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2020年11月

2020年11月30日 (月)

テンナンショウ属の果実

今月最後の、不法投棄監視パトロールを行いました。林道脇では、スルガテンナンショウの果実を幾つか見る事が出来ました。

そこで、テンナンショウ属の果実を集めてみました。

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こちらは、スルガテンナンショウの果実です。今年も、この花の調査に協力しました。テンナンショウ属は、イノシシの食害に遭わないと思っていたのですが、何ヶ所かで芋を食べられたところを見ました。

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次は、ウラシマソウの果実です。幾つかのWebページによると、「果実は稀」と言うような事が書かれています。テンナンショウ属は、ムサシアブミなど一部の種を除き、雌雄異株です。その上、栄養状態などにより性転換し、全体的に雌株の方が少ないと思います。また、ウラシマソウは地際に果実をつけるので、目立たない事も「稀」と書かれる要因になっているのではないでしょうか?

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伊豆天城で見たテンナンショウ属の果実です。周辺で見るテンナンショウ属は、葉が細いものばかりでした。種名は分かりません。

次は、以前撮った写真ですが・・。

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果実は先端から赤く熟します。右の果実は先端部が尖っています。富士山南面の標高1,400mを超えた辺りで時々見かけますが、種名はまだ分かりません。

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サトイモ科テンナンショウ属の果実は、同じくサトイモ科のコンニャク属コンニャクの果実と似ています。ここに掲載したコンニャクの果実を、再生畑①に蒔いたところ沢山の苗が出て来ました。発芽率は高い方だと思います。

2020年11月29日 (日)

まだ咲いているダイモンジソウ

安曇野の友人からもらったイノシシの肉を、横長の七輪で焼きました。豚肉に比べて少し固めな感じもしますが、とても美味しかったです。炭火で焼くと、肉も魚もより美味しく感じます。服にBBQのにおいが染みついて、家族に文句を言われました。

栽培棚のダイモンジソウは、大半が果実期に入っています。ところがまだ咲いているものや、これから咲こうとするものもあります。一般的な花期は、7~10月となっています。

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果実の様子です。左はジンジソウのように見えますが、我が家にジンジソウはありません。発芽率は高く、果実を採取しないでおくと、親の鉢に沢山の実生苗が出て来ます。右の様になったら、種子を採り湿度を保った実生床に蒔くと沢山生えて来ます。オリジナルの花が出来るかもしれませんよ。

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こちらは咲き始めたばかりです。他と比べて葉が大きく葉表の毛が目立ちます。イズノシマダイモンジソウという変種は、茎や葉に毛が多く花期が10月~翌1月となっていますので、その系統かもしれません。

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上の花もそうですが、花弁に浅い切れ込みがあります。右は長い花弁が更に2裂しています。

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これが、一番切れ込みの顕著なタイプです。

ダイモンジソウは、こういう花弁の変異を見比べるのも楽しいです。Web図鑑を見ると、母種の花形が想像出来ないようなタイプのものが掲載されています。それに比べると、我が家のものは大人しいものばかりです。

2020年11月28日 (土)

晩秋の着生ラン

庭木の剪定をしていて、カヤランを見付けました。そこで、地域で見られる着生ランを集めてみました。

【カヤラン】

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カヤランには、もう蕾が出来ています。段取りが早いですね。細長い果実は、花が咲く頃に熟して種子を飛散させます。

【クモラン】

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クモランは、ウメやサクラなどの乾燥状態が続く樹皮で見る事が多い着生ランです。でも、コケの生えた樹皮も気に入っているように見えます。

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こちらは、クモランの葉状体です。水分を吸収しやすく溜める機能を持つ着生根が無いのに、どうして生き続けられるのでしょう?葉状体自体或いは仮根がその代わりをしているのだろうか?

【ヨウラクラン】

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この着生ランを初めて見たのは、シンボルツリーの八重枝垂れの樹上でした。その後、一部をイヌマキに着生させたところ、本家よりも大きな株になり、実生苗も所々で見る事が出来ます。

【ムギラン】

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ムギランは、栄養繁殖で樹上に大きな群落をつくります。また、結実率も高い方だと思いますが、カヤランやヨウラクランに比べて発見した生育地は多くありません。

【ムカデラン】

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ムカデランの生育地は「向陽地の樹幹や岩上」とあります。日当りが良いと上の写真のように茎や葉が赤っぽくなったものが多く、少し日陰に生育すると下の様に葉が緑を保っています。本当は向陽地が苦手だったりして・・。

2020年11月27日 (金)

アシタバ花期果実期

三ヶ所ある畑の内、一番面積の少ない「果樹・野菜畑」の野菜エリアを、耕運機で耕して来ました。二日続くと、さすがに腕が痛くなります。

今日の記事は、アシタバです。花期は8~10月となっていますが、まだ蕾を持った個体も見受けられます。

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アシタバは、房総半島~紀伊半島、伊豆諸島など比較的暖かい地域に自生する植物ですが、富士市の山間地でも冬を越し実生により代を繋げています。

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まだ蕾や花を見る事が出来ます。花弁5個、オシベ5個・・雄性期なので、まだメシベが伸びていません。

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こちらは、花弁やオシベが落ちた雌性期の花です。メシベが伸びているのが分かります。

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長楕円形の果実をつけます。発芽率は高く沢山の苗を見ますが、そのまま置くと淘汰されてしまうため、苗を有効に育てるためには移植が必要です。

2020年11月26日 (木)

最近見たキノコ

今日は、前記事の再生畑①に耕運機をかけて来ました。草取りしなければならないところもありますが、とりあえず一安心です。

最近見たキノコを、少しだけ掲載します。名前は、殆ど分かりません。

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圃場の通路に生えていました。ザルボ(富士山の溶岩の砕石)を敷いたようなところに生えていました。

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こちらも、同じ通路に生えていました。チャワンタケの仲間・・ヒイロチャワンタケ?

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こちらはヒトヨタケの仲間でしょうか?ヒトヨタケが、食用になると聞いて驚きました。

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ダイダイガサの幼菌です。金平糖のようですね。柄が伸びた傘状の子実体(成菌)とは、別種のようなキノコです。同じ枯れ木に、毎年生えて来ます。

昨日、2台のパソコンのセキュリティーソフトを更新しました。ついでに、一月ほど前から認識しなくなったLAN-DISKを読み込めるようにしました。インストール方法やトラブルがあって解決した場合の対処法は、必ずメモしておいた方が良いですね。説明書やWebページを見ても、その通りに解決できない場合があります。

2020年11月25日 (水)

久々の再生畑①

今日は、家族を送った帰りに再生畑①を覗いて来ました。久々に行くと、雑草の伸び具合を見るのが怖い・・。農業用水栓のある再生畑②を集中して使っているので、こちらは時々草刈りと耕運機で耕しに行くくらいです。

※今日の写真は、ロールオーバー効果を使っています。マウスを乗せて見てください。

果樹エリアでは、レモンが色付いていました。一つ採ってみると、とても良い香りがしました。山間の地でも、シークワーサーやレモンが育ちます。ただ、柑橘類はシカに好まれ、食害に遭いやすい果樹なので対策が必要です。

今春遅れて発芽したダイコンが、一株育っていました。ちょうど食べ頃なので、次回抜いてくるつもりです。

春に黄色いお花畑だったところに、零れ種による葉野菜が出ていました。コウタイサイでしょうか?収穫しそびれたラッキョウも、増殖していました。

周囲に見える草は、オランダミミナグサなどです。そろそろ、耕運機をかけておかなければ・・。

畑の入り口のマユミの果実にカメムシが集っていました。Web図鑑で見ると、キバラヘリカメムシのようです。カメムシが好きなわけではなく、どちらかというと苦手な方です。この仲間は種類が多く、マニアの方もいるようで、Web写真を検索すると比較的容易に見付ける事が出来ます。

現役時代、現場管理などの仕事が重なった時は、作業の優先順位を考えてどこも工期に間に合うようにこなして来ました。ところが趣味でやっている畑になると、工期を気にしなくていいので、一ヶ所に熱を入れると他がおろそかになってしまいます。

2020年11月24日 (火)

マンリョウ

庭の彼方此方で、マンリョウが果実をつけています。野鳥によって種が運ばれ、近くの山林でも見る事が出来ます。

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赤くなり始めた果実です。

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果実の大きさは、個体によって様々です。右には、通常見る果実と一番大きな果実を並べてみました。また、赤い果実でも真紅のものもあれば黒みを帯びたものもあります。

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これは白い果実?果柄を見ると赤いので、やがては赤くなるはずです。

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こちらが、白い果実をつけるマンリョウです。果柄が赤くありません。

旧分類体系では、ヤブコウジ科とされていましたが、APGではサクラソウ科に改められました。

サクラソウ科ヤブコウジ属マンリョウ(Ardisia crenata Sims)。

あと3,000アクセス・・年内達成が、ほぼ確実のようです。もう少し頑張ろう!

2020年11月23日 (月)

日本産ホドイモ収穫

丹沢の師匠から頂いたホドイモを掘り起こしました。プラの菊鉢に植えたので、ひっくり返す程度だと思っていたのが予想外でした。

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鉢底の防虫ネットの隙間から、鉢外へ進出して彼方此方に伸びていました。凄いでしょ?この太い根のように見えるのは地下茎で、右の写真に見える細いのが根だと思います。

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芋の形もいろいろ・・。長寿の薬になるそうなので、種芋を残して少しだけ試食してみようと思っています。

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ホドイモは、イモの名がついていますがマメ科植物です。これが根粒菌の棲み処・・根粒だと思います。でも、他のマメ科植物に比べるとずっと少ない・・。

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所々に芽が確認出来ました。右は長く伸びた地下茎の先端です。地下茎だけを埋めて置いて、成長するか試してみようと思います。養分の貯蔵庫である芋がないとダメかな?

花は沢山咲きましたが、一つも結実しませんでした。ヤブツルアズキの花に似て、竜骨弁が捻くれています。この花に適した訪花昆虫(送粉者)がやって来なかったのか、受粉しても直ぐに落ちてしまったのか原因が分かりません。

2020年11月22日 (日)

色付いた葉

諸先輩のブログに、各地の紅葉が掲載され始めてから暫く経ちました。今年は、紅葉を見ようと思って出かけた事は無く、別の目的で行った時に見る程度でした。

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カンアオイ属の探索で行った、伊豆天城のイロハモミジです。赤く染まったカエデも光を透かして撮りたかったのですが、その場所まで行けずズームで撮りました。

家の近くで・・。

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こちらは、イヌビワです。この植物は、どこで見ても綺麗な黄色に変色するので気に入っています。

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カエデ属の中でも大型の葉をつけるウリハダカエデとカジカエデです。エンコウカエデもありましたが、いつも綺麗に紅葉してくれません。どうしてだろう?

今日は、車庫兼倉庫の片付けを行いました。父親が残したものがいろいろあり、処分しようか迷いながらなので時間がかかります。その次は、古い納屋の片付けが控えています。十数年ほったらかしだったつけが、今回って来ました。少しずつでもマメに片づけていないとダメですね。

2020年11月21日 (土)

種蒔き権兵衛次の挑戦

昨年、行政担当窓口の許可を得てサワトラノオの種子を採取し、実生栽培実験により今夏無事花を見る事が出来ました。今年度は、同じ湿地に生育する他の植物の種子散布(完熟)時期の調査や、発芽・生育の実験を始めています。

湿地の植物に関する種蒔き権兵衛の挑戦は、これが最後になると思います。

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実生床を二つ用意しました。発泡スチロールの方は、土壌湿度の維持がしやすいため、この中に数種類の種子を蒔いてあります。連結ポットは、早期の苗の区別をするため、名札をつけた列に単独種を蒔きました。

来年の開花を見据えてもう少し早くするつもりでしたが、事情があって10月27日の播種になりました。

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ここ数日暖かい日が続いたので、ポツポツ発芽し始めました。これは、発泡スチロールの実生床で、一番最初に発芽した苗です。現時点で種名は分かりません。

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次に発芽して来たとても小さな双葉です。右は、連結ポットに発芽したミズオトギリです。左は発泡スチロールの実生床に沢山出始めましたが、種名が分かりません。一番発芽率の高いタコノアシかもしれません。

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これは、ヒメハッカの列に出て来ました。種子がラッパ状の萼(?)に入っていて覆いが無いため、熟すと落ちやすいように思います。この植物に関しては、アシに覆われた環境がサワトラノオよりもずっと生育に不適だと思っています。それと、サワトラノオに似た面白い生態を持っていますが、サワトラノオと同様に現在の生育地ではそれが生かされる事は無いでしょう。

もう一度くらい、このブログに掲載出来るかもしれませんが、その先の様子は更新を停止するため掲載する事が出来ません。無事開花に至った場合、所属する会の方へは報告書として提出するつもりでおります。

2020年11月20日 (金)

後世に残したい場所

山野の植物観察を始めてから、十年以上の歳月が経ちました。その間、気になっていた植物達が、環境の変化や園芸採取などにより、姿を消してしまった場所を幾つも見て来ました。地域に生育が確認された希少植物の、駆け込み寺のような場所があれば良いと常々思っていました。

その一つとして「富士山こどもの国」が挙げられると思います。そして、もう一ヶ所・・。

こどもの国とは少し違った姿の富士山が見えるこの場所です。今日の記事では、そのホンの一部だけ掲載します。

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ウメ、サクラ、ミツバツツジ、シャクナゲ、サンショウバラ、ハコネグミなど、かなりな本数が植えられています。

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河川に面した場所で撮った、イロハモミジの紅葉です。広大なエリアには、落葉広葉樹林、竹林、針葉樹林、そして断崖などあらゆる環境が揃っています。

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キンランやサイハイランの自生する、貴重な環境の場所もあります。私のお気に入りの場所です。

ここは、フォッサマグナ要素の植物に特化した植物園として、現在造成・整備中です。他では見る事の出来ない野生アジサイの変異種も、沢山圃場にて待機中です。無事完成して、次世代に繋げて行けるよう願っています。

2020年11月19日 (木)

八重咲カンアオイ

今日は、先生のお宅で珍しいカンアオイの花を見せて頂きました。

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「何だこれ?八重咲だ!」カンアオイ属の花は、花弁が無く萼裂片が花弁のように見えます。

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変わった花でしょ?萼裂片が幾重にも重なっているか、二つの花がくっついたように見えます。

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花を頂きました。伏せて見ると、葉のようなものが見えています(右側の写真)。

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切断して中の様子を観察してみました。各々の萼筒内面に、縦横の隆起線が見えています。萼筒や裂片の形に変異がありますが、子房部は通常通りのようです。右の写真に、未熟な種子が見えています。

調査は始めたばかりですが、何ヶ所か歩くと実生間もない苗を見る事があります。成長した葉と違い、丸みを帯びた可愛い葉です。いつの日か、カンアオイ属の実生発芽にも挑戦してみたいものです。

2020年11月18日 (水)

カンアオイ属探索

県内のカンアオイ属探索・・カンアオイ、オトメアオイ、ズソウカンアオイ、アマギカンアオイ、ランヨウアオイなどの生育が確認されているエリア辺りで撮ってみました。。一年中眺めていれば、咲き始める時期や花の姿形、生育地などから識別しやすいと思いますが、年中見に行く事は出来ませんので迷ってばかりです。

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スギ林の急勾配な斜面を登って行って出会いました。この時期に花をつけている事と萼筒上部の括れなどから、オトメアオイ系だと思います。でも、愛鷹山系で見るオトメアオイに比べて、葉に艶が感じられます。スズカカンアオイほどではありませんが・・。

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左側の葉も、愛鷹山系で見るカンアオイやオトメアオイに比べて葉に艶を感じます。ちょうど、左右の写真くらい違って見えます。

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こちらは、上段右側の花です。これも花形から見ると、これもオトメアオイ系だと思います。

この時期は、6~8月に咲くオトメアオイの花は残っています。同じく、オトメアオイ亜属のズソウカンアオイは、10~11月開花ですから、どちらの花も見られる事になります。葉に少し艶を感じる方がズソウカンアオイでしょうか?初心者なので、花の新旧や両者の違いがまだ良く分かりません。

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こんな面白い形の葉も、時々見かけます。

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こちらはランヨウアオイだと思います。右の葉は、ツタの仲間かと思いましたが、カンアオイ属でした。ランヨウアオイだと思いますが、無地の葉でも葉脈がもっと目立つような気がします。若い葉だからでしょうか?

「葉脈が強く没入している」と思われるカンアオイ属を見ました。こちらについては、先生に確認して頂くまで未掲載とします。最近では、こうしていろいろ悩むのも楽しいです。県内どこで見ても、自信を持って種名が言えるようになりたいものです。

2020年11月17日 (火)

ハナマメとエサキモンツキカメムシ

再生畑のササの片付けが、まだまだ残っています。今日は、出っ張ったチャノキの切株をチェーンソウで切りながらだったので、腕の筋肉が痛くなりました

【ハナマメ】

何故か実のならないハナマメの様子を撮ってみました。

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2ヶ所に植えました。まだこんなに威勢が良く、次々と花が咲いています。でも、実が生りません・・。

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蕾と花を撮ってみました。蕾は未熟な豆果のように見えます。

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葉をかき分けて中を覗くと、少しだけ豆果が生っていました。最初の頃も、右のような幅広の鞘を見かけましたが、このくらいになると変色して落ちてしまいました。

このハナマメの種は、道の駅白州で買って来ました。一般的なハナマメより大粒な種類で、寒冷地で育つため静岡県では気候が合わないのでしょうか?原因の分かる方、教えてください。ちなみに、隣に植えたインゲンマメは沢山の豆果をつけました。

【エサキモンツキカメムシ】

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ハナマメの葉に集っていました。ハートの紋が可愛いですね。

今朝カウンターを見たら、1,000,000アクセスまで残り6,000を切りました。このペースで行けば、年内に達成できると思います。プロバイダーさんと契約したディスク容量(10,000MB)も、何とか足りると思います。その後はどうするか、まだ考えておりません。

2020年11月16日 (月)

ヤブマメとアマゾントチカガミ

ヤブマメとアマゾントチカガミにこれといった関係はありませんが、気になった植物なので一緒に掲載します。今日の記事は、ロールオーバー効果を使っていますので、写真にマウスを乗せて見てください。

【ヤブマメ】

昨年の今頃、再生畑①でヤブマメの蔓を引き抜くと、地中にマメのようなものがついていました。帰宅して調べると「ヤブマメは、地中にも閉鎖花をつける」とありました。

地上部に生った、ヤブマメの豆果です。地上部には開放花と閉鎖花がつくそうです。地上部の閉鎖花は、まだ気にして見た事がありませんでした。

こちらが、地中に出来る「1種子だけの豆果」です。実は、熟した地中の豆(種子)をまだ見た事がありません。機会があったら掲載したいと思います。

地上部には、親と同じ性質の豆果と多様な性質を持った豆果をつけ、熟すと果皮が捻じれて種子を弾き生育範囲を広げて行きます。地中には、親と同じ性質の豆果がつき、親の生えていた場所で生育します。ヤブマメって、複数の生き残り戦略を持つ凄い奴ですね。

【アマゾントチカガミ】

沼川の草刈りの時に水路で見付けたアマゾントチカガミを、富士市植物仮目録の証拠標本用に一株だけ持ち帰り屋外の水槽に浮かべておきました。すると、あっという間に増え水面を覆ってしまいました。

そろそろ寒さで枯れるのではないかと思い覗いて見ると、蕾が確認出来ました。図鑑によると「花期は不定だが、6~9月」となっています。もう11月中半だし、山間地の屋外では花が咲くまで持つか分かりません。一株洋ランのワーディアンケースに移動して何とか花を見たいと思っています。

2020年11月15日 (日)

ムカゴをつける植物

種子植物は基本的に種子で増えますが、中には種子以外にムカゴでも増える(栄養繁殖もする)植物があります。家の近くで見られるムカゴを集めてみました。

【シュウカイドウ】

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こちらはシュウカイドウの果実です。ひれのような部分を毟って見ると、オレンジ色の微細種子が沢山入っていました。

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こちらがムカゴです。葉腋に1~複数個ついていました。

【ムカゴイラクサ】

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ムカゴイラクサの果実とムカゴです。この植物には、幾度も痛い目に遭わされたので、恐る恐る撮りました。

【ヤマノイモ/ジネンジョ】

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ヤマノイモの果実は、行司の軍配が集まったような感じですね。以前撮った写真ですが、既に種子を飛散した後の様です。

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こちらがムカゴです。テンプラや炊き込みご飯にして食べると美味しいです。この時期になると、蔓に少し触れただけで落下してしまいます。

今日は。部屋に閉じこもってPC作業を行いました。一日中Monitorを眺めていると、目が痛くなります。夜中まで図面を描いていた頃には、とても戻れません。

2020年11月14日 (土)

水中のサワトラノオ

実験場に於けるサワトラノオ実生栽培は、報告書を提出して一区切りつけました。実験で得られた株は、行政担当窓口の承諾を得て、富士山こどもの国へ移植しました。でも、睡蓮鉢や左官のプラ舟に沈めた個体は、その後の経過観察のために残してあります。

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こちらは左官のプラ舟です。当年茎の葉腋から出た新芽が太い根(地下茎)を伸ばしています。当年茎は朽ちて新芽だけが残り、来年に向けて成長しています。以前掲載した、沈水試験の個体と同じような感じです。

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次は、睡蓮鉢のサワトラノオです。今春、素焼き鉢に植え付けた株を沈めて置いたところ、順調に成長して花を咲かせました。こちらは左官のプラ舟よりも少し深めになります。写真は、当年茎の株元に出現した新芽です。こちらも順調に生育しています。

調査を仰せつかった時に、水中で生育する姿が頭の片隅に浮かびました。また当年茎が枯れる頃の株元からの新芽出現に関しても、ある程度予想していました。ただ、意外だったのは同時期の葉腋からの新芽出現でした。水に浸かって、1週間くらいで次々と発芽・発根が行われたのには驚かされました。

標高1,000m近い所に位置するこどもの国では、実験場や自生地とは少し違った生育形態をとるようです。それに関しては、また機会があれば紹介したいと思います。

2020年11月13日 (金)

カギガタアオイの花再び

先生から頂いた「フォッサマグナ区系・中央構造線とカンアオイ亜属の分布図」を参考に、県内に生育するカンアオイ属の探索を始めました。リタイアした身とはいえ、やらなければいけない事とやりたい事がいろいろあって、思ったように動けません。この日は、嫁さんの都合が良いとの事で、ご機嫌を取りながら大急ぎで富士宮市域に生育するカギガタアオイの探索に行って来ました。

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分布図によると、このエリアは、カギガタアオイ、ランヨウアオイ、カンアオイの生育が確認されているようです。別紙詳細調査図によると、その中でもランヨウアオイが一番多く記録されています。こういう事が分かって探索すると、初心者の私でも識別がしやすくなります。

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二段目の左の写真に写っている葉は、一見ランヨウアオイかと思ったのですが、花が咲いていました。接写してみると、カギガタアオイのようです。

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花も個体毎に違いがあります。「萼筒の入口は内側に狭い口環があり、少し離れて小板状に突起したひだがある。」・・富士、富士宮市で見るカンアオイ、オトメアオイ、ランヨウアオイには小板状に突起したひだがありません。この特徴は、伊豆に生育するアマギカンアオイの花に似ています。

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こちらの花は、撮影用に先生宅でいただいた花に似ています。上の花とは別種のようですね。右は、苗のようですがカギガタアオイでしょうか?

カンアオイ属は、葉の模様、葉の形、花の色、裂片の形にも個体毎に違いがあります。自生地で数を見ないと、自信を持って識別できるようにはならないと思います。探索初心者なので、ブログ訪問者の方にいろいろ教えていただけると有り難いです。

2020年11月12日 (木)

実をつけた木と花をつけた木

秋に実をつける木と、花をつける木があります。掲載した写真は、左クリックすると横サイズ900ピクセルで表示されます。

【実をつけた木:イイギリ】

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イイギリの赤い実は、遠くからも目につきます。

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雌雄異株なので、この木は雌木という事になります。イイギリの実は生食可で、美味しいそうです。

【花をつけた木:グミ属】

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このグミ属は何だろう?

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花をつけていました。冬に花をつけるグミは、オオバグミ、ツルグミ、ナワシログミなどがあります。葉幅が広い事からオオバグミ(マルバグミ)のようですが、Web図鑑で見る葉よりも少し細長いような気がします。

国立科学博物館名誉研究員の近田先生によると、伸びた枝が弦のようになっている事から、オオバグミとツルグミの雑種と考えられるとの事でした。そうだとするとアカバグミ(オオバツルグミ)という事になります。

2020年11月11日 (水)

不法投棄監視パトロールついでの自然観察

一週間ほど前になりますが、不法投棄監視パトロールの時に撮った写真を掲載します。

少し前まで、カシノナガキクイムシの食害で、枯れた木が目立っていましたが、他の木も様々な色に染まってあまり目立たなくなりました。

林道終点辺りで見たこれは、炭焼きの址でしょうか?

ヒノキ林では、所々でツタウルシの紅葉が目に留まりました。怖い植物ですが、とても綺麗ですね。

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キッコウハグマの花が、一輪だけ咲いていました。この植物は閉鎖花が多く、萌の散歩道の林内にも沢山自生していますが、花を見る事はまずありません。大きめの株や薄暗い場所では、花を咲かせないようです。

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コウヤボウキの花も、咲いていました。この植物は、開花時期と高度があまり関係ないような気がします。この場所よりずっと標高の低いところでは、開花がまだまだ先になりそうでした。

義母の様子見に行って来ました。高齢者の一人住まいは、不審者の訪問や勧誘の電話が多いようです。行く度、少し強めに注意するように言って来ますが心配です。隣の家の人や近所の親戚が時々顔を見せてくれるようで、とても有り難い事です。

2020年11月10日 (火)

クロヤツシロラン果実の頃

クロヤツシロランは、同じ林内でも開花時期にかなりの開きがあるように思います。多くの個体が花期なのに、果柄が10cmくらいの果実を見る事があります。また、果実期に種子が飛散し終わったものと、まだ果皮が裂開せず未熟と思われるようなものを見る事もあります。

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こちらは、伊豆天城で撮りました。数えるほどしかありませんでしたが、初めて伊豆半島で見たクロヤツシロランの果実なので、掲載しました。

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再生畑②の隣に、所有するスギとヒノキの林が少しあります。そこにも、クロヤツシロランが生育していました。

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塵のような種子が、数えきれないほど詰まっています。

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果皮が裂開して種子が飛散し始めたものと、飛散し終わったものです。ひな祭りの雪洞の(骨組みの)ようですね。

ラン科オニノヤガラ属クロヤツシロラン(Gastrodia pubilabiata Y.Sawa)。

2020年11月 9日 (月)

カギガタアオイの花

カギガタアオイを、県中部と隣の市で見た事があります。当時は、カンアオイ属は難しいとの思いから、写真を撮る程度で特徴や種名を追求する事もありませんでした。識別が難しいとの思いは今でも変わりませんが、地域に生育する種だけでも克服したいと思っています。

こちらは、隣の市で撮影したカギガタアオイです。マウスを乗せた写真には、ランヨウアオイも写っています。

先生のお宅で、花を一ついただきました。家の周りで見るカンアオイやオトメアオイとは、明らかに違います。

ここから下の写真は、左クリックで横長:900ピクセルに拡大表示されます。

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カギガタアオイの特徴の一つに、花柱の先端部が鈎状になっている事が挙げられています。こういうはっきりした特徴があると、素人の私にも識別しやすいのですが・・。

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さて、図鑑には別の識別ポイントとして、萼筒内部の隆起線数が記載されています。縦隆起には、高さのあるはっきりしたものと細いものがあります。「縦隆起は、15~18本」となっていますので、両方の合算だと思います。「横隆起は、6~7本」となっていますが、途中で切れているようなものもあり、分かり難い・・。

カギガタアオイの花期は今頃なので、次は自生地で花を観察したいと思っています。これから暫く、カンアオイ属に悩まされる事になりそうです。

ウマノスズクサ科カンアオイ属カギガタアオイ(Asarum curvistigma F.Maek.)。

2020年11月 8日 (日)

海辺の植物②

海岸の植物・・続きです。

一見して、ヤクシソウに似た花を咲かせる多肉植物のような印象を受けました。図鑑で見ると、ワダンかアゼトウナに似ています。葉縁に鋸歯があるので、アゼトウナだと思います。

こちらはハマアザミのようです。「総苞片は、粘らず棘があり開出する。」株元から上ってくる虫を、粘りでトラップするタイプと反り返りで防ぐタイプがあるのも面白いですね。上の写真の右隅に写っているのは、ラセイタソウだと思います。

この植物も所々で見かけました。タデ科イヌタデ属ツルソバだと思います。家の周りには、同じくタデ科イヌタデ属のヒメツルソバが繁茂しています。

植物の名前が、間違っていたら教えてください。

今朝、ブログのカウンターを見ると、990,000アクセスを超えていました。本ブログの更新停止予定まで、後10,000アクセスを切りました。年内に、その時が来るかもしれません。容量も何とか持ちそうです。もう少し頑張ろう!

2020年11月 7日 (土)

海辺の植物①

山間の地に住んでいると、田園地帯だけでなく海辺の植物も目新しいものばかりです。たまに行っては、図鑑を見て悩んでいます。

一番手は、イソギクです。この植物は、園芸用としても売られているので、時々見かけます。同じ場所でも、開花時期に差があるようです。

ツワブキにハマユウ(ハマオモト)・・どちらも花の咲いている株がありましたが、撮り忘れました。ツワブキはこれから、ハマユウは残り花ですね。この辺りまでは、何とか分かります。

さて、これは?黄色い小さな花が咲いています。図鑑を見ると、ツルナのようです。食用にされるとの事、一度食べてみたいものです。

ハマボックスのロゼットと、ハマヒルガオでしょうか?

②に続きます。

午前中、再生畑②のササの片付けを行いました。老夫婦がムカゴ採りに来ていて、「以前来た時はチャノキとササの林だったのに、いつの間に切ったのですか?」と聞かれました。私も着手前に見た時、果たして切り終わるのだろうか?と唖然としました。1㎡切るのも大変なくらい、びっしり生えていましたから・・。でも、やれば何とかなるものです。

2020年11月 6日 (金)

ヒメミズワラビ

植物観察を始めたばかりの頃、私にとって見慣れない植物の多い田園地帯を歩きました。当然の事ながら、殆どの植物の名前が分からず、写真に撮るだけでした。そんな時、ミズワラビ属に出会いました。

当時からミズワラビと呼んでいましたが、ネイチャーガイド「日本の水草」を見ると、日本のミズワラビ属には北方型と南方型があり、南方型がミズワラビ、北方型が変種のヒメミズワラビとして記載されたとあります。ミズワラビは、日本では沖縄に生育し、ヒメミズワラビは福島県以南、四国、九州、沖縄(稀)で生育が確認されているそうです。

これは、9月下旬に撮った写真です。割と大きめの株でした。

先日、シマツユクサの種子を採取に行った場所で撮りました。ヒメミズワラビは一年草との事で、胞子と無性芽で増えるようです。この子株が、来年に向けた子孫なのか分かりませんが、今後見守って行きたいと思います。

杉野孝雄先生の「静岡の植物図鑑(木本・シダ編)」にも、「県内にはミズワラビは分布しない」とあります。今後は、この植物をヒメミズワラビと呼ぶ事にします。

イノモトソウ科ミズワラビ属ヒメミズワラビ(Ceratopteris gaudichaudii Brongn. var. vulgaris Masuyama et Watano)。

2020年11月 5日 (木)

地域のカンアオイ属分布調査

時間のある時に、富士市域に生育するカンアオイ属の分布調査を行っています。この日は、愛鷹山系某所の調査を行いました。

同じエリアですが、葉の形は様々です。

萼裂片の感じも、様々です。もっと標高の高いエリアでは、2段目の様に萼筒が短く球形のような花を良く見かけます。

このエリアに生育するカンアオイ属は、カンアオイとオトメアオイだと素人認識しています。専門家さんの分布図によると、ランヨウアオイも生育エリアになっていますが、このエリアではまだ出会っておりません。「オトメアオイは、丸みを帯びた筒形、上部はやや括れる。カンアオイは、鐘形」とありますので、掲載した種はオトメアオイだと思います。

両者は花期も違いますが、先に咲いたオトメアオイの花も残り、今頃は双方に花を見る事が出来ます。

2020年11月 4日 (水)

シマツユクサの種子

気になっていたツユクサ属があります。確認したい事があり、下界に降りたついでに種子を採取して来ました。

【シマツユクサ】

普通のツユクサよりずっと小さな花をつけるこのツユクサが、シマツユクサなのかカロライナツユクサなのか確認したいと思っていました。Web検索すると、両種とも静岡県で生育が確認されているそうです。しかも、花姿だけでは判別が難しいとありました。

残り花が少し見つかりましたが、もう果実期に入っていました。種子は、一般的なツユクサと同じく表面が凸凹していました。カロライナツユクサの種子は、表面が平滑とありますから、このツユクサはシマツユクサで間違いないと思います。

興味深いのは、カロライナツユクサの種子にはエライオソームがあるそうです。ただ、エライオソームは、種子ごとに大きさもまちまちな上に、熟して数時間経つと萎んでしまうとの事です。それにしても、ツユクサ属でエライオソームがあるなんて面白いですね。

こちらは、一般的なツユクサの種子です。シマツユクサと似ていますね。

静岡県内でも生育が確認されているというカロライナツユクサに、いつか出会ってみたいものです。花姿はそっくりでも、種子の形態が違う植物が他にもあります。ジイソブとバアソブ、ヌマダイコンとオカダイコン、タカサブロウとアメリカタカサブロウなど・・。その理由を知る事が出来たら、更に面白いですね。

ツユクサ科ツユクサ属シマツユクサ(Commelina diffusa Burm.f.)。

2020年11月 3日 (火)

遠州路で気になった植物②

続きです。名前の分からない植物を集めてみました。

シソ科の植物だと思いますが、これは何でしょう?レモンエゴマかエゴマ?結構きつい臭いがありましたが、レモンの爽やかな匂いには思えませんでした。

アザミの仲間のようですが、葉に切れ込みの無いこの植物は何でしょう?

鋸歯の目立つ葉を持つ植物も、名前が分かりません。

マウスを乗せて見た斑入りのシダ植物は、葉脈が網目状になっていたのでイワガネソウでしょうか?

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ズームして撮ったこの植物・・もしかしたら、シライトソウ?気にして歩くと、足元にも生えていました。根生葉の感じからしても、シライトソウだと思います。今迄、深山の渓谷沿いなどで見て来ました。こんな所にもあるとは・・。植物の分布は、先入観で考えてはいけないと改めて思いました。

掲載した植物の名前が分かる方、教えてください。

2020年11月 2日 (月)

遠州路で気になった植物①

家族がタマネギの苗を買って来てくれたので、先日の続きに植え付けました。植え終わったところで雨が降り始め、水遣りの手間が省けました。

遠州森町周辺で、気になった植物を集めてみました。

ツルコウジです。富士市では、ある程度限られた場所でしか見られませんが、県中西部では見かける事の多い植物だと思います。

まだ果実は緑色だったので、以前撮った写真を掲載します。

ツルアリドオシの果実も、彼方此方で目につきました。この植物も、森町周辺では良く見かけます。

ヤマガキです。遠州路では何ヶ所かで見かけましたが、富士市では稀な存在です。

遠州にあってもイズセンリョウ。この植物も、伊豆や県中西部では良く見かけますが、富士市では見られる場所が限られていると思います。

以前のコメントで、タラヨウと教えていただきました。生育地は静岡県以西とありますが、「静岡の植物図鑑(木本・シダ編)」には未記載です。堅めの葉と葉縁の鋭い鋸歯が印象的でした。

②へ続きます。

2020年11月 1日 (日)

遠州のカンアオイ属

静岡県には、多種のカンアオイ属が分布している事を知りました。重なりもありますが、地域によって棲み分けをしているとの事なので、時間のある時に、富士市域の分布調査とともに県内探索をする事にしました。とは言っても、位置情報をもらっての探索ではありませんので、出会えない場合の方が多いと思います。

この日は、遠州森町に行って来ました。

富士市域で見られるカンアオイやオトメアオイに比べて、葉に光沢があります。花を確認しましたが、まだ咲いている個体はありませんでした。探索場所と花期を考えると、スズカカンアオイでしょうか?

以前、遠州森町で撮った花を掲載します。

スズカカンアオイの花は、「萼裂片は大型で筒部より長く長三角形、水平か斜めに広がる。」とあります。撮影は2月頃でしたので、スズカカンアオイではないかと思います。

カンアオイ属は、葉の形や模様に変異が多く、開花時期が違っても花が長く残るので、他の特徴も知っていないと識別の難しい植物だと思います。富士市に生育するオトメアオイとカンアオイは、開花(咲き始める)時期はずれますが、今頃はどちらにも花がついています。花筒内部の網目の隆起線数が一番の識別ポイントのようです。

この植物は私には難しく、今まで避けて来ました。とりあえず、いろいろな種類を見る事から始めようと思っていますが、自信を持って種名を言える日が来るか分かりません。

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