ミニキャブの車検が終り、今日受け取りに行って来ました。下界に降りたついでに、浮島ヶ原自然公園に寄って来ました。
公園も久々です。ここ数年、草刈り機が主たる相棒になっていますので、こういうところを見ると、刈り取ってすっきりさせたくなります。
ミズオトギリが、葉に雨露を溜めていました。先に進むと、蕾をつけた株も見受けられました。変わり者の植物で、花は午後になってから咲きます。
オトギリソウの仲間の葉は、みんな水を弾きます。サトイモやハスなどは、水を弾く事により葉の表面についたゴミなどの異物や虫などを洗い流す働きをするそうですが、オトギリソウも同じかな?
オトギリソウ科ミズオトギリ属ミズオトギリ(Triadenum japonicum (Blume) Makino)。
再生畑には、コカモメヅルが生えており、公園にはコバノカモメヅルが生えています。ここ数年、生育エリアを広げているようで、彼方此方で見る事が出来ます。
キョウチクトウ科カモメヅル属コバノカモメヅル(Vincetoxicum sublanceolatum (Miq.) Maxim. var. sublanceolatum)。
少し白っぽい花と白い花です。白花の品種をアズマカモメヅルというそうですが、マメに見歩くと掲載した花の中間的な色のものもあり、連続した変異のように思います。
キョウチクトウ科カモメヅル属アズマカモメヅル(Vincetoxicum sublanceolatum (Miq.) Maxim. var. sublanceolatum f. albiflorum (Franch. et Sav.) H.Ohashi)。
ところで、以前シロバナカモメヅルという和名を聞いた事があります。アズマカモメヅルの事かと思っていたら、コバノカモメヅルの品種ではなくて変種でシロバナカモメヅル(Vincetoxicum sublanceolatum (Miq.) Maxim. var. macranthum Maxim.)が報告されているそうです。葉も花も大きく、葉の形が三角状狭卵形~三角状披針形で、先が尾状に尖るなどの違いがあると書かれていました。

サワトラノオの果実が熟した頃、ヌマトラノオの花が咲きます。他地域では、ヌマトラノオと同属のオカトラノオとの自然交配種が報告されているそうです。果実はサワトラノオに似ていますが、果皮がとても硬く指先で押し潰すのが簡単ではありません。
※2020-07-11追加掲載しました。
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