シロバナミゾソバとハナタデ
サンショウバラの実生苗を頂いたので、再生畑②に植えて来ました。その他、青汁用のケールと栽培が苦手な白菜の苗も、畝を作って植え付けました。今日は、夏に戻ったような日で、汗びっしょりになり、脱いだTシャツが重たいくらいでした。
再生畑②の入り口に咲いていた、タデ科の花を撮ってみました。
【シロバナミゾソバ】
一般的に、ミゾソバの花は先端部が紅色を帯びていますが、この花はご覧のように白色です。でも、葯は通常花と同じく淡いピンクです。
牛の額のような葉が特徴的です。花柄の赤い腺毛も母種と同じです。ただ、母種の茎は赤味を帯びていますが、白花品種の場合は緑色です。
托葉鞘(たくようしょう)の筒部は短く、口部は葉状になって広がっています。托葉は、未発達の葉身を保護する役割があると考えられているそうです。
タデ科イヌタデ属シロバナミゾソバ(Persicaria thunbergii (Siebold et Zucc.) H.Gross f. viridialba (Iwata) Hanai et Seriz.)。
【ハナタデ】
何処にピントを合わせたか分からないような写真で恐縮です。わざとぼかしたという事で・・。
イヌタデなどに比べて花は疎らにつきます。托葉鞘の縁に長い毛があり、表面に伏毛があります。シロバナの品種も記載されていますが、まだ気にして見た事はありません。
タデ科イヌタデ属ハナタデ(Persicaria posumbu (Buch.-Ham. ex D.Don) H.Gross)。
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