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2020年11月 9日 (月)

カギガタアオイの花

カギガタアオイを、県中部と隣の市で見た事があります。当時は、カンアオイ属は難しいとの思いから、写真を撮る程度で特徴や種名を追求する事もありませんでした。識別が難しいとの思いは今でも変わりませんが、地域に生育する種だけでも克服したいと思っています。

こちらは、隣の市で撮影したカギガタアオイです。マウスを乗せた写真には、ランヨウアオイも写っています。

先生のお宅で、花を一ついただきました。家の周りで見るカンアオイやオトメアオイとは、明らかに違います。

ここから下の写真は、左クリックで横長:900ピクセルに拡大表示されます。

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カギガタアオイの特徴の一つに、花柱の先端部が鈎状になっている事が挙げられています。こういうはっきりした特徴があると、素人の私にも識別しやすいのですが・・。

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さて、図鑑には別の識別ポイントとして、萼筒内部の隆起線数が記載されています。縦隆起には、高さのあるはっきりしたものと細いものがあります。「縦隆起は、15~18本」となっていますので、両方の合算だと思います。「横隆起は、6~7本」となっていますが、途中で切れているようなものもあり、分かり難い・・。

カギガタアオイの花期は今頃なので、次は自生地で花を観察したいと思っています。これから暫く、カンアオイ属に悩まされる事になりそうです。

ウマノスズクサ科カンアオイ属カギガタアオイ(Asarum curvistigma F.Maek.)。

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