ホトトギス変わり花
少し前の記事で、ホトトギスは花色や斑点の変異が多いと書きました。一般的に見られるものとは少し違った花を掲載します。
花被片の内側にある斑点が、紅紫色に塗りつぶされたような花です。
花被片の色や斑点が通常花と変わっていても、基部の黄色い斑点は残ります。
訪花昆虫がやって来ました。花被片と下向きについた葯の間に入り、身体に花粉をつけています。花柱にある透明の球状突起は、花粉がつき易くするためのものだと思います。
この周辺で見る個体は、どれもこのような紅紫色のベタ部分があります。個体毎に細かい違いはあるものの、ベタの変異は実生で引き継がれるようです。
午前中、キャベツの実生苗の残りを植付、防虫ネットを被せました。畝作り、マルチングビニル敷設、植付・水遣り、防虫ネットとやっと終わって、少し草取りしたところで雨が降り始めました。予定作業が終わってからで良かった・・。
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