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2020年11月10日 (火)

クロヤツシロラン果実の頃

クロヤツシロランは、同じ林内でも開花時期にかなりの開きがあるように思います。多くの個体が花期なのに、果柄が10cmくらいの果実を見る事があります。また、果実期に種子が飛散し終わったものと、まだ果皮が裂開せず未熟と思われるようなものを見る事もあります。

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こちらは、伊豆天城で撮りました。数えるほどしかありませんでしたが、初めて伊豆半島で見たクロヤツシロランの果実なので、掲載しました。

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再生畑②の隣に、所有するスギとヒノキの林が少しあります。そこにも、クロヤツシロランが生育していました。

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塵のような種子が、数えきれないほど詰まっています。

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果皮が裂開して種子が飛散し始めたものと、飛散し終わったものです。ひな祭りの雪洞の(骨組みの)ようですね。

ラン科オニノヤガラ属クロヤツシロラン(Gastrodia pubilabiata Y.Sawa)。

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コメント

おはようございます。
ありがとうございます。
あとから見つけた方は、アキザキとクロヤツシロランの両方がありそうです。
春にはハルザキが出る。
様子を見ていきたい貴重な場所です。

生育条件に、菌の方が主要因子であるならば、周辺の植生の変異に幅を持つ、という考え方はあまり正しいとは言えないのですね。

イチヤクソウやトサノクロムヨウラン、ギンリョウソウなど、菌に頼るところを持っている物はあるときパタリと居なくなるのですが、土壌内の変化によるかもしれないですね。

毎回、勉強になります。ありがとうございました。

もちこさん、お早うございます。

クロヤツシロランは、年々生育場所が移動して行くように思います。
びっくりするくらいの果実を見た場所でも、数年後に数えるほどしか見当たらなくなることが良くあります。
共生菌に頼って生きているので、環境が変わっていないようでも、菌糸の状態が悪化しているためだと思います。
クロ、アキ、ハルザキヤツシロランの順に実生栽培で花を咲かせる事が難しくなります。
特にハルザキは、オニノヤガラの様に複数の共生菌から養分をもらって生きているのではないかと、研究者が言っていました。

静岡県で、今頃果実をつけるのは、クロヤツシロランかアキザキヤツシロランという事になります。
アキザキヤツシロランは、竹林に生育するとされていましたが、2015年にヤクシマのスダジイ林、2018年には富士市のスギ林で確認され、短報として報告されました。
見慣れると果実の色でも区別がつくようになります。
アキの方がクレーっぽい果皮になります。

こんばんは。
今日確認したヤツシロラン類も、同様でした。1ヶ所は杉林の中。ここはスギが伐採され明るくなりすぎているので、来年はどうでしょうか。
もう1ヶ所は、スギはありません。アカメガシワやシイの根元。竹も見当たりません。
どちらも花期を見てませんから、種の確認は来年になります。

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