ヒトツボクロ
このところ放置状態だった再生畑①の、除草と耕運機がけを開始しました。手始めに、長く伸びた雑草を仮払い機で刈り、熊手で集めて片付けます。その後、更に丁寧に除草してから耕運機で耕します。考えて見れば、年中除草作業を行っています。素人農業は、先が見えず疲れます。
ヒトツボクロは、一枚葉の野生ランです。果実が膨れる頃、葉は枯れ新たな芽が土中で待機しています。そろそろ、新葉が展開し始める頃だと思い、様子を見て来ました。
「葉は、光沢のある深緑色、中脈は白色、裏面は紅紫色」とあります。でも、そうなるのはもう少し先の事になります。初秋に出現した葉は、どれもこのような色をしています。
こちらが、図鑑の解説通りの葉です。葉は、上のような状態から段々緑を帯びるようになります。葉表が緑色になったばかりの頃は、葉裏はまだ紅紫色ではなく白緑色で、その後紅紫色になって行きます。
花の写真も掲載します。とても小さく地味な花です。「花の捻じれが、蛾による花粉媒介に有利である」との事ですが、どの個体も結実率は高く自動自家受粉するのではないかと思っています。
ラン科ヒトツボクロ属ヒトツボクロ(Tipularia japonica Matsum.)。
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ロココさん、今晩は。
つるし雲、見ました。
我が家から向かって右手側(愛鷹山側)に見える事が多い雲です。
レンズ雲なんて呼んでいます。
本の件、ご連絡ありがとうございました。
全開にして見る事が無いため、今の所痛みはありません。
時々開いてみては、遠い地に思いを馳せています。
投稿: やまぶどう | 2020年9月18日 (金) 18時10分
こんにちは♪
今日の妙高雨模様ですが、涼しくてとても過ごしやすいです。
TVで、先ほど富士山近くにできる「つるし雲」と言うのを写していました。
やまぶどうさんも見られたかしら?
と、本題に入ります。
やまぶどうさん、妙高の植物図鑑を買われましたよね。
「笹ヶ峰高原の植物」もたぶんお手元に有ると思いますが
それについて、お知らせがあります。
今日の私のブログを見ていただいて、もし交換が必要なら
妙高市教育委員会・生涯学習課にお問い合わせ下さい。
(電話番号は図鑑の最後に有りますので)
先ずはお知らせまで、でした。
投稿: ロココ | 2020年9月18日 (金) 14時48分