ダイモンジソウの花
今日は寒い日です。雨天なので倉庫の片付けをし始めたのですが、途中で挫折しました。
栽培棚のダイモンジソウが、ポツポツ咲き始めました。この植物は、標高の高い所に生育する個体の方が早く咲きます。環境による変異(進化)なのか、寒さが開花のスイッチになっているのか分かりませんが・・。
ダイモンジソウは、父親が好きでいろいろ栽培していました。不肖の息子は、世話をせず多くを枯らしてしまいましたが、残ったものを集め、栽培棚で管理するようになりました。
写真は、昨年秋に鍋焼きうどんのアルミ容器に蒔いたものです。発芽率は高く沢山の苗が出来ますが、マメに水遣りをしないと大半が枯れてしまいます。
一般的に山野で見るダイモンジソウは、このような白花です。栽培棚では、園芸用に改作された紅花などがあり、交雑していろいろな花色が出現します。
桃花と紅花です。紅花は、花弁の数が通常花より多いですね。
花期の終ったディスカウント品を買って来て、種子が完熟するのを待って播種し、覆い土をしないで置けば沢山の苗が出て来ます。運が良ければ、親と違う変化花が出現するかもしれませんよ。
ダイモンジソウは、いろいろな変種が記載されています。ユキノシタ科ユキノシタ属ダイモンジソウ(広義:Saxifraga fortunei Hook.f.)。
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