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植物観察

カラマツ

山野を歩き始めた頃は、落葉広葉樹林ばかり歩いていました。歳月を重ねる内に、針葉樹林を歩く機会が多くなって来ました。林床に生える植物への興味もそうですが、針葉樹の香りを気に入っているからです。

日本の針葉樹の中で、カラマツは唯一落葉性の高木です。この落ち葉の香りが好きです。

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カラマツは、場所によって様々な姿を見せてくれます。ここのカラマツはまだ若木で、素直に伸びています。場所によっては、苛め抜かれた盆栽のような姿を見る事があります。

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サルオガセの仲間などの、地衣類が着生している姿も気に入っています。

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カラマツ(唐松)の名前の由来は、短枝上に集まった葉が、唐松風の絵を彷彿とさせるからだそうです。中国の松の絵のような、という事でしょうか?

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これは雌花だと思いますが、枯れているのかな?それとも、これから下のようになるのかな?

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こちらも雌花・・球果(マツボックリ)です。この時期は、綺麗でしょ?熟すと茶色くなり、種子を散布します。

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こちらは昨年のマツボックリです。ずっと落ちないで残っています。後がつかえているから、早く落ちてくれないと・・。

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こちらは雄花です。下向きについて、横を向いています。

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雌花と雄花をズームしてみました。

ところで・・。

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左は、日本固有種のカラマツです。右は、中国原産のイヌカラマツです。短枝(葉を付けている極短の枝)の長さが違いますね。京都府立植物園の針葉樹コーナーで見つけたので、比べてみました。日本国内で、球果(マツボックリ)を付けるイヌカラマツは珍しいそうです。

ベニバナヤマシャクヤク

今日は、予報通り朝から雨でした。午前中だけ頭脳労働をして、午後からはのんびりしました。それにしても、風雨が凄い!

3年ぶりに、ベニバナヤマシャクヤクに会いに行って来ました。一番期待していた場所では、開花株が採取されていました。「また、盗掘か!」2014年のやるせない思いが、脳裏に浮かびました。

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この日最初に出会った花です。「一株でも、まだ残っていて良かった!」

記憶を辿り、範囲を広げて探索すると・・。

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点々とですが、開花株が見つかりました。こちらは、少し日照の悪い場所に生えていた株です。

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日当りの良い場所に生えていた株です。ヤマシャクヤクは、木陰に生えますが、ベニバナヤマシャクヤクは、日照の良い場所が本来の自生地だそうです。

コンデジ接写モードで撮ってみました。

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ヤマシャクヤクとベニバナヤマシャクヤクの違いはいろいろありますが、花弁の見えない蕾の状態では、萼片の縁取りでも区別出来ます。慣れないと分かり難いかもしれませんが・・。

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更に接写。

萼片が開き、開花寸前です。

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開花した株も見受けられましたが、花弁が欠け落ちていたので掲載しません。

園芸採取されたと思われる形跡は彼方此方にありましたが、子株は結構見受けられました。それと、違うエリアにひっそりと生き残って蕾を持っている株も確認出来ましたので、少しだけ心が安らぎました。

ベニバナヤマシャクヤクが、撒種後何年で開花するか確認しておりませんが、ヤマシャクヤクと同じくらい(7~8年)かかるものと思います。どうか、悪い小父さんの目に触れないで、子孫を増やしていってほしいと願いながら、自生地を後にしました。

ドライフラワーのオニク

明日は天気が崩れるとの予報なので、屋外の肉体労働を頑張りました。スマホ・アプリの歩数と活動時間は、規定値を遥かに超えています。

オニク・・この植物に出会いたくて、ミヤマハンノキの生えるエリアを、一人探索した事が幾度かあります。でも、ずっと出会えずにいたのですが、一昨年の晩秋に家族を誘って訪れた場所で、偶然ドライフラワーを見付けました。昨年の夏に再訪して、無事花を見る事が出来ました。

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この日も、別のところでミヤマハンノキの若葉と球果を撮っていると、その足元に・・。

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「あっ、オニクのドライフラワーだ!こんな所で出会うとは・・。」

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裏側に回ると、こんな光景が目に入りました。「凄い!」

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オニクは、一回結実性(一稔性)の植物だそうです。地下で養分を蓄え、地上に姿を現して花を咲かせると枯れ死します。ドライフラワーが沢山あったからといって、同じ数だけ姿を現すわけではありませんが、これだけあるとかなり期待出来ます。

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素人の考えでは、こうして果実殻が翌年まで残るような植物は、種の飛散に時間をかけるタイプだと思います。

ただこの種を見た事はありませんが、あまり遠くまで飛ばないのか、他の場所で発芽し難い植物ではないかと思います。一昨年見付けた場所も、この場所も、周辺を探索してみましたが、発見場所の狭いエリアにしか個体が確認出来ないからです。

この自生地を見ていて、もっと標高の低い所に生える、ヤマウツボを連想しました。ヤマウツボも、同じ場所で毎年見る事が出来ます。養分をもらう樹木の根があれば、ある程度の数が代を継いで生き続けるようです。環境省RDBで指定が無いのは、根こそぎ採取する輩がいなければ、この場所のように沢山生えるからだと思います。

まだ地上部に姿を現していませんでしたが、花の時期にまた行かなくては!山の神様、この日も嬉しい出会いを有難う!

寒室の植物②(京都府立植物園)

熱帯高山植物室の植物・・続きです。

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コマクサ・・ケシ科コマクサ属。ケシ科なんですね。「高山植物の女王」と呼ばれるそうです。

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山登りの苦手な私には、自生地で出会う事の無い植物です。

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白花もありました。コマクサは、ウスバキチョウの幼虫の餌としても、名が知られています。全草有毒だそうですから、アサギマダラの幼虫がイケマなどガガイモ科の植物を食草として、体を毒化し外敵から身を守っているのと同じですね。チョウは、恐ろしい生き物だ!

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左は、北海道や本州中部以北に自生するキンコウカです。花はキバナノアマナに似ています。

そして中は、メコノプシス・ホリドゥラ(天上の妖精 幻の青いケシ)、右はメコノプシス・ベトキニフォリア(ヒマラヤの青いケシ)です。前者は4,000m、後者は3,000mを超える高山に生えるそうです。

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黄色いケシは、ヨーロッパ原産のパパベル・カンブリクムと書かれていました。

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以前、ホームセンターで苗を買って、メコノプシス・ベトキニフォリアとメコノプシス・グランディスを栽培した事があります。花を咲かせ種子を採るまで育てましたが、夏の暑さに耐えきれず枯れてしまいました。種子は、蒔いても育たないと思うので、記念に保管してあります。

富士山頂付近に植えたら越年するでしょうが、うるさ型の人に何を言われるか分かりませんねbleah

寒室の植物①(京都府立植物園)

今日は予報通り、午後に雨が降りました。でも、もう少し降ってほしいものです。

京都府立植物園の観覧温室に、熱帯高山植物室(高温時冷房しているエリア)があります。そこで出会った植物を集めてみました。

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アツモリソウ(Cypripedium)の仲間です。プラ札には、「レギネ×フラム?」と書かれていました。Web図鑑で検索すると、北米産のレギナエ(reginae)と中国四川のフラブム(flavum)の交配種に似ています。

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一番上と左はデジイチ+望遠マクロで、右はコンデジで撮りました。並べると、かなり色合いが違っています。

花は、国産のアツモリソウに比べて、少し小さめな感じです。背萼片(上花弁)と側花弁が純白で、紅紫色の唇弁との対比が良いですね。

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横顔を撮ってみました。日本のアツモリソウより草丈が高く、長身の美人という感じです。出来れば、後ろのエアコンを寒冷紗などで隠してほしい・・。

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隣には、エビネの葉が・・これは夏エビネのようです。

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アルプス原産の高山植物、エーデルワイスもありました。

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キキョウ科の植物です。花筒の長さのわりに、径が太い花です。白い花は、涼を呼びます。

この日はとても暑かったので、もっとゆっくり見ていたかったのですが、家族に急かされ次のエリアに移動しましたweep

シライトソウ

毎日暑い!今日は、雨樋の掃除をしました。枯葉や枝が堆積して、雨樋の役目をしていませんでしたwobbly。たまには点検しないとダメですね。

ブラシのようなシライトソウ(白糸草)の花です。

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最近出番の少ない、デジイチのマクロレンズで撮ってみました。複数本の場合は、コンデジの方が良かったか・・。

花径は、花の付いている部分だけ白く、下の部分は緑色です。花径の下の部分に見える細い葉のようなものは、線状の苞だそうです。ズキンランを連想させます。

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それにしても変わった花ですね。「花被片は白く、耳かきのように先が太い」・・図鑑の表現も面白い。上の4枚が長いと書かれているけど、私には、3枚に見える・・。次回、ちゃんと確認しなくては!

中と右の写真に小さな虫(蜘蛛?)が写っているけど、これが送粉者?

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「根生葉は倒披針形で、縁は細かい波状となる。」・・図鑑の通りです。

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根生葉と花を接写してみました。密集した根生葉は、ショウジョウバカマのようです。花径には稜があります(根生葉の左上)。オシベが短いですね。見難いですが、緑色の部分が子房です。

それにしても、神様はどうしてこんな花を作られたのでしょう?そういう事を考えるのも面白いです。

十六夜薔薇(裏庭植物園)

今日の暑さも、半端ではありませんでした。日陰と冷えた飲み物に、何度も救われました。冷えた飲み物が足りなかったので、晩酌は氷点下ビールでエネルギー補給ですbleah

少し前に、サンショウバラの記事をアップしました。自宅植物園では、八重咲のサンショウバラとも言える十六夜薔薇が咲いていますので、萌の朝散歩の後で撮ってみました。

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十二単のように綺麗に重なる八重ではなく、花弁を詰め込んだような感じですね。

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十六夜薔薇は、サンショウバラとコウシンバラの自然交配種だと聞いた事があります。確かに、葉も棘の多い蕾もサンショウバラそっくりです。最近の検索上位Webページには、記載されていませんが・・。中国中南部の湖南・広西省から貴州省、四川省、雲南省に分布しているそうです。

仲間という事で、友情出演です。

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こちらは、裾野市の山林で撮ったサンショウバラです。この場所で、一番色の濃い花を探してみました。

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こちらは、中国南西部に生えるヒナサンショウバラ(Rosa roxburghii f.normalis)です。ヒメサンショウバラとも呼ばれ、「八重咲のものは十六夜薔薇として知られる」と京都府立植物園の情報サイトに書かれていました。

6月半ばの浮島ヶ原自然公園

今日も、炎天下での作業は暑かった!

下界へ降りたついでに、浮島ヶ原自然公園を覗いて来ました。

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私の背丈を超すほど伸びた葦が、木道に迫り出していました。

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ハンゲショウは蕾を持ち、白いお化粧をしていました。

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ナンキンハゼも、蕾が見えていました。樹下には、実生の苗が何本か生えていました。この植物は、紅葉の季節も楽しませてくれます。

右は、葦の裾に纏わりつくように生えているナヨナヨワスレナグサです。我が家にも、実生で代を重ね生き残っています。でも、十年ほど経ちますがあまり増えません。

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接写ズームしてみました。

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牛の顔のような形の葉は、ミゾソバです。小さな棘があるので、ご用心!

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花が咲き始めていました。どれも一つだけ開花・・一気に咲かないのだろうか?蕾のままの方が綺麗かな?

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こちらも面白い形の葉です。タデ科イヌタデ属・・イシミカワです。

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鍔のようなものを托葉と呼ぶそうです。こちらはミゾソバよりも鋭い棘があります。

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クサレダマも、開花間近です。

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こちらは、サワトラノオの果実です。今年は、花を見逃してしまいました。

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エゾミソハギの花が、咲き始めていました。

ミソハギとの違いは、①ミソハギの葉の基部は茎を抱かないが、エゾミソハギの葉の基部は茎を抱く。②エゾミソハギは、茎や葉、花序などに短毛がある。・・など。

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こちらは、お気に入りのヒメハッカです。葦の間で窮屈そうでした。いつも見ていたところに生えていない・・移植したのだろうか?

最後に、不気味なものを・・。

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サワトラノオの葉に集っていたのは、カメムシの仲間でしょうか?右は、センニンソウの蔓に出来た虫こぶのようなものでしょうか?

※記事をアップ寸前で、Internet Explorerが停止してしまい「このWebページに問題があるので、Internet Explorerを開きなおしました」というようなメッセージが出て、記事はパー・・。たまにこういうような事が起こります。Microsoftさんの方に、問題があるのでは?Microsoft Edgeにも問題があるので、いまだにInternet Explorerを使用しています。

最近出会った野生ランの花(富士市)

昨日の午前中は、ハードな肉体労働でした。歳なので尾を引くから、適当にやれば良いのですが・・。助けてくれる人がいないから、仕方ありませんweep

最近、富士市で出会った、野生ランの花を集めてみました。

【スズムシソウ】

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もう終盤を迎えて、少しだけ残り花がありました。

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元気そうな株です。来年に期待ですね。

【ヨウラクラン・ムギラン】

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ヨウラクランは、他ではもう咲いているようですが、こちらはまだ蕾でした。花は花序の先端から咲くそうです。普通は、付け根側からなのに面白いですね。確認しなくては!

右はムギランの葉です。花を探すと・・。

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咲いていました!背萼片と側花弁に、髭が生えています。

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このバルブは、昨年伸びたものだと思います。上の写真と少し位置を変えて撮りました。開花が進むと、もっと唇弁が開くのでしょうか?

【ヒトツボクロ】

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堆積したスギの葉の間から、顔を出していました。裏面は撮りませんでしたが、紅紫色です。

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これも、写真の撮り難い野生ランです。花径はスギの葉と同系色だし、花はとても小さいので・・。

右は、昨年の果実殻です。結実すると、エネルギーを使うために翌年は花が咲かないようです。地中のバルブにエネルギーが溜まったら、また花を咲かせる事でしょう。

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かなり画質が荒くなってしまいましたが、花の形は分かると思います。子房部が捻じれ、花が彼方此方向いているようです。行儀が悪いですね。

【ジガバチソウ】

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正面から見ると、手足があって人形のようですね。横顔は、幌付きの人力車に乗った人のように見えます。

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こちらも・・。唇弁はひざ掛けのようです。

数多く見られる場所では、花色(暗紫褐色)の濃いものや唇弁に縦縞の無い緑色の個体を見る事があります。変異の多い野生ランだと思います。

不法投棄パトロール対象の、林道に生えるクモキリソウも、咲いていると思います。後日、掲載予定です。この時期はいろいろ忙しい!

カラムシとカミキリムシと萌

休耕畑に生えている雑草で目立つものは、カラムシとセイタカアワダチソウです。

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こちらが、イラクサ科カラムシ属・・カラムシです。

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地下茎が凄い!休耕畑の再生で、一番大変なのがこの植物です。株立ちしているところなどは、太い地下茎が深く潜り込んでいるので除去するのが簡単ではありません。

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こちらは、セイタカアワダチソウです。こちらの根も凄いけど、浅いところを横に伸びるので、鍬で剝き取るのはカラムシほど大変ではありません。

そして、カラムシに集る虫・・ラミーカミキリです。

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カミキリムシは、イチジクなどの幹に侵入して枯らしてしまう害虫です。でも、このカミキリは、御覧のように綺麗な昆虫です。

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カラムシの葉は、このカミキリの好物だそうです。

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横顔。この葉だけ食べるなら、歓迎するのですが・・。

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在来種ではなく、明治初期にラミーという植物について、中国大陸からやって来たと考えられているそうです。だから、ラミーカミキリ・・。

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背中を見ると、帽子を被った人形みたいですね。

カラムシと萌の関係?

実は、散歩の時、萌はこの植物を見付けて葉を食べています。この植物以外では、ウキツリボク(アブチロン)の葉を食べます。どうしてカラムシの葉が分かるのか不明ですが、直ぐに見つけます。イラクサ科イラクサ属は、蟻酸を含むそうですが、カラムシ属は、毒性が確認されていないそうです。

萌は、ラミーカミキリの生まれ変わりかも?

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