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2020年12月

2020年12月31日 (木)

新たなブログ開設

更新を停止して半月が経ちました。その間、皆様方から嬉しいコメントやメール、そしてお電話などを頂き、いろいろ考えてみました。Twitter登録もしてありますが、やはりブログ形式が自分に向いていると思います。

ブログのテーマを、二つ考えました。

一つは、今迄と同じ山野の植物観察ですが、年齢と共に探索範囲が狭くなって来ました。そこで、「静岡県の植物探索」或いは「富士市の植物探索」にしようと思っています。こちらに関しては、現在ココログで検討中です。→開設致しました。

もう一つは、野菜の実生栽培と山野の植物の実生栽培を記録する「権兵衛の種蒔き日記」というテーマを考えました。山野の植物観察をして来ましたが、縁あって希少植物とされている種の実生栽培に挑戦する機会を得ました。そのお陰で、今まで知らなかった不思議な生態を、いろいろ学ぶ事が出来ました。

こちらに関しては、FC2に登録して12月30日から開始いたしました。アドレスは下記の通りです。拙いブログですが、皆様のご訪問をお待ちいたしております。

「権兵衛の種蒔き日記」

https://tanemakigonbe.fc2.net/

「静岡県の植物探索」

http://asitaka-yamabudou.cocolog-nifty.com/shizuoka/

新たなブログは、一日一記事を目標とせず、気の向いた時に投稿して行くつもりです。ココログのメインブログとサブブログの違い、そしてFC2とココログとの写真の格納方法などの違いなどがあり、まだ思ったように記事が作成出来ません。暫く四苦八苦する事になりそうです。懲りずにご訪問いただけると嬉しいです。

2020年12月14日 (月)

ご訪問いただいた皆様へ

皆様、「やまぶどうの徒然日記」をご訪問いただき、誠に有難うございます。

本ブログを開設してから、約11年が経過しました。2010年1月の開設より、一日一記事を目標に頑張ってまいりましたが、そろそろプロバイダーさんとの契約容量がいっぱいになります。以前より、カウンターが1,000,000アクセスを超えたら、記事の更新を停止しようと考えておりました。

ブログ自体は、今暫く残しておくつもりですが、このご挨拶を最後に記事の更新を停止する事と致しました。

思い起こせば、プロバイダーさんの変更(Web静岡→Nifty)、システムの変更に伴うトラブル、OSの更新に伴うブラウザの変更などがあり、悩まされた時期もありました。古い記事は、システム変更により写真や文字サイズの不自然なものも見受けられ、ご不便をおかけしました。

多趣味人間なので、カテゴリーをいろいろ設定して来ましたが、終盤に向かい植物観察中心のブログとなりました。不勉強な上に一人歩きが多かった事もあり、名前を知らない植物ばかりで、皆様方にいろいろ教えていただきました。お陰様で、なんとか本日まで継続する事が出来ました事を、心より感謝申し上げます。

今後の事については、現時点で特に決めておりません。少し時間をおいてから、考えようと思っています。また、別の形を含めて再開する事がありましたら、その節は何卒宜しくお願い致します。

それでは、皆様これにて失礼いたします。

拙いブログにお付き合いいただき、本当にありがとうございました。・・・管理人:やまぶどう(佐藤政幸)

2020年12月13日 (日)

やまぶどうの徒然日記_2020年

ブログ記事の総集編も、いよいよ最終年になりました。

この年は、丹沢の師匠から頂いたホドイモとボウラン×フウラン(仮称ボウフウラン)の花を見る事が出来ました。

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ホドイモはマメ科植物ですが、地中に芋が出来ます。花は沢山咲きましたが、一つも結実しませんでした。原因は分かりませんが、来年に期待です。

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こちらは、ボウランとフウランの属間交配で作出された花です。花だけでなく、葉にも両者の特徴がみられます。変な臭いの花と良い匂いの花が合体して、両親程の強い香りは感じられませんでした。

どちらも、大切に育てて行きたいと思います。師匠、有難うございました。

次は、山野の植物です。

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今迄、花の終わり~果実期にしか見る事の出来なかったオノエランの花を撮りに行きました。開花時期は、ウチョウランよりかなり早いようです。この場所は、大岩の続く渓谷の断崖で、爪先立ちでやっと接写出来ました。

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先輩に案内していただき、初めてツレサギソウの花を見る事が出来ました。また、この植物が栄養繁殖で増える事も知りました。

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県東部で、全開状態のトサノクロムヨウランの花を見る事が出来ました。今まで見て来たムヨウラン類の中では、一番綺麗な花だと思います。果実が熟すと横を向く特徴も、以前教わった通りでした。

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今迄、カンアオイ属には苦手意識を持っていました。地域に生育が確認されているものだけでも識別出来るようになりたくて、探索・分布調査を開始しました。掲載した写真は、ランヨウアオイ、カンアオイ、アマギカンアオイ(だと思う)、カギガタアオイです。

日本には、50種のカンアオイ属が生育しており、静岡県では、落葉タイプのウスバサイシンとフタバアオイ以外に15種の報告があるそうです。

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今年は、カシノナガキクイムシによるコナラなどの立ち枯れ被害の多い年でした。その影響か、例年になく沢山のカエンタケを見て来ました。家の裏山で、火炎の名にふさわしい形のカエンタケを見付けました。

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ササの密集地と化した茶畑は、伐採が終了し徐々に野菜畑として再生させています。下段は、今年1月頃の様子です。主としてこの場所で、コロナ禍での引きこもり生活を送っています。

2020年12月12日 (土)

やまぶどうの徒然日記_2019年

2010年1月~2020年12月(約11年間)の総集編も、今日を含めて後2回となりました。

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この年は、家族にとって大切な用事があり、愛媛県松山市に行って来ました。伊予の国は、これが二度目の訪問でした。この時点では、コロナの蔓延が間近に迫っているとは、思いもしませんでした。

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2017年は、国立科学博物館筑波実験植物園に行きましたが、この年は友人の植物展示ブースがあると聞き、上野本館に行って来ました。掲載した写真は、人工衛星のコーナーです。右は、ニュートリノを観測するための光電子増倍管で、静岡県の浜松ホトニクス株式会社が製造しました。県民として誇らしい事です。

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植物カテゴリーでは、何と言ってもハルザキヤツシロランの開花です。2~3年を目標にしていたのですが、運良くこの年に咲いてしまいました。でも、難易度の高さは一番で、翌年は根状器官が部材から覗いていましたが、花芽は上がって来ませんでした。専門家さんの見解では、複数の共生菌からバランス良く養分を吸収しないと、開花に至らないのではないかとの事でした。自生地の土を入れたのが幸いしたようです。

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山野での初めての出会いも幾つかありました。県中部のハルザキヤツシロランを見に行った場所に、このトサノクロムヨウランが生育していました。この植物の生態を知らず、午後に行ったため全開の花を見れませんでした。この翌年、県東部に大きな群落のある事を知りました。

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カゲロウランとマヤランです。こちらも、県中部でしか見た事の無かった植物ですが、この年県東部で出会う事が出来ました。

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テンナンショウ属の訪花昆虫調査の手伝いをしたおかげで、専門家の方に富士山南麓に生育する種を教えてもらいました。左はミクニテンナンショウ、右はヒガンマムシグサのハウチワテンナンショウタイプです。その他にも、ホソバテンナンショウやオオミネテンナンショウなども何ヶ所かで見る事が出来ました。4種とも、手元の富士市植物仮目録に未記載だったため、追記しました。

週明けには寒波がやってくるようですね。栽培棚の洋ラン類は、かなり前に庫内に取り込みましたが、クンシランがまだ残っています。今日あたり移動しないとまずいかな・・。以前、取り込みが遅れて霜に遭い、葉を痛めてしまった事があります。

2020年12月11日 (金)

やまぶどうの徒然日記_2018年

再生畑②のササを、年内に出来るだけ片付けようと頑張っていたら、熊手が壊れてしまいました。以前は仮払い機の柄や取っ手が壊れました。道具が壊れると作業が大変で、何倍も疲れます。

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再生畑①の目途がつき、この年から再生畑②のチャノキやササの伐採を開始しました。ご覧の様にササがびっしり生えていて、様子見に行った時は先の見えない作業に尻込みしてしまいました。

この頃は、他県に行く事が少なくなりました。でも、一度は見てみたいものもあります。

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嫁さんを誘い、ヒカリゴケを見に長野県へ行って来ました。山梨県某所にも生育しているようですが、出来れば静岡県で見たいものです。

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この植物は、富士市の防潮林で出会いました。和名は「キンチョウ」・・多肉植物の仲間です。富士市植物仮目録に未掲載だったため追記しました。証拠標本を作ろうと、数か月プレスして置きましたが乾燥せずカビてしまいました。他の方法を考えなくては・・。

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昨年秋に、ハルザキヤツシロランの自生地を教えてもらい、花期に探索に行って来ました。そこで、この植物を見守っている地元の女性に出会いました。実生栽培実験の事を話したところ、果実の様子を連絡くれるとの事でした。

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自生地の部材を入れた実生床に、スギの球果を少し入れて種子を蒔いたところ、無事発芽し根状器官が伸び始めました。クロ→アキ→ハルの順に難易度が上がります。アキの開花まで2年かかったので、ハルも2~3年を目標に花を見られたら良いと思っていました。

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こちらは、予期せぬ嬉しい出会いでした。2016年の夏に、赤玉土と地域に生育するササの葉などをプラ容器に入れ、送ってもらった一握りほどのヒメヤツシロランの自生地の土を加えました。同じくササやタケの林に生育するアキザキヤツシロランの実生床にするつもりでした。土の中に混じっていた種子かプロトコームが生育・開花したものと思われます。

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アキザキヤツシロランの自生地は、一般的に竹林とされて来ました。ところが、富士市のスギ林でアキザキヤツシロランの生育が確認されたのです。研究者により、屋久島のスダジイ林の生育と共に短報として発表されました。

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子房部がピンクのギンリョウソウを見た事は幾度かありました。ところが、鱗片まで紅色に染まるベニバナギンリョウソウがあると聞きました。友人に場所を教えてもらい、花期の頃GPSを持って探索して来ました。一時間ほど周辺を探しましたが、この極狭い範囲でしか見る事は出来ませんでした。普通のギンリョウソウより遅れて出現するようです。

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ツルリンドウは、彼方此方で見る事が出来ます。ところが、このホソバノツルリンドウは、なかなか出会えません。古い図鑑などには、ススキの根に寄生すると言うような事が書かれています。

自らも光合成をして養分を得ていますが、ススキが光合成で得た養分を共生菌を介してもらっている事が分かったそうです。葉緑素を持つラン科植物に似た生活をしているようです。植物体全体はある程度の大きさになりますが、根は殆どありません。これらの事は、2020年研究者によって論文として発表されました。

思い出はつきませんが、この年はこれくらいで・・。

2020年12月10日 (木)

やまぶどうの徒然日記_2017年

事情があって、早朝の投稿です。

山野の植物観察は楽しいですが、同じ場所でいろいろ見る事の出来る植物園巡りも楽しいものです。この年は、神代植物公園と国立科学博物館筑波実験植物園に行って来ました。

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神代植物公園に行った主目的は、このヒスイカズラです。開花情報を頂き、良いタイミングで見る事が出来ました。

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筑波実験植物園へは、洋ランを見に行ったのですが、運よくシマクモキリソウが展示されていました。絶滅したと思われていたのが、79年ぶりに再発見されたそうです。

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日本には、カンアオイ属が50種ほど生育しているそうです。ここには、それらが所狭しと並んでいました。伊豆半島に生育するアマギカンアオイを初めて見ました。思えば、山野でウスバサイシンに出会ったのもこの年でした。3年後に、地域に生育するカンアオイ属の探索に熱中するとは、思いもしませんでした。

山野での希少植物との出会いもありました。ナギラン、ナツエビネ、ヤワタソウ、ホソバノツルリンドウなど・・。

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そして、この植物にも初めて出会いました。キバナノショウキランよりも、キバナの名にふさわしいシナノショウキランです。

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コアツモリソウは希少な植物ですが、生育地では結構個体数を見る事が出来ます。時には、無班の花を見る事もあります。ところが、掲載したようなアルビノに近い葉の個体は、極めて稀だと思います。蕾をつけるまで成長している事から、共生菌の状態が良好な場所だと思われます。ここでは、複数個体見つかりました。図鑑には、葉が対生と書かれていますが、この個体を見ると互生です。

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2015年に播種したアキザキヤツシロランも無事開花しました。静岡県内で生育が確認されたヤツシロラン類・・残すはハルザキヤツシロランだけです。でも、この時点ではまだ出会った事がありませんでした。

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山梨県の友人から熟した果実を頂き、2014年の秋に播種したヤシャビシャクが、数株花を咲かせてくれました。早いものは、3年目の春に開花に至る事を知りました。

特別内覧会の招待券を頂き、嫁さんと一緒に東京ドームの「世界らん展日本大賞2017」に行った事も、この年の忘れられない思い出です。

2020年12月 9日 (水)

やまぶどうの徒然日記_2016年

今日は、薄暗い朝です。雨は降らないようですが、屋外作業は止めてPC作業などを行う事にしました。

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昨年ドライフラワーを見付け、この年は開花状態のオニクを見る事が出来ました。富士山に於いては、とても希少な植物だと思います。ある樹下で個体数を見る事が出来ても、周辺のミヤマハンノキの樹下には見当たらない不思議な一面があります。種子の運ばれ方や発芽条件などに、とても興味があります。

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次も、光合成をしない植物です。研究者の手伝いで、多くのキバナノショウキランを観察して来ました。でも、こんな個体に出会ったのは一度だけでした。右の中央に添えたのが、一般的に見られるものです。開花状態を撮りに行ったら、シカに食べられていました。

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クロヤツシロランの次に、昨年秋に実生栽培実験を始めたアキザキヤツシロランです。クロヤツシロランとは、塊茎や根状器官などの感じが違います。下段右の塊茎は、観察用にそのままにして置きましたが、頂部が下を向いており自滅しました。アキザキヤツシロランは、この年開花を見る事は出来ませんでした。

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オニノヤガラを確認に行って、この野生ランと出会いました。高倍率のコンデジで覗き、ヒナチドリだと分かりました。こういう植物の保護はとても難しく、行政レベルで行わないといずれは姿を消してしまうと思います。

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こちらは、行政、市民、企業、趣味家などが保護団体を運営している超希少種・・カマナシホテイアツモリソウです。フェンス越しでも見られますが、これは手の届く別の場所で撮りました。趣味家が保護団体に加入しているというのに、驚かされました。ある意味、最強のタッグだと思います。

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静岡市に、待望の「ふじのくに地球環境史ミュージアム」が完成しましたので、オープン日に行って来ました。ご尽力された、ある先生とお会いしたかったのですが、残念ながらお留守でした。この年は、神奈川県にある「生命の星」へも、見学に行きました。規模・内容共に充実していて、目標になる様な立派な博物館でした。

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こちらは、富士市に鎮座する「富士六所浅間神社」・・地元では三日市浅間神社と呼ばれています。古くから、富士山南麓を守護する岳南鎮守として崇敬されて来ました。地域にある竹取塚などを含めて、世界文化遺産の構成資産に出来なかったのかと、富士市民としては残念な気持ちがあります。

この年は、ずっと躊躇していたパソコンのOSを、Windouws 10にアップデートしました。当初は、色々な不具合があり戸惑いましたが、時代の流れには逆らえません。

2020年12月 8日 (火)

やまぶどうの徒然日記_2015年

ブログ記事は日記のようなもので、たまに読み返すのも楽しいものです。他にも簡単な日記をつけていますが、これが案外役に立ちます。この先も続けようと思っています。

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道の駅で、ヤシャビシャクが売られていました。山野から採取されたものかと思い、山梨県の友人にその事を話すと、「種を蒔けばいっぱい出るよ!」と教えてくれました。2014年の晩秋に彼が送ってくれた果実を蒔いたところ、御覧の様に沢山発芽しました。厳しい環境に生育する植物は、栽培環境下では発芽率の高いものが多いように思います。

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渓流釣りをやっていた頃、「オニク」という名前を聞いた事があります。その後、幾度か一人探索してみましたが出会えずにいました。この年の晩秋に、ミヤマハンノキの株元に生えるベニバナイチヤクソウの写真を撮ろうとしたところ、見慣れないドライフラワーが目に入りました。オニクとの初めての出会いでした。

この2年後に、別の場所で沢山のドライフラワーに出会いました。不思議なもので、どちらも周辺の樹下では見られませんでした。

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こちらも、初めての出会いです。5月連休頃、ヒノキ林を探索していてこの双葉の植物に出会いました。良く見ると、花が咲いています。春に花をつけるフタバラン類は、見た事がありませんでした。同じ頃、高知の先輩のブログに「早春に咲くフタバラン」という記事が掲載されていて、この野生ランがヒメフタバランである事を知りました。その後、データーを頂いた富士市植物仮目録に追記しました。

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初めての出会いがあれば、嬉しい再会もあります。富士山南面を探索していて、アスヒカズラの群落に出会いました。当時は、GPSも無くその場所が分からなくなってしまいましたが、この年の夏に再開出来ました。他県では珍しくないようですが、富士山南面ではこの辺りでしか見た事がありません。

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2014年の晩秋に開始したクロヤツシロランの実生栽培ですが、ついに花を見る事が出来ました。多くの野生ランが、開花までに長い歳月を要するのに、クロヤツシロランが実生一年に満たないで花を咲かせる事を知りました。貴重な経験をさせてくれた師匠に感謝です。

山野で見る花と感じが違う?箱入り娘ですから・・。

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田舎者のやまぶどうは、姪の結婚式で横浜に行きました。昨今ならどうなっていた事でしょう?

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この年、LAN-DISKを買いました。過去、ハードディスクの故障で、撮りためた写真が消えてしまった事があります。そのために、同一のデーターを複数(2台)のディスクに書き込むLAID_1:ミラーリング対応としました。片方が故障しても、もう片方のデーターが読み込めます。

2020年12月 7日 (月)

やまぶどうの徒然日記_2014年

この年は、新たな挑戦が始まりました。ラン科植物の図鑑やWebページには、「腐生ランは栽培不可」というような事が書かれています。ところが、クロヤツシロランを容器内で発芽させ花を咲かせた人(丹沢の師匠)がいます。

師匠から、プラ容器と手順書が送られて来ました。私には無理だと思ったのですが、せっかく送ってくださったので挑戦してみる事にしました。

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自生地の部材で実生床を作り、秋に播種しました。暫く経ってから容器を覗くと、塵のような種子の中央部が膨らんでいました。

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所々にプロトコームが確認出来、根のようなもの(根状器官)が伸びて来ました。全てが未知の世界で、期待と不安の毎日が続きました。

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依頼を受けて、冬の林内でハクウンラン探しを始めました。花期ではない時期に、小さな葉の植物を探すのは至難の業です。時間をかけて探し回り、運よくこの一群を見付けました。

ところが、翌年の花期に花を見に行くと、今まで見たハクウンランとどこか違った感じがしました。見付けた野生ランが、ヤクシマヒメアリドオシランであると教えていただき、その後の調査でかなり広範囲に生育している事を知りました。地域における分布調査は、現在も継続中です。

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地域の山林で、キンランの開花株を40個体ほど見つけました。花の写真を撮ろうと一週間後に行ったところ、掘り起こされた痕跡だけが残り、姿を消していました。ぶつけどころのない怒りと、空しさでいっぱいになりました。

ずっと犯人が分からずにいたのですが、「あの雑木林に、黄色いエビネが沢山あって儲かった。」と〇〇が言っていたというような話を、近所の人から聞きました。富士市域に黄色いエビネは生育しておらず、キンランである事がすぐに分かりました。単なる趣味家ではなく、山野で植物を採取して山野草店に売っていたそうで、話を聞いた今年初めに他界したとの事でした。

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他県で、コケイランとホテイランを見る事が出来ました。初めての出会いは嬉しいものですが、他県よりも県内、県内よりも市内で見る希少植物に、より魅力と愛着を感じます。

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亜高山帯の針葉樹林で、多くのイチヨウランを見て来ました。ところがこのイチヨウランは、それより高度1,000mくらい低いヒノキ林で、この年に出会いました。シカの食害に遭った事もあり、三枚だった葉が二枚になってしまいましたが、出会いから毎年見守っています。

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裏庭で剪定作業をしていると、手の届くようなところにオスのジョウビタキがやって来ました。同じジョウビタキか分かりませんが、その後毎年やって来ます。ヤマガラが人の近くにやってくることは知っていましたが、ジョウビタキはもっと人懐こく可愛い野鳥です。萌も目線で追っていますが、驚かすような事はありません。

この年は、ヒナノシャクジョウ、ホンゴウソウ、トラキチランなどの希少植物も初めて見る事が出来ました。また、地域に生育するミツバツツジの仲間をいろいろ学ぶ事が出来ました。教えていただいた先生とは、約6年後に再会する事になります。

2020年12月 6日 (日)

やまぶどうの徒然日記_2013年

改めて過去ブログを読み返すと、当時の思い出が鮮明に蘇ります。

2013年は、あまり見る事の無い斑入り葉の個体に、幾つか出会いました。

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富士山で、数えきれないほどのテンニンソウを目にして来ましたが、斑入り葉の個体を見たのは一度だけでした。

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富士山には、バイケイソウも沢山生育しています。稀に斑入り葉の個体を見る事はありますが、このような綺麗なものは初めて見ました。

テンニンソウもバイケイソウも葉緑体が少ないため、小柄な草丈でした。

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エゾスズランのアルビノ個体です。ラン科植物は、共生菌の力を借りて発芽し、光合成をしながらも共生菌に依存して生育しているそうです。この個体の場合は、ほぼ全ての養分を共生菌から得ているものと思われます。

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この年は、昨年発見したコハクランの花を見る事が出来、そのエリアでミスズランとも出会いました。また、静岡県内でも生育記録があるホテイランに会いたくて、八ヶ岳に行って来ました。イチヨウランなどと同じく、晩秋に葉が更新し花芽を持って冬越しする事を知りました。

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裏庭のカワヅザクラに、ウソの群れがやって来ました。蕾を食べられ、例年に比べて花の少ない年になりました。記憶する限り、こんな事は初めてだったと思います。

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最初の出会いから、幾度かカワセミの写真を撮る事が出来ました。でも、二羽を一緒に撮れたのはこれが初めてでした。下の嘴がダイダイ色なのがメスだそうですから、これはオスとメスではないかと思います。

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富士山スカイラインで、初めて野猿に出会いました。水の流れる川の無い富士山には、野猿が棲めないと聞きましたので、愛鷹山系からやって来たのかもしれません。ただ、富士山にも、水の湧き出る場所が少しはありますが・・。

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これは塗り絵です。最初に入社した会社の師匠(上司)が送ってくれました。リハビリをされていたのですが、この半年後、残念ながら他界されてしまいました。仕事にはとても厳しい人で、多くの事を教えていただきました。私は富士に戻るため、同じ業務内容の別会社に移りましたが、基礎をみっちりと仕込まれたお陰で、大きな仕事でもこなす事が出来ました。

思い出はつきませんが、この年はこれくらいで・・。

2020年12月 5日 (土)

やまぶどうの徒然日記_2012年

今朝目覚めると、小雨が降っていました。庭木の剪定を考えていたのですが、予定変更しなければならないようです。本日のブログ記事は、早朝のアップになります。

2012年は、初めて出会った希少植物の多い年でした。

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一番目は、コハクランです。ふと入った林内で、野生ランらしき果実を見付けました。株元を見ると「シュロのような一枚葉」・・以前聞いた特徴が脳裏に浮かびました。その後、GPSを持って広範囲に探索し、多くの個体に出会う事が出来ました。開花・結実まで、幾度か見ている内にこの植物の持つ不思議な生態の一部を知る事が出来ました。

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地域では、白い花をつけるヤマシャクヤクを見る事が出来ます。ブログに「いつかベニバナヤマシャクヤクにも出会いたい」と書いたところ、隣県の友人が昔見たという概略の位置図をメールしてくれました。初めての林道を心細い気持ちで進み、凡そその辺りに辿り着きましたが見つかりません・・一時間ほど探索し周り、果実をつけた個体と蕾の個体を見付けました。「今頃蕾?」ベニバナではないかとの期待を持ちました。

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それから、毎週末様子見に行きました。そしてついに紅色の花弁を見る事が出来ました。ブログコメントで、花柱の先端の曲がり具合を確認する必要があると教えていただきました。他地域には、ヤマシャクヤクの形態変異で紅を帯びた花の咲く事があるそうです。幾度か通ったおかげで、この植物についてもいろいろ学ぶ事が出来ました。

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鎮守の森で、落下しているムギランに出会いました。高倍率ズームのコンデジで樹上を見ると、沢山着生している事が分かりました。右は、登山道を歩いていて出会ったアリドオシランです。数年後、かなり広範囲に生育している事を知りました。初めての出会いは続きます。

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これは、先輩に教えてい頂いたコフウロです。ベニバナのゲンノショウコは、何ヶ所かで見る事が出来ます。でも、コフウロは他で見た事がありません。

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県内で名の知れたキスミレの自生地を、嫁さんと一緒に探索に行きました。Webページで「不自然な獣道」という事と山頂近くという情報だけで行ったため、なかなか見つかりませんでした。昼食を食べた場所で周囲を見回すと、木の枝の置かれた先に「不自然な獣道」がありました。やっとたどり着き沢山のキスミレを見る事が出来ましたが、栽培地のような印象を受けました。右は、約一か月後に別の山で見たキスミレです。こちらは、点在しており見つけた時の喜びはより大きなものでした。

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野鳥を専門で撮っている人が持つような高いレンズは買えませんので、この頃はミラーレスカメラにBORG(望遠鏡)をつけて撮っていました。でも、筒の長さ調整で概略のピントを合わせるので、AUTO撮影専門の私には結構大変でした。とても明るいレンズだと思いますが、飛んでいる野鳥が撮れない事も難点です。

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2012年4月に新東名が開通しました。写真は、富士市の岩本山から撮った開通間近な新東名です。これが開通したおかげで、春野や森町などの北遠地域がとても近くなりました。

この年はこれくらいで・・。

2020年12月 4日 (金)

やまぶどうの徒然日記_2011年

何年か山野を歩いていると、毎年同じような記事が続きます。それでも、見直していると少しずつ見方が変わって来ている事に気がつきます。ちょっとずつ、進歩しているのかも?

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2010年に、ベッコウトンボを見たくて桶ヶ谷沼へ行って来ました。ところが、訪問時期が遅く既に姿を消していました。そこで、翌年は5月頃行って、やっと出会う事が出来ました。成長すると、右の様に黒っぽくなるようです。

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卵の入った土を、ブログ友に送っていただいて孵化したカブトエビです。初めての出会いに感激しました。掲載した写真を売ってほしいとのメールがありましたが、ピンボケの素人写真に値段はつけられません。

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近所に甲斐犬MIXの黒ちゃんがやって来て、萌と対面しました。黒ちゃんは、とても恥ずかしそうでした。

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久々の休日でしたが、生憎の雨降りでした。あきれ顔の家族をしり目に、雨の林内を探索してクマガイソウに出会いました。昔は群落だった場所の名残かもしれません。開花株は一つだけでした。年々数を減らして行き、絶えてしまったかと思っていたのですが、今年復活している事を知りました。

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幼い頃見たイワシャジンの無事を確認に行って、シラヒゲソウに出会いました。この場所に気付く人は、まずいないでしょう。この頃は、気になればどこでも入り込んでいました。

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我が家のシンボルツリーに、ヨウラクランが着生している事を知りました。斜めに横切っているのはノウゼンカズラの蔓です。これをはがしたところ、半分くらいが落ちてしまったので、イヌマキに移植しました。今では、本家よりも大きな株になり、実生の子孫も彼方此方に着生しています。

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富士山で、見慣れないキノコのようなものを見付けました。ブログコメントで、寄生植物のミヤマツチトリモチであると教えて頂きました。その後、同じ場所を探索しましたが、見付ける事は出来ませんでした。

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初めて技能五輪を見学に行って来ました。いろいろな職種の、高い技術力に驚かされました。ただ、会社のバックアップ体制が整っていないと、入賞はもちろん出場するのも難しいのではないかとの印象を受けました。

2020年12月 3日 (木)

やまぶどうの徒然日記_2010年

アクセスカウンターが、1,000,000を超えましたので、年ごとに特に印象に残った事をまとめてみます。まずは、開設年の2010年から・・。

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この年は、古いペンギンケースの中に、Quad_Coreのi7を搭載して、パソコンをパワーアップしました。その前に組み立てた、Xeon_Durlを凌ぐ性能に、とても満足しました。

それと、憧れの存在だったヒマラヤの青いケシ・・ベトキニフォーリアとグランディスの鉢植えをホームセンターで買って来て、花を咲かせる事が出来ました。

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青い色の花は、不思議な魅力を持っています。私には行く事は出来ませんが、縁あってヒマラヤの青いケシを自生地で見たお二人の方と話す機会を得ました。

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果実が熟し種子を得る事が出来ましたが、山間の地とはいえ、我が家では播種して苗が得られても夏越しが出来ません。種子は、標本として保管してあります。

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萌は、千葉県で生まれ甲斐犬愛護会東京支部(当時)を経て、我が家にやって来ました。ブリーダーさんに、行き先は告げない事になっているそうですが、登録名を愛称にしていたため、ブログを見たブリーダーさんから千葉にいた頃の写真が送られて来ました。

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犬好きの私は、長野県山形村のある寺で出会った信濃の狼・・川上犬の事が忘れられず、川上村に行って来ました。毛を逆立てて私を威嚇したあの犬の面影はなく、とても穏やかな顔で迎えてくれました。この川上犬の写真は、某社の犬の図鑑(Web版)に使われています。

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初めてカワセミの写真を撮りました。ロケットランチャーのようなレンズは持っていないので、私の腕ではこれが精一杯でした。でも、とても嬉しかった・・。

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浮島ヶ原自然公園に、ミツガシワが移植されています。その本家がこの写真です。5月の連休頃、ブログ友から凡その位置情報を聞いて、探索に行き出会う事が出来ました。

次は、2011年の思い出です。

2020年12月 2日 (水)

不法投棄監視パトロールで出会った植物など

今日は、夕方用事がありますので、早めの投稿となります。

不法投棄監視パトロールは、林道主体となりますので、行ったついでに気になるところを覗いています。11月最後のパトで、気になった植物などを集めてみました。

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一番手は、菌類です。チャワンタケの仲間・・外側が白っぽく毛が生えている事などから、ベニチャワンタケでしょうか?

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コケ植物・・ムチゴケの仲間とコセイタカスギゴケでしょうか?

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コチャルメルソウも、所々で見る事が出来ました。

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コキンバイザサの様子も見て来ました。下段には、蕾らしきものが写っています。12月のパトで、どうなっているか確認したいと思います。

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こちらは、以前撮った写真です。果皮が破れたところから、黒い種子が見えています。地面に寝ているものを良く見かけますので、地上を這う生き物によって、種子が運ばれるのではないでしょうか?虫に食べられて運ばれるのか、エライオソームがあってアリに運ばれるのか知りたいと思っています。

アクセスカウンターが、本日中には1,000,000を超えると思います。思っていたよりずっと早く、まだディスク容量も少しありますので、今迄の思い出などを記事にして、本ブログの更新を停止しようと思います。

2020年12月 1日 (火)

カンアオイ属分布調査(オトメアオイ)

時間のある時に、富士市域のカンアオイ属の分布調査を行っています。この日は、オトメアオイの生育エリアに出会いました。

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亀甲模様の斑が入ったタイプです。似たような模様でも、葉の形は様々です。亀甲模様は他種にもありますので、葉の模様では識別できません。

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斑の目立たないタイプです。左の葉はハートに近いですね。

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地域に生えるカンアオイ(カントウカンアオイ)と共に、一番多く見かける下り藤模様(雲紋状)のタイプです。

他の種に無い特徴として「開花と葉の展開を隔年ごとにする」とあります。花柄の基部には、来年展開する葉が姿を現しています。初心者の私には、この特徴を見極めるのが難しかったのですが、この花を見て理解しました。ただ、花は6~8月に咲き、翌年の5~6月頃まで残るので、花の新旧も確認する必要があります。

分布調査は始めたばかりですが、愛鷹山系ではカンアオイとオトメアオイが混在した場所をまだ見ておりません。距離はそれほど離れていなくても各々が棲み分けています。また、伊豆天城辺りに生育するオトメアオイと愛鷹山系の個体を比べると、アマギのタイプの方の葉に艶を感じます。それは、私が撮った写真だけでなくWikipediaの写真を見ても、同様の印象を持ちました。

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