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2020年9月

2020年9月30日 (水)

西隣の地域で見た植物

暫く行けなかったので、気になっている植物の様子見に、富士宮市まで行って来ました。瞬間移動出来ると良いのですが・・。

我が家から見るのとは、少し違った姿の富士山です。

彼方此方でツリフネソウが咲いていました。でも、花は傷んだものばかり・・強風の影響かもしれません。蕾だけ撮りました。

このキク科植物は何でしょう?葉がとても小さく、地を這うような形で生えていました。リュウノウギクのように、花が終盤を迎えるとピンクになるようです。

名前を教えていただきました。やまぼうしさん有難うございました。ペラペラヨメナ、別名をペラペラヒメジョオン、メキシコヒナギクというそうです。

キク科ムカシヨモギ属ペラペラヨメナ(Erigeron karvinskianus DC.)。

カラスノゴマです。群生しますが、一年草なので草刈りのタイミングによっては、姿を消してしまう事もあります。旧分類体系ではシナノキ科でしたが、APGではアオイ科に改められました。中国名は「田麻」・・茎の繊維が麻の代用とされたそうです。

キンミズヒキも所々で見かけました。小さな花ですが、接写してみると綺麗です。

気になっていた植物は無事でした。植物名は秘密です。

2020年9月29日 (火)

エンゼルトランペット2度目の花

ポットに蒔いて育てたキャベツの苗を、再生畑②に植えて来ました。蒔いた種子は、今年畑で採れたものです。

基本的に農薬は使いませんので、防虫網を被せて栽培する事にしました。ところが、昨年はそれでも虫に食べられてしまいました。今年は周囲をピンではなく土で覆いました。素人ながらに、少しずつ工夫をしています。

昨日、掲載し忘れたので・・。

28日、甲府地方気象台より、富士山初冠雪を確認したと発表がありました。

父親が庭に植えてあったエンゼルトランペット(キダチチョウセンアサガオ)が、日照不足で花が咲かなくなりました。そのため、昨年再生畑②に移植したところ、どんどん大きくなり、7月に続き今年2度目の花を咲かせています。

枯れた花かと思ったら果実でした。私はこの果実を初めて見ます。

果皮を破ってみると、種子がいっぱい詰まっていました。上手く発芽してくれるか分かりませんが、実生栽培に挑戦してみようと思います。

ナス科キダチチョウセンアサガオ属キダチチョウセンアサガオ(Brugmansia suaveolens (Humb. et Bonpl. ex Willd.) Sweet)。

※ロールオーバー効果を使った写真は、元画像に比べてピンボケ気味に表示されます。元サイズより小さくするためでしょうか?

2020年9月28日 (月)

不法投棄監視パトロールで出会った植物(9月下旬)

今月2回目の、不法投棄監視パトロールを行いました。予定していたルートが工事中だったため、迂回して別ルートを走りました。

パトロールしたルートは、スギやヒノキなどの針葉樹林が多く、稀に落葉広葉樹林があります。

針葉樹林と落葉広葉樹林の境目です。この辺りでは、所々でコケやスゲの仲間に覆われた溶岩を見る事が出来ます。パトではない日に、のんびり歩きたいところです。

【種子植物】

初めてのエリアで、ヤクシマヒメアリドオシランを見付けました。マウスを乗せると、同じ林内に生育するツルリンドウの苗に変わります。一見すると似ていますが、見慣れると葉の形や葉柄の長さ、茎の様子などで区別出来ます。

時間のある時に、地域におけるこの植物の生育エリアを調べています。今迄に、当初の予想を超える広範囲な生育エリアと個体数を確認しています。風に乗り種子が飛散して、どんどん生育範囲を広げているようです。栄養繁殖もしますが、ラン科植物にしては、実生での発芽率がかなり高いように思います。

ツルリンドウも花盛りです。開花株まで成長すると、苗とかなり違った印象の葉になります。

林道脇では、タイアザミ(トネアザミ)やワレモコウなどの花が咲いていました。

【胞子植物菌類】

こちらのキノコは、アカイボカサタケで良いのでしょうか(黄色いとキイボカサタケ)?。マウスを乗せたキノコは、傘肌が手焼きせんべいを連想させます。

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そして、走行中にタマゴタケが目に入りました。脇見運転ではありませんよ。老眼だけど、動体視力が良く、視覚が広いのです。

2020年9月27日 (日)

栗の毬に生える菌類

栗の毬を見ると、白いキノコが生えていました。小さな白いものは撮り難い・・。機能アップしたコンデジの設定に慣れず、試行錯誤しているところです。

Web図鑑で見ると、キシメジ科クヌギタケ属クリノシロコナカブリのようです。以前、ブナの殻斗に生えるキノコを撮った事があります。そちらは、ブナノシロヒナチャワンタケでした。

ラン科のヤツシロラン類(菌従属栄養植物)は、好みのキノコから養分をもらって発芽・生育します。キノコも、各々好みの樹種があるようですね。植物の世界も、人間社会を垣間見るようで面白いです。

こちらは変形菌でしょうか?とても小さく、初めて見たと思います。

近くには・・。

キバナノアキギリが咲いていました。シソ科の植物は、生育場所が限定されるものもありますが、種子繁殖率は良いようで、ある程度まとまってみる事が出来ます。

2020年9月26日 (土)

サワトラノオ移植準備

行政担当窓口の承諾を得て、実生栽培実験で得たサワトラノオの株と種子を有効に利用するために、ある施設で受け入れて頂く事になりました。前年の経験から、10~11月頃が適期と判断し先方に伝えてあります。

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右が実生栽培実験で得た当年茎の株元から出現した新芽の成長したものです。考えがあって、植え替えずそのままにしています。左が実験株から得た種子を別の実生床に播種し、連結ポットに植え替えたもので、今の所約300個体ほどあります。

新たな実生苗は、受け入れ先と打ち合わせに行った折、担当者から頂いた気になる写真があったため、保険のつもりで準備しました。その内容については、別の機会に紹介したいと思います。

当年株の株元から出現した新芽と、実生苗を接写してみました。実生苗は、昨年より一月遅く播種したため、成長具合によっては来春に移植した方が良いかもしれません。

最後に、一番気になっている腰水栽培の個体です。当年茎からの分岐枝がまだ枯れずに残っていて、空中へ伸びた部分の葉腋からも新芽が出現しました。でも、分岐枝はいずれは枯れると思いますので、水中に沈めました。マウスを乗せると、水に沈んだ当年茎の葉腋から出現した新芽の写真に変わります。栄養繁殖した新芽は、とても元気です。

2020年9月25日 (金)

田園地帯の植物(9月下旬)

午前中、素人農業に使う稲藁を貰いに行って来ました。これがいろいろ重宝するので、今では欠かせない材料になっています。

田圃の畔などで、気になる植物を少しだけ観察して来ました。

最初は、ミズワラビ属です。この植物に初めて出会ったのは、もう十年以上前のことになります。富士市内では、稀な植物だと思います。

ミズワラビは、南方型と北方型があり、前者をミズワラビ、後者を変種のヒメミズワラビとして新たに記載したそうです。図鑑で見るミズワラビほど胞子葉が細くない事から、ヒメミズワラビではないかと思います。

こちらはクサネムです。この植物も、山間の地では見る事がありません。

昨年の同じ時期頃、この小さな花をつけるツユクサの仲間を見付けました。普通に見るツユクサと比べてみました。花は小さいですが、茎は太いのが意外でした。葉の形からマルバツユクサではなく、シマツユクサかカロライナツユクサだと思います。果実期になったら、エライオソームの有無を確認しようと思っています。

マメアサガオとホシアサガオです。深い水路脇に群生していました。マメアサガオは一般的に白花ですが、稀に紅花もあるそうです。葯は、白花紅花とも赤紫色です。ホシアサガオの葯は白色で、花の中心部が濃紫色になります。

田園地帯に生える植物は、見る機会も少なく外来種も多い事から図鑑を見ても迷ってばかりです。ご存知の方、教えてください。

2020年9月24日 (木)

散歩道で見た果実

今日も、草刈りと刈り取った草の片付けを行いました。地主が動けなくなったよその畑も、承諾を得て際だけはこちらで刈っています。

萌の散歩道で見た果実を集めてみました。

ゴンズイの果実です。赤い果皮(子房の心皮)から姿を見せている黒い果実が、SF映画に出てくるUMAを連想させてくれます。

ヘクソカズラとアマチャヅルです。ヘクソカズラの果実は、潰すと悪臭がしますが、こうして見ると飴色で綺麗です。

コゴメウツギです。今迄、花は見る事があっても、果実を気にして見た事はありませんでした。

本家ウツギも、沢山の果実をつけていました。接写すると、果実にも星状毛が確認出来ます。

散歩コースに、畑や倉庫などに使われている分譲地があります。そこの畑に、昨年もこの果実が生っていました。オキナワスズメウリだそうです。地主さんの話では、完熟する前に寒さで果実が落ちてしまうとの事でした。温暖化のお陰で、幾つかは熟すまで生っていたようです。

2020年9月23日 (水)

ヤブミョウガ

今日は、PC作業と種子標本などの整理を行いました。また、サワトラノオ以外の実生栽培実験の準備も始めました。これから種子が熟すものもありますが、既に熟したものは来年の開花を目指して、出来るだけ早く播種する予定です。

ミョウガの名がつく植物に、ハナミョウガとヤブミョウガがあります。ハナミョウガは、県中西部では各所で見る事が出来ますが、東部ではごく一部でしか見る事が出来ません。でも、ヤブミョウガは各所で見る事が出来ます。家の近くに生えていたヤブミョウガの花と果実を観察してみました。

ヤブミョウガの花には、両性花と雄花があります。両性花はオシベとメシベがあり、花の基部に子房が確認出来ます。マウスを乗せると、オシベだけの雄花に変わります。

こちらは一見蕾のように見えますが、受粉が終り花弁が落ちて子房部が萼に包まれたものです。

果実は、緑白色からやがて濃青紫色に熟します。種子繁殖以外に地下茎を伸ばして栄養繁殖もするため、まとまって生える事の多い植物です。

ツユクサ科ヤブミョウガ属ヤブミョウガ(Pollia japonica Thunb.)。

2020年9月22日 (火)

アマチャヅルとスズメウリの花

昨日、用事で下界に降りたついでに、ブロッコリーやカリフラワーなどの苗を買って来ました。耕運機掛けは済んでいますので、畝作りをしてマルチングビニルを敷き、植え付けて来ました。

再生畑の未耕作エリアに、ウリ科のアマチャヅルやスズメウリの花が咲いていたので撮ってみました。

【アマチャヅル】

とても小さな花が咲きます。アマチャヅルは、雌雄異株です。この花は、花冠の下に子房が見えますから、雌株という事になります。果実は黒く熟します。

昔、メディアでアマチャヅルの効能が取り上げられ、彼方此方から姿を消しましたが、今ではどこでも見る事が出来ます。普通に見られる植物でさえそうですから、不用意な情報拡散により個体数の少ない希少植物があっという間に姿を消してしまうのは、当然と言えば当然の事ですね。

ウリ科アマチャヅル属アマチャヅル(Gynostemma pentaphyllum (Thunb.) Makino)。

【スズメウリ】

スズメウリは、雌雄同株です。こちらは雄花です。除草のためにツルをひっばると、ウリと同じような香りがします。

雌花を探しましたが、全開状態のものがありませんでした。花冠の下部にある子房の有無で、雌雄が判別できます。左が雄花で右が雌花です。マウスを乗せると、花冠が萎れ子房の膨らんだ姿に変わります。果実は白く熟します。

ウリ科スズメウリ属スズメウリ(Zehneria japonica (Thunb.) H.Y.Liu)。

2020年9月21日 (月)

ヒガンバナ

お彼岸とその後の法要の準備など、慌ただしい日々です。お彼岸に咲く事から和名がつけられたヒガンバナ・・再生畑の入り口にも咲いていました。

このすぐ傍に、良く似たキツネノカミソリが生育しています。キツネノカミソリの果実が膨らんだ頃、ヒガンバナの花が咲き始めます。

幼い頃は、ヒガンバナをお墓に供えた記憶があります。そのため、庭で栽培するのを嫌う風潮がありました。また、直ぐに折れるので「歯っかけ」などとも呼んでいました。

日本のヒガンバナは、中国から入って来た3倍体なので、種子が出来ないそうです。確かに、果実を観察すると種子の無いものが殆どですが、稀に種子の入っている果実も見る事があります。ただ、発芽能力があるのかは分かりません。

こちらは、父親が植えた園芸種です。淡いクリーム系で、薄っすらと紅が入ります。

身近に咲く季節の花を愛でるのも、良いものです。

2020年9月20日 (日)

渓谷沿いのキノコ

偶然見つけたツチアケビは、民間薬として利用されている人の元へ届けました。とても喜んでもらえてました。その後、寺への付け届けやお墓参りに行って来ました。

ツチアケビのすぐ傍に生えていたキノコを、少しだけ撮ってみました。

林道から見えたツチアケビの果実の先端を、カエンタケかもしれないと思って近づいたのですが、そのすぐ傍にカエンタケも生えていました。虫に食べられたような痕と樹木の粉が落ちていました。アリが集っていましたが、大丈夫なのだろうか?

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少し離れた木の株元にもカエンタケが生えていました。今年は、良く出会います。コケの中からカメムシタケも姿を現していました。

この渓流沿いでは、イヌセンボンダケも良く見かけます。

黄色いキノコは、ビョウタケかと思ったのですが、柄が長いし傘がチャワンタケの仲間のような感じです。キンチャワンタケというキノコに似ていますが・・。

この渓でも、カシノナガキクイムシの被害と思われる立ち枯れが目につきました。何とかこの虫を捕獲できないか調べてみると、トラップの作り方が掲載されたWebページがありましたので、挑戦してみようと思っています。

2020年9月19日 (土)

渓谷沿いのツチアケビ

今日は、ハコネサンショウウオの調査でした。林道のゲートを閉めるために最後まで残って、ふと川側を眺めていると、赤い色彩が目に入りました。先端部だけしか見えなかったので、カエンタケではないかと思い近づくと、ツチアケビでした。

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大小合わせて4本ありました。数年前に、もっと上流部で食痕のある果実を見付けて、センサーカメラを仕掛けました。シカやテン、アカゲラなどが写っていましたが、食べている所は写りませんでした。目立つ果実の割に、食痕のあるものは珍しいように思います。

ラン科ツチアケビ属ツチアケビ(Cyrtosia septentrionalis (Rchb.f.) Garay)。

2020年9月18日 (金)

アカボシゴマダラ

昨晩から今朝にかけて、豪雨の時間帯がありました。萌の散歩の時は上がっていましたが、念のためレインコート着用だったので、早朝から汗だくになりました。

柿の木に、綺麗な蝶がやって来たので、撮ってみました。

Web図鑑で調べると、アカボシゴマダラのようです。

なかなか正面を向いてくれません。やっと撮ったらピンボケ・・。触覚の間に見える黄色い器官は、蜜を吸うための口吻(こうふん)です。

幼虫で越冬し、エノキを食樹としているそうです。エノキは、タマムシやオオムラサキなどの食樹としても知られています。綺麗な虫に好かれるのはどうして?

アカボシゴマダラ(アカボシゴマダラ奄美亜種(Hestina assimillis shirakii)を除く)は、特定外来生物に指定されているため、飼育や保管、運搬などが禁止されています。

タテハチョウ科アカボシゴマダラ属アカボシゴマダラ(Hestina assimilis)。

2020年9月17日 (木)

ヒトツボクロ

このところ放置状態だった再生畑①の、除草と耕運機がけを開始しました。手始めに、長く伸びた雑草を仮払い機で刈り、熊手で集めて片付けます。その後、更に丁寧に除草してから耕運機で耕します。考えて見れば、年中除草作業を行っています。素人農業は、先が見えず疲れます。

ヒトツボクロは、一枚葉の野生ランです。果実が膨れる頃、葉は枯れ新たな芽が土中で待機しています。そろそろ、新葉が展開し始める頃だと思い、様子を見て来ました。

「葉は、光沢のある深緑色、中脈は白色、裏面は紅紫色」とあります。でも、そうなるのはもう少し先の事になります。初秋に出現した葉は、どれもこのような色をしています。

こちらが、図鑑の解説通りの葉です。葉は、上のような状態から段々緑を帯びるようになります。葉表が緑色になったばかりの頃は、葉裏はまだ紅紫色ではなく白緑色で、その後紅紫色になって行きます。

花の写真も掲載します。とても小さく地味な花です。「花の捻じれが、蛾による花粉媒介に有利である」との事ですが、どの個体も結実率は高く自動自家受粉するのではないかと思っています。

ラン科ヒトツボクロ属ヒトツボクロ(Tipularia japonica Matsum.)。

2020年9月16日 (水)

ヌマダイコン属

ヌマダイコン属を初めて見たのは、県中部の川沿いでした。その後、富士市でも何ヶ所かで見る事が出来ました。

少し日照の悪いところ(半日蔭)で見る事の多い植物ですが、下の写真のように比較的日当りの良い場所でも生育します。草勢が良く、あっという間に大株になります。

花を接写してみました。舌状花のように見える白い扁平な棒状のものは、花柱だそうです。筒状花の中から2本ずつ出ています。フジバカマ属の花と似ています。

この植物をヌマダイコンと思っていましたが、ヌマダイコンとオカダイコンを別変種として分けたそうです。下記にYlist標準学名を記載します。両者を比較して見た事が無く、区別が良く分かりませんので、ヌマダイコン属としました。中国名では、ヌマダイコンが下田菊で、オカダイコンは寬葉下田菊となっております。オカダイコンの方が葉幅が広いようです。また、葉の鋸歯もオカダイコンの方が多いなどの違いがあるそうですが、一番確実なのは、オカダイコンの痩果の表面が平滑なのに対して、ヌマダイコンは疣状(いぼじょう)という違いがあるそうですので、後日確認したいと思います。

キク科ヌマダイコン属ヌマダイコン(Adenostemma lavenia (L.) Kuntze)。

キク科ヌマダイコン属オカダイコン(Adenostemma latifolium D.Don)。

2020年9月15日 (火)

着生ランの果実

今日も、茶畑だったエリアの片付けと耕運機かけを行いました。少し涼しくなったとはいえ、肉体労働が続くと汗びっしょりになります。

地域に生育する地生ランは、これから咲くものもありますが、着生ランは果実期に入っています。身近で見る事が出来た、着生ランの果実を集めてみました。

ボウランとフウランの果実です。ボウランは地域に生育する野生ランではないので、果実を初めて見ます。送粉者はどんな虫だろう?
フウランの送粉者は、スズメガの仲間(コスズメガ属)だそうです。私は、まだ訪花中の送粉者に出会った事がありません。

カヤランとセッコクです。カヤランは、小さな花の割に大きな棒状の果実をつけます。
セッコクの果実は昨年も幾つかなりましたが、実生苗はまだ見かけません。

ヨウラクランとムギランです。ヨウラクランは、数えきれないほどの花をつけますが、結実するのはホンの数個だけです。でも、周辺で実生苗を良く見かけます。
ムギランは結実率が高いと思いますが、実生苗になかなかお目にかかれません。

最後はクモランです。クモランは結実率が高く、果実は良く見かけます。でも、訪花昆虫はアリくらいしか見た事がありません。

ラン科植物は、共生菌から養分をもらって発芽するそうです。湿度のある土中や枯葉などの体積物の中なら、菌類も生育しやすいと思いますが、樹上の場合は乾燥する事もあり、菌類にとって不適な環境に思えます。樹上の共生菌は、どのような生き方をしているのでしょう?

2020年9月14日 (月)

義母の家の赤い花

先日、一人暮らしの義母の様子を見に行って来ました。義母も今は亡き義父も、植物栽培が好きでした。庭の植物の手入れがされているかを、必ず確認しています。水遣りや植替えをする気持ちが少しでもあれば、まだ大丈夫・・と、少し安心しています。

いろいろな花が咲いていましたが、私のようにAuto Mode専門の人間には、撮りずらい赤い花を撮ってみました。デジイチで、こういうものの撮り方を教えてくれるはずだった先輩は、写真展の入賞通知を受け取る前に他界してしまいました。

先日、ルコウソウの花を掲載しましたが、義母の家の花は葉の形が違います。

再生畑には、橙色の花をつけるマルバルコウソウが生えています。義母の家の花は、そのマルバルコウソウとルコウソウの園芸交配種で、モミジルコウ(別名モミジバルコウソウまたはハゴロモルコウソウ)です。

ヒルガオ科サツマイモ属モミジルコウ(Ipomoea x multifida (Raf.) Shinners)。

義母の家では、南国の花・・ハイビスカス(フヨウ属の園芸品種名)が屋外で越冬し花を咲かせます。

今日は、県内在住のアジサイの先生にお会いして来ました。昨年は、県中部在住のテンナンショウ属の先生の存在を知り、不明な種の鑑定をお願いしました。県内には、著名なシダの先生もいるし、キノコの師匠もいます。何れもマニアックで、希少植物のような方達(<(_ _)>)だと思います。そういう方達との出会いは、私にとって学ぶ事が多く今までとは違った見方を授けてくれます。

2020年9月13日 (日)

その後のサワトラノオ

サワトラノオの栽培実験記録の追加報告をまとめていたら、また新たに気付いた事がありました。現時点の状況を、簡単にまとめてみました。

【二年目の実生栽培】

今年実験で得た種子(左)と昨年公園で採取して常温保存して置いた種子(右)を、同じ実生床に撒いてみました。種子数を数えた訳ではありませんが、同じような目分量で撒いてこのような違いが出ました。発芽率は落ちますが、1年を経過しても発芽能力のある事が分かりました。

マウスを乗せた写真は、発泡スチロールの実生床に撒いたものです。実験で得た個体を、ある施設で栽培する許可を頂きましたので、プランター栽培の株元から出た新芽の成長を待っていますが、現地担当者との打ち合わせにより、実験場で経験した事の無い事象を聞きましたので、保険を兼ねて実生苗も準備しています。

接写してみました。密集したままだと苗が淘汰されていくので、有効に育てるためもう少し経ったら移植して株間を開けます。それにより、更なる成長の促進が望めます。播種は一度だけでしたが、御覧のように子葉の出現したばかりの苗も確認出来ます。多くは自然播種される頃発芽し、その後ポツポツ時期をずらして発芽が確認出来ます。

【水に挿した当年茎】

このように透明のペットボトルを切断したコップに、刈り取った当年茎を挿しておきました。早いものは、1週間ほどで葉腋から新芽が出現しそれから根が伸び始めました。当年茎は、まだ緑を保っているものもあります。

当年茎が緑を保っているものと、枯れて腐食し始めたものを撮ってみました。水に浸かった部分は、ほぼすべての葉腋から新芽と発根が確認されました。ここで注目なのは、上の写真の真ん中のコップです。水に浸かっていない部分にも、葉腋からの新芽が出現しています。

【水上に出ていた分岐枝】

水中の当年茎ばかりに注目していましたが、1本だけヒツジグサの葉の隙間から空中に伸びた当年茎(分岐枝)が残っていました。良く見ると、葉腋から新芽が出て発根し始めていました。

これは、上の真ん中のコップで見た新芽と重なるところがありますが、植物体全体が赤味を帯びています。

【水中発芽の実験】

以前の記事にも掲載しましたが、水中の場合、発芽率の高い事が確認されました。でも、その後、水飲みに来た野鳥によって多くの苗が浮いてしまいました。浮いたままでも、生き続けると思っていたのですが、今度は葉が無くなり茎ばかりになって、消滅して行きました。水中の葉には食痕が見えます。ボウフラが子葉に食痕を残す事があるのか分かりませんが、新たに播種して仕切り直しをしました。

【判明と想像】

腰水栽培実験で発根を最初に確認したのは、花期でした。ヒツジグサの葉で覆われたり、植物体が重なり日照の悪くなった部分に発根が確認出来ました。これは「サクラソウ科の植物は挿木で発根する」というWeb記事からも、ある程度予想していました。

そして、果実が熟す頃に切り取った茎を水を入れたコップに挿しておいたところ、僅か1週間ほどで発芽が確認出来ました。また、水上に出たままだった分岐枝からの新芽と発根にも気づきました。腰水栽培の個体の寿命の長さや、株元から出現する新芽の多さと生育の速さなどにも驚かされました。

水に浸かっている個体の場合、果実期が終わる頃になると、当年茎の枯れる前に子孫を残そうと積極的に栄養繁殖が行われるようです。現状の公園の環境とは違った、もっと水位の高い場所が、この植物にとって一番住み心地が良いのではないかと思うようになりました。

2020年9月12日 (土)

田園地帯の植物③

午後から雨予報だったので、午前中に雨樋の掃除をしました。でも、降らない・・。

また、田園地帯の植物観察です。マメ科の植物も、彼方此方に繁茂しています。

一番手は、黄色い花をつけるヤブツルアズキです。この花は、竜骨弁というマメ科特有の組織が、2個合着して筒状になり捻じれているため、下のツルマメのように左右対称ではありません。

アズキの原種と考えられているそうで、良く似た線形の豆果をつけます。以前、これと似た黄色い花をつける植物を見た事がありました。でも、豆果を見ると線形ではなく扁平でダイズに似た形でした。それは、ノアズキだったようです。

ツルマメです。大豆の原種と考えられているそうですが、ずっと小さな花をつけます。

同じマメ科でも、蔓性ではないアレチヌスビトハギです。マウスを乗せると、山間の林内で見るヤブハギ(ヌスビトハギの変種)を楕円内に貼り付けてあります。

ところで・・。

頭を垂れた稲穂の脇に、この花が咲いていました。何だろう?花をじっと眺めていると、草丈は小さいですが、どことなくミソハギに似ています。

「ミソハギに似た植物」でWeb検索してみると、ヒメミソハギやホソバヒメミソハギなどがヒットしました。葉の基部がやや心形で、両脇が耳状に張り出している事から、外来種のホソバヒメミソハギだと思います。

2020年9月11日 (金)

シュスランの花

地域で生育が確認された「野生ラン図鑑」を作成中です。シュスランの花の写真がまだ撮ってありませんでしたので、位置情報を教えていただき、GPSにポイント登録して探索に出かけました。

位置情報を頂いたとはいえ、小さな野生ランの場所にピンポイントで到達するのは、かなり難しいと思います。でも、今回も山の神様が導いてくれました。

開花株は1本だけでしたが、狭い範囲に小さな葉が結構見られました。分布状況を見ると、何ヶ所かに実生発芽した個体が、匍匐茎で栄養繁殖していると思われます。

コンデジで強制フラッシュと、フラッシュ無しで撮ってみました。F2.0のレンズとはいえ、薄暗い林床ではフラッシュ無しは辛いです。

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同じ花序を方向を変えて撮ってみました。花は淡紅色を帯びた白色です。

「背萼片と側花弁は完全に重なり、唇弁は赤味を帯びる」とあります。中国名は、鳥嘴蓮 (絨葉斑葉蘭)・・この野生ランに関しても、的を射た名前だと思います。

こちらは、次の開花株候補でしょうか?葉にビロード状の光沢がある事から、ビロードランの別名があります。

情報提供者様と山の神様に感謝です。

ラン科シュスラン属シュスラン(Goodyera velutina Maxim.)。

2020年9月10日 (木)

田園地帯の植物②

今日は、再生畑の草刈りと畝作りをしてダイコンの種を蒔いて来ました。夕方は、萌の散歩道の草刈りも一部だけして来ました。草刈り機のエンジンが回っているとアブがやって来て、止めると何処かへ行ってしまいます。萌の散歩道では、エンジンが回っている時、一度に2匹が腕に集りました。偶然かもしれませんが、先日も同じ事がありました。刺したアブは、平手打ちで仕留めました。

公園入口の、農業用調整池にはヒシが繁茂していました。この場所には、2009年頃ホテイアオイが異常繁茂していて、ダンプで片づけているのを見た事があります。

木道脇にゴキヅルが沢山見られました。コバノカモメヅルと共に。数年前から個体数が増えているように思います。数年の間に、公園の植生はかなり変わったと個人的には思っています。

こちらが、コバノカモメヅルです。かなり前から咲いていると思いますが、まだまだ花盛りの個体もあります。1本の蔓にどれくらいの花が咲くのでしょう?そういえば、再生畑に生育するコカモメヅルもまだ咲いていました。特殊な構造の花なので、花数は凄いですが受粉率は低いようです。

蔓性の植物が続いたので、ついでにガガイモも掲載します。この花は紅紫ですが、近くに白花の個体もあったと思います。初めてこの植物と出会ったのは山間地だったため、「山に咲く花」の部類だと思っていました。ところが、田園地帯を歩いていると、時々見る事があり認識を新たにしました。

これから用事がありますので、今日はこれくらいで・・。

2020年9月 9日 (水)

田園地帯の植物①

今日は、義母の様子見に行って来ました。高齢の一人住まいだと、心配事が多くなります。その前に、嫁さんの用事待ちで、1時間半ほど浮島ヶ原自然公園などを探索して来ました。

先日、土手の草刈りをしたのは、この沼川水系の支流でした。澄んでいた流れも、この辺りに来ると透明度が悪くなります。マウスを乗せると、頭を垂れた稲穂に変わります。他地域より少し田植が遅いので、刈り取りも遅れますが、中にはもう刈っている田圃もありました。

まず、気になっている植物から・・。

この辺りに、タコノアシがあったはずです・・「タコは何処へ行った?」

アシの中に隠れていました。花をつけているものもありますが、これではその内絶えてしまうと思います。園外で見た生育地は、もっと日照が良く、農家の人が草刈り機で刈り取っても、脇芽が伸びて花をつけていました。

果実が、タコノアシのイボを連想させます。とても小さな種子で、発芽率は高い植物だと思います。播種時期を含め、環境が適していれば、実生発芽の翌年花をつける事が分かっています。

次は、ヒメハッカです。こちらも、アシなどに遮られ日照不足の感は否めません。これを、他で見た事が無かったため、か細くとても繊細な性質の植物だと思っていました。ところが、日照を良くしてやれば、見違えるほど大きく成長して、実生一年で花をつける事が分かりました。また、茎が地上を這っている場合、葉腋から根を伸ばす事もあります。サワトラノオと似た栄養繁殖をするようです。

ピンボケしてしまいましたが、花と果実を撮ってみました。種子が萼の中に入っていて、果皮が割れる事無く零れ落ちてしまうため、種子採取時期の難しい植物です。ただ、発芽率は高い植物だと思います。

最後に、ミズオトギリです。赤いのは蕾ではなく蒴果で、この中に種子が詰まっていて黒く熟します。園内では、ある程度個体数を見る事は出来ますが、現時点ではこの植物が一番気難しいよう思えます。

人と同じで、植物も身近で接して見て初めて、分かる事が多々あります。

2020年9月 8日 (火)

ツルニンジン

昔、水道の配管というと、鋼管だったと思いますが、最近ではポリエチレン管が主体となっているようです。裏庭に防草シートを敷設していて、固定用のビスで穴を開けてしまいました。水道の配管は、埋設深さがとても浅い場合がありますが、75mmのビスで空いてしまうなんて浅すぎますよね。ホームセンターで、接続用ソケットを買って来て修理しました。

ツルニンジン(ジイソブ)の花が咲き始めたので、撮ってみました。

蕾の時は、萼に包まれています。一般的に、萼は五裂します。稀に、四裂の場合もあります。

広鐘形の花を咲かせます。ツルニンジンは林縁で見る事が多く、林内で見かける事は少ないように思います。実生発芽率は良い植物だと思いますが、除草作業で刈り取られる事も多いようです。

中を覗いて見ました。一般的に、花冠の先端は浅く五裂し、奥に黒い五角形のような模様が見えます。ところが、稀に花冠が四裂するものもあります。その場合は、奥に黒い四角形の模様が見えます。萼片も、花冠先端の裂片数と同様です。面白いですね。

キキョウ科ツルニンジン属ツルニンジン(Codonopsis lanceolata (Siebold et Zucc.) Trautv.)。

2020年9月 7日 (月)

移植後のカゲロウラン

今日は、予約してあった行政窓口などで、幾つかの手続きをして来ました。どれも順調に終わり、帰りがけには悪天候の中を帰る私に、気遣いの言葉をかけてくれました。「今までには無かった」という人がいるかもしれませんが、それは窓口担当者の人柄の問題だと思います。気苦労な手続きが終わり、ホッとしたところへ温かい言葉をかけて頂き、今夜は美味しい晩酌になりそうです。

シカの被害を気にして、別の林へ移植したカゲロウランの様子を撮ってみました(撮影日に、数日のずれがあります)。

移植したのは3個体でした。どれも移植前より葉色が良く、元気そうに育っています。一番下の個体は移植前は一茎でしたが、二茎に蕾がついています。

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蕾を撮ってみました。県中部の生育地では、もう咲き始めているかもしれません。少し落ち着いたら、発見場所周辺を再調査してみようと思っています。手元の富士市植物仮目録に追記しましたが、まだ3個体しか見つかっていないので、証拠標本は無しで位置情報と写真のみ別ファイルに記録しました。

2020年9月 6日 (日)

シュウカイドウ

家の彼方此方に、シュウカイドウの花が咲いています。冬に地上部は枯れますが、球根が残り越冬します。富士山南麓で標高700mくらいの林縁でも、逸出品を見る事があります。寒さには強い植物だと思います。

葉は、左右対称ではなく、変形方向も一様ではありません。

雌雄異花同株で、雄花は先端につきます。雌花は三角錐状の子房をつけているので区別出来ます。雄花に比べて雌花の方が多くつきます。

雄花です。雌花より早く咲き、花弁や萼片が良く開きます。

雌花です。雄花より遅れて咲きます。メシベが螺旋状で面白いですね。

雌花の花弁は、時間の経過とともに落下します。その後、メシベが落ち三角錐状の子房が褐色に熟します。花期が終り果実が熟す頃、葉腋にムカゴが出現し、種子繁殖と栄養繁殖の二本立てで増えて行きます。

シュウカイドウ科シュウカイドウ属シュウカイドウ(Begonia grandis Dryand.)。

中国大陸やマレー半島を原産地とする帰化植物です。中国名「秋海棠」・・和名は中国名から来たようですね。

2020年9月 5日 (土)

ルコウソウとユウゲショウの花

8時に現地集合で、沼川水系滝川沿い遊歩道の草刈りに行って来ました。繁茂した草を刈り取り、今月下旬頃姿を現すヒガンバナを見易くするためです。NPOと市民団体ては今年度三回目ですが、コロナの関係がありジヤトコさんが参加しての作業は二回目となります。

前回より、少しは涼しいかと思ったのも束の間、刈り始めて一時間くらいすると足元がふらつくくらいでした。その上、本日の担当エリアは近くに日陰もありません。無事終えて駐車場に辿り着いた時はホッとしました。

【ルコウソウ】

ルコウソウの花が咲いていたので、撮ってみました。一年草かと思っていたら、多年草だそうです。冬に加温して置けば多年草として生き続けるようです。

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この花の花粉は、粉のようでは無く子持ち昆布の粒のようです。

ヒルガオ科サツマイモ属ルコウソウ(Ipomoea quamoclit L.)。

【ユウゲショウ】

隣には、ユウゲショウ(アカバナユウゲショウ)の花も咲いていました。この植物は、実生発芽率が高く瞬く間に増えて来ます。ユウゲショウは山間の地でも見かけますが、もう少し大きな似た花をつけるヒルザキツキミソウは見かけません。

アカバナ科マツヨイグサ属ユウゲショウ(Oenothera rosea L'Hér. ex Aiton)。

※WindowsフォトビューアーやPhotoshopの等倍表示で見た時より、Web上の写真がボケて見えます。写真は、横サイズ900ピクセルに加工してあり、ブログ上の表示サイズ700ピクセルよりも大きいのですが・・。Onmouse画像は、特にそう感じます。どうしてだろう?

2020年9月 4日 (金)

再生畑①に咲くイヌゴマ

暫くぶりに再生畑①へ行って来ました。先月はいろいろあって、殆ど行く事が無かったため、予想通り唖然とするような状態でした。

よその畑との境に、イヌゴマが咲いていました。

接写してみました。花は終盤を迎えているようで、4個あるオシベの内2個が垂れていました。目と手のようで面白いですね。

シソ科イヌゴマ属イヌゴマ(Stachys aspera Michx. var. hispidula (Regel) Vorosch.)。

見ていた間の訪花昆虫は、これだけでした。これは蛾それとも蝶?

果樹エリアでは、レモンが生っていました。レモンは、品種によってはかなり寒さに弱いようで、1本は枯れてしまいました。電気柵のエリア外ですが、シカに食べられなかったのは、大きく伸びた雑草のお陰かもしれません。

マウスを乗せると、耕運機をかけた後の様子に変わります。繁茂する草を刈って熊手で片づけた後、耕運機をかけるのでなかなか捗りません。午前中で、240㎡くらいしか出来ませんでした。まだまだ一部なので、少し頑張らなくては!全体写真は、恥ずかしいので未掲載とします。

明日は、ボランティアで沼川の草刈りです。仮払い機の刃とガードを取り替えました。

2020年9月 3日 (木)

ヒヨドリジョウゴ

萌の早朝散歩の時は、小雨が降っていました。その後、午前中くらいは持つかと思っていたら、時々雨脚が強くなり、屋外作業は断念しました。

再生畑の彼方此方で、ヒヨドリジョウゴの花が咲いています。基本的には除草対象ですが、耕作エリア以外は観察用に少し残してあります。

開花すると、花冠が強く反りかえります。似た植物が幾つかありますが、花での識別ポイントは、花冠基部の緑の斑紋です。稀に、花色が紫の品種もあるそうです。

葉の形は、付く位置によっていろいろです。葉表・葉裏に短毛が密生します。

緑色の果実は、秋になると赤く熟します。葉柄・花柄・茎などには、長・短毛が密生します。

ナス科ナス属ヒヨドリジョウゴ(Solanum lyratum Thunb.)。

接写時の、コンデジの設定が上手くいきません。機能が多様化すると、かえって使いにくくなります。それに、システムプログラムのバージョンによる違いもあるようです。

2020年9月 2日 (水)

不法投棄監視パトロールで出会った植物(8月②)

再生畑で、ササやチャノキの枯れたものを片づけ、耕運機で耕しています。その間に、草取りや草刈りがあるので、なかなか進みません。素人農業は、野菜の世話より除草作業に明け暮れています。最近、地下足袋と脚絆、そして手甲をつけて作業しています。恰好だけは一人前っぽいかも?

林道を歩いていると、沢山の虫の羽音らしきものが聞こえて来ました。サンショウ(ホンザンショウ)は、果実が膨らんでいますので、この時期に訪花昆虫がやってくるのは、イヌザンショウのようです。

エゴノキに、沢山の果実が生っていました。次は、花期に訪れたいものです。

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林道脇に、ミヤマウズラの花が咲いていました。

豚の鼻や口を開けた野鳥のヒナを、連想させるような花です。ミヤマウズラがまとまって生えている場所を、継続して観察して来ましたが、年々個体数を減らしています。「普通に見られる」とありますが、その割にベニシュスランのように、気難しいところのある野生ランなのかもしれません。

【気になった事】

一見、鹿の角が落ちていると思いました。良く見ると、スルガテンナンショウの茎でした。イノシシに塊茎を食べられた痕のようです。今迄、テンナンショウ属塊茎の食害は、見た事がありませんでした。

実は、このエリアで、初夏にオス花とメス花を合わせて、150体ほど調査して歩きました。イノシシに狙われるようになったとしたら、来年は激減しているかもしれません。

彼方の山を見ると、所々紅葉したようになっています。これは、カシノナガキクイムシによる被害だと思われます。最近、各所で枯れた葉をつけたコナラなどを見かけます。「大量発生と衰退を繰り返す」とありますので、今が大量発生の時だと思います。国道脇でも、葉が枯れたコナラの大木を、所々で見かけます。道路に倒れたら非常に危険です。積極的な対処法はないものでしょうか?

2020年9月 1日 (火)

不法投棄監視パトロールで出会った植物(8月①)

午前中草刈りをして、午後から家族のノートパソコンでExcel入力を行いました。自作デスクトップとExcelのバージヨンが違うので、戸惑う事ばかり・・。予定の半分くらいまでで、続きは後日行う事にしました。そういえば、不法投棄監視パトロールの報告書も作成しなくてはなりません。歳を重ねると、段々パソコン操作が面倒になって来ます。

深山の林道でも、ススキの穂が姿を現していました。

ススキの生える林道沿いにタカサゴユリ(シンテッポウユリ?)が咲いていました。こんな山奥まで進出しているなんて驚きです。数か月前のパトロールで、ナンバンギセル属の蒴果を見付けました。それが、オオナンバンギセルかもしれないと、淡い期待を持っていましたが、残念ながらナンバンギセルでした。私はまだ富士市域で、オオナンバンギセルを見た事がありません。

林道脇には、ヤマホトトギスやツルリンドウの花が咲いていました。ツルリンドウの花にやって来た小さな虫は、アザミウマの仲間でしょうか?

この辺りでは、ベニバナゲンノショウコも、所々で見る事が出来ます。

林道に設置されたゲートの鍵を持って行きましたが、工事中だったので車両での侵入は控える事にしました。のんびり歩くのも良いものです。

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