草原と林道で見た植物
用事があって、富士山こどもの国へ行って来ました。帰りは、不法投棄監視パトロールのコースになっている林道を通りました。
ヒノキの林縁に、セキヤノアキチョウジが咲いていました。ここの個体は、どれも花付が良く見応えがありました。その横には、イヌショウマの次に咲くサラシナショウマも見る事が出来ました。引き籠っている間に、山野の植物も様変わりしていました。
最近では、マツムシソウも希少種の部類に数えられていますが、昔は彼方此方の道脇や草原で普通に見る事が出来ました。草原には、アケボノソウの花も咲き始めていました。愛鷹林道でも、そろそろ見られるでしょうか?
ナギナタコウジュの花も、所々で見る事が出来ました。花が片側に咲き、なぎなたのようでしょ?独特の匂いがあります。
こちらはコメナモミでしょうか?地域では、メナモミと思える植物を見た事がありません。ちゃんと両者を比較して見たいのですが・・。
富士山こどもの国は、天候に恵まれて親子連れで賑わっていました。都会の人が多いのか、すれ違った人たちはみんな、普通に見られる自然を楽しんでいるようでした。経営の難しさもあるでしょうが、地域にこういう場所がある事はとても有り難いと思います。
午後から、別の地域に住むシキミ屋が、農薬散布にやって来ました。前回は火曜日でしたから、まだ一週間も経っておりません。洗濯物や布団を慌ててしまいました。専業農家なのに、土日に散布する事が結構あります。高頻度農薬散布の有毒植物なんか、民家から離れた山の中で栽培すれば良いものを、何事にも常識の無い一族で困りものです。
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