天城で見た植物
ずっと気になっていた植物があります。一つは、ヤマアジサイの亜種とされるアマギアマチャです。嫁さんの用事が無い休日にゴマをすって、一緒に探索に行って来ました。
「アマギアマチャの葉は、甘苦い」と聞きました。それを確かめたくて、目的地を天城周辺としました。地域で見るヤマアジサイに似た葉の植物が、直ぐに見つかりました。
噛んで見ると確かに甘苦い事が確認出来ました。ただ先端部の葉より下の方の葉が甘く感じました。若葉は、甘くないのかな?
こちらは、タマアジサイです。タマアジサイの葉も、地域で見るものに比べて葉幅が細いように思います。
この辺りで見るテンナンショウ属は、どれも葉が細い・・。昨年は、テンナンショウ属に詳しい二人の先生と知り合う事が出来ました。今年は外出自粛と有害鳥獣駆除による富士山南面の入林禁止もあって、教えていただこうと思っていた種の写真が撮れませんでした。来年は頑張ろうと思います。
葉の写真ばかりなので、断崖の裾に咲いていたジンジソウも撮ってみました。この場所は、ダイモンジソウは見られないで、ジンジソウばかりが生育していました。
アマギアマチャをWeb検索していて、「伊豆のアジサイ」というホームページを見付けました。
伊豆周辺のアジサイを調査して、その変異などが記された一覧表を拝見した事があります。静岡県内には、まだまだ凄い人がいると感心させられました。今年、先生のお供で、その一覧表の作成者の先生とお会いする事が出来ました。前記のWebページは、その方が開設されたものでした。
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