

記憶力の落ちた頭では、植物の名前を憶えても、頻繁に口にする事が無ければ、忘れてしまったり思い出すのに時間がかかります。でも、変わった生態などは意外と覚えているものです。元技術屋は、そういう事に興味が向きます。

タデ科イヌタデ属ママコノシリヌグイ(Persicaria senticosa (Franch. et Savat.) H. Gross)。

近くにいたこの虫・・名前を思い出すのにしばらく時間を費やしました。ヨコバイの仲間です。Web図鑑で見ると、ツマグロオオヨコバイでしょうか?

明日で、8月も終わりです。今月はいろいろあって、不法時監視パトロールの二回目がまだ終わっておりません。明日行って来なくては・・。

2020年8月29日 (土)

水辺の植物②

野生動物に狙われる時期なので、畑の様子を見て来ました。電気柵と、黒マルチビニルの浮遊物のお陰か、今のところ無事でした。でも、安心は出来ません。今迄、何度悔しい思いをした事か・・。

水辺で見た植物を、もう少しだけ掲載します。

山間の地では、ガマ属を見る事がありませんので、下界に降りると目につきます。これはソーセージのような雌花序が短く、その上に裸出した(緑色の)軸が見えますので、ヒメガマのようです。

こちらも、雌花序の上に裸出した(緑色の)軸が見えますが、上よりもソーセージのような雌花序が細くて長いタイプです。これもヒメガマでしょうか?

山野で見る山芋や野老の仲間と違う感じの花序が、目に入りました。

PCに取り込んでから、紫色を帯びた花の咲いているのに気付きました。葉腋にはムカゴをつけています。花色や葉の形から、この植物はニガカシュウではないかと思います。

ついでに・・。

昨日、裏庭のシュロの葉に乗っていたモリアオガエルです。8時半と16時半に撮りました。ずっと同じ場所にいたようです。

2020年8月12日 (水)

家に棲む生き物

今日は、幾つか用事があって下界に降りました。メインは、先日折れてしまった仮払い機のハンドルの受取です。スイッチの配線とアクセルワイヤーがあるので、交換が意外と面倒でした。素人農業でも、仮払い機と耕運機は必需品です。

今日の記事は、我が家を棲みかにしている生き物を二つ掲載します。

【ヤマアカガエル】

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左官のプラ舟ビオトープを設置してから数年間、ヤマアカガエルが卵を産んでいました。でも、最近卵を見かけなくなりました。中の植物が増えすぎたから、何処かへ行ってしまったのかと思っていました。

ビオトープの横には、4㎥くらいのコンクリートタンクがあって、数年前に入れたメダカやヌマエビが繁殖しています。時々、そこから蛙の鳴き声が聞こえて来ました。そして昨日、私の前に姿を現しました!これが卵を産んでいた蛙なのか、或いはその子孫なのかは分かりませんが、姿を見られて嬉しかったです。

【コガタスズメバチ】

家裏の庇下で、毎年このようなハチの巣を見ます。もう、十年近く続いていると思います。徳利の様な形ですが、調べてみるとトックリバチではなくコガタスズメバチの巣だそうです。

例年は、上のような巣でしたが、今年はそれから進化しています。別のハチに、巣を乗っ取られたのかと思っていました。どうも、徳利のような形は初期の巣で、数が増えると今回のような巣に増築して行くようです。

今迄、このハチに刺されるような事はなく、そのままにしておきました。でも、あまり大きくなると不気味です。嫁さんは、撤去しろと言っていますが・・。長年、家の敷地で見て来た生き物が、見られなくなるのは寂しいものです。

2020年6月14日 (日)

散歩道の植物など

家族が家にいる日は、時間の経つのが早い気がします。雑用も含めて、生活に変化があるからかもしれません。

夕方、萌を家において散歩道を歩いてみました。

かなり前から、モリアオガエルの卵が気になっていました。モリアオガエルは、必ず下に水がある場所で卵を産みます。下で確認してから枝に上り、更に位置合わせをするのだろうか?林の中で、水の溜まったプラ桶の真上に産み付けられた卵を見た事があります。

薄暗い林床に落ちた白い花が、目に入りました。彼方此方の樹幹に貼り付いたテイカカズラの花が、終盤を迎えているようです。

これは、オカタツナミソウの果実です。面白い形でしょ?開花当初は、花序が短く茎の先端部にまとまって花が咲きますが、花が散り始めると花序が伸びて来ます。

コクランも花序が伸びて来ました。クモキリソウ属の中では珍しく、冬に葉が枯れません。古い葉の脇から新しい葉(茎)が出て、当年の花を咲かせます。

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こちらは、花が終ったムヨウラン属です。花柄子房は、まっすぐ伸びて棒のようですね。左と右は種類が違います。左はエンシュウムヨウランで、右はウスキムヨウランです。開花時期や唇弁の形態での識別法が記されていますが、花冠を見てもこの果実と同じような色の違いを感じます。

2020年6月 8日 (月)

ミニビオトープ

雨が降らない・・。今日も野菜の水遣りに時間を費やし、その後未耕作エリアの草刈りをしました。半日続けると、暑さと疲れで足元がふらついて来ます。

ミニビオトープは、中の植物が成長してかなり混雑して来ました。左官用プラ舟をもう一つ追加しなければなりません。もっと早い時期に、掃除もしたかったのですが・・。葉を除けると、ヤゴが潜んでいました。

ミツガシワも、大きな葉になりました。写真の果実は、発芽能力があるのだろうか?熟した頃、撒いてみようと思っています。このミツガシワは、地主さんにいただいて来たものと、ある施設の植物管理者さんから頂いたものが入っています。奇しくも同じ出身地でした。

こちらは数年前に、ホームセンターの園芸コーナーで買って来たコウホネです。まだ一度も花を咲かせたことがありません。ところが、良く見ると蕾らしきものが伸びて来ました。初花が見られるかもしれません。

最後に・・。

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再生畑②に着くと、シカの親子が歩いていました。電気柵を設置してあるので耕作エリアには入れませんが、周囲の草を食べていたようです。高倍率のコンデジではなかったので、ボケを気にせずトリミングしてみました。

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