スッポンタケ

我が家の杉林で見つけて、昨年名前を覚えたキノコ「スッポンタケ」。今年は幼菌の状態が長く、やっと姿を現しました。

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地面に何やら白いものが見えています。これがスッポンタケの幼菌です(9月18日)。

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少し大きくなって来ましたが、卵のような形のままです(10月3日)。

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そしてこの秋一番の冷え込みと暫くぶりの雨が降った日、突然出て来ました(11月19日)。

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LEDライトで撮影。不気味でしょ?萌の早朝散歩で撮影しましたから、ストロボかライトがないと写りません。

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頭部の拡大・・この部分がとても臭いのです。

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茎の部分。食用キノコという事で昨年この部分を食べてみました。特に美味しいという訳でもありませんが、独特の食感があります。

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幼菌の殻を割って出てきた付け根の様子。

ここからは昨年の写真です。

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幼菌の中には寒天のような物質が見えます。

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幼菌の下面には、豚のしっぽのようなものが付いています。

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あるWebページには、ハエなどにより頭部の色が白くなると書かれていました。確かに黒い物質は無くなり白くなりますが、これは雨により流れ落ちるようです。

昨年に比べて一月ほど遅く出ました。どうも急な冷え込みと雨を待っていたかのようです。そういえば暫くまとまった雨が降りませんでしたから遅くなったのかな?

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不気味なキノコ

今日の作業は順調に終わりました。でも、作業後の確認が出来るのが22時頃なので、ブログ記事でもを書きながら待機です。

昨晩、萌の散歩の時に、家の裏で変わったキノコを見つけました。私が持っている二冊の図鑑には載っていません(いないと思います)。Web検索して見ましたが、まだ見つかっていません。どなたかご存知の方、教えてください。

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「あっ、キノコだ!」というより「なんだこれ!」思わず避けてしまいました。

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横顔です。

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何となく脳ミソのようなシワが不気味な感じに見えます。

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近くには、こんなキノコも生えていました。仲間っぽいけど、シワがないし・・。キノコは、図鑑を見ても名前の分かるものが殆どありません。似たものが多すぎますね。

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高瀬川のキノコ(その2)

富士山麓では、この季節にはキノコ採りの人を沢山見かけます。ここ長野県でも、あちこちにキノコ採りの車が止まっていました。

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ホウキタケの仲間。

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ピンボケして、幻想的な感じが伝わってきます。サンゴみたいですね。

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ナギナタタケ?

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アミガサタケの仲間?

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ホコリタケ?枯れ枝で押すと中央の穴から煙のようなものが出て来ました。

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大きなキノコです。山梨のキノコ屋さんで買った中に、こんな感じのものがありました。

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図鑑を見ていても、時間が過ぎるばかりです。キノコは、家の裏のシイタケしか分かりません。あっ、去年食べたスッポンタケも分かります。他のものには手を出さない方が無難ですね。

次回記事は、もう少し下界の植物観察です。

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高瀬川のキノコ(その1)

この記事では、高瀬川沿いで見つけたキノコを集めてみました。名前は分かりません。ご存知の方は教えてください。

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白いキノコだと思ったら・・。

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白い部分が取れて普通っぽいキノコが出て来ました。

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これは白い粉が噴いたような感じです。きっと食べられない・・。

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地面を押し上げるように出てきたキノコ。

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道路脇に沢山生えていました。食べられると嬉しいのですが・・。

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小さな粒粒の付いたマッシュルームみたいです。ホコリタケの幼菌?図鑑には串焼きが載っていました。

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椎茸のような感じですが・・。

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サルノコシカケの仲間。

更に(その2)に続きます。

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山姥の髪の毛

変わったキノコを見つけました。

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細い棒の先に笠が付いています。

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上から見ると・・。

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こちらは団体で生えていました。

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髪の毛のようなものが纏わりついています。以前、ブログ友に教えていただいた山姥の髪の毛のようです。

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これがその時載せた写真です。

図鑑を調べたら家の光協会の「ポケット きのこ」に下記のように載っていました。

「山姥の髪の毛は、ホウライタケ属のいくつかのキノコが生産する菌糸束を指し、古くは木鬚、或いは雲霧草とも呼ばれた」 ・・という事は、棒の先端のキノコは、ホウライタケ属のキノコという事になります。

別の図鑑では、ナラタケ属も菌糸束を形成すると書かれています。そして前記事のオニノヤガラは、この菌糸束から栄養素を摂取しているそうです。

植物は、お互い色々な関係を持って生きているのですね。

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サンコタケとキツネノエフデ(変わったキノコ)

【サンコタケ】アカカゴタケ科。

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薄暗い林内で見かけた時は、黄色いプラスチックの破片かと思いました。

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ストロボを使って撮影。

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図鑑の写真は、錫杖の頭のような格好をしていました。

【キツネノエフデ】スッポンタケ科。

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苔むす倒木に生えていました。変わっているでしょ?

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薄暗いのでストロボを使いましたが、上手く撮れません。

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LEDライトを当てて撮影。なんか不気味・・。

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スッポンタケと同じく、根元に幼菌の皮が確認出来ます。

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これが、幼菌です。サンコタケも卵のような幼菌から出てくるそうです。

この二つのキノコは、とても変わった形をしているので、図鑑(永岡書店:きのこガイド)ですぐに見つかりました。それが偶然にも向かい合わせのページに載っていました。どちらも悪臭を放つと書かれていましたが、この日は気づきませんでした。

また、毒キノコと書かれていませんが、「食用不適」になっているのは臭いのせいかな?

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初夏のキノコ(その2)

少しでも名前が分かれば・・と思って図鑑とにらめっこしましたが、迷うばかりで諦めましたwobbly

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親子。

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こちらも二段に生えていました。

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イタチタケかな?富士山麓のブナ林で沢山見かけました。

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食べられないのかな?

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ブナ林の中で、この白いキノコが目につきました。

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菊花を連想させます。

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倒木の苔の中に生えていました。

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こちらも・・。繊細で綺麗な感じのキノコです。

キノコの写真は、撮り貯めて季節ごとのフォルダに入れてあります。詳しい方に教えていただける機会があれば、名前を付けて整理して行きたいと思っています。

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初夏のキノコ(その1)

キノコの季節と言えば秋を思い浮かべますが、初夏の林内にもいろいろなキノコが見られます。例によって、名前は分かりませんのでご容赦ください。

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苔の中にいるあさりのようなキノコです。

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ちょっとガマガエルを想像しませんか?上九一色の樹海で発見。

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枝を切った痕?いいえ、これもキノコの仲間だと思います。鳴沢のカラマツ林で発見。

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サルノコシカケ科カワラタケの仲間・・縞模様が綺麗です。

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白ひげ・・。

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黒ひげ・・山姥の髪の毛と呼ばれているそうです。

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これは、粉の吹いたようなキノコです。

どれも食べられても食べたくないようなキノコです。更に(その2)へ続きます。

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ヒメスッポンタケ

続けて不気味な写真の記事で恐縮ですが・・。富士山西臼塚のブナ林で見つけたスッポンタケです。今頃?我が家の山林に生えていたスッポンタケは、10月末から11月頃見つけました。

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不気味でしょ?何か黄色っぽい・・。

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キイロスッポンタケという名前を聞いた事がありましたので、Web検索してみました。でも少し違う・・ヒメスッポンタケという名前が出て来たので、調べてみるとこのスッポンタケとそっくりです。しかもブナ林に生えると書かれていました。

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こちらは笠が取れていました。

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これは幼菌のようです。まだいくつかありました。来週末も見られるかな?

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これは我が家の山林で、昨年秋に見つけたスッポンタケです。いろいろな図鑑を見て、スッポンタケに間違いないという事で、中華スープで食べてみました。変わった食感で、特別美味しいという事も無く・・まぁ、食べられる事だけ確認しました。姿が不気味でなければ、良いのですが・・。もちろん家族は箸もつけませんでした。

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