ヒガンバナ
お彼岸とその後の法要の準備など、慌ただしい日々です。お彼岸に咲く事から和名がつけられたヒガンバナ・・再生畑の入り口にも咲いていました。
このすぐ傍に、良く似たキツネノカミソリが生育しています。キツネノカミソリの果実が膨らんだ頃、ヒガンバナの花が咲き始めます。
幼い頃は、ヒガンバナをお墓に供えた記憶があります。そのため、庭で栽培するのを嫌う風潮がありました。また、直ぐに折れるので「歯っかけ」などとも呼んでいました。
日本のヒガンバナは、中国から入って来た3倍体なので、種子が出来ないそうです。確かに、果実を観察すると種子の無いものが殆どですが、稀に種子の入っている果実も見る事があります。ただ、発芽能力があるのかは分かりません。
こちらは、父親が植えた園芸種です。淡いクリーム系で、薄っすらと紅が入ります。
身近に咲く季節の花を愛でるのも、良いものです。
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